逃げるが勝ちは本当にアリなのか？

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​​今回のテーマは「逃げるが勝ちは本当にアリなのか？」です。
​
​私はビジネス専門の霊能者「霊視経営コンサルタント」の友野高広です。
​
​起業家にこそ「スピリチュアル」な力が必要であると想い、６年前にビジネス専門の霊能者として起業しました。
​
​私たちのもとには様々な起業家が霊視の相談におみえになります。
​
​ここ最近、立て続けに相談された内容にあったのが「逃げるが勝ちってありなのでしょうか？」というものです。
​
​あなたは、この「逃げるが勝ち」はアリだと思われるでしょうか？
​
​個々人のシチュエーションによって答えは変わるのは確かです。
​
​しかしながら、その殆どの答えは、これになるはずです。
​
​それは
​
​「YES」
​
​アリです。
​
​実際に守護霊から出てくるメッセージの殆ども、そのような答えが多いです。
​
​では、なぜ、逃げるが勝ちはありなのでしょうか？
​
​そのヒントになるエピソードをお話します。
​
​私が起業をしたばかりの６年ほど前、友人に誘われて勉強会に参加してきたことがあるのですが、その中には所謂、成功者と呼ばれている方がおられました。
​
​その方をここではAさんと呼ぶことにします。
​
​その方のお話がとても面白かったのですが、そのお話はこんな感じのところからはじまります。
​
​「僕はダメな奴でね」
​「嫌なものから逃げ続けてきたんだよ（笑）」
​
​最初は、なんのことなのか分かりませんでした。
​
​なぜかというと、それまで私が知っている成功者の話というと
​
​「あきらめずに歯を食いしばり、続けていったら少しずつお客様が増えていって、そこからビジネスが軌道に乗ったんだよ」
​
​という内容ばかりでした。
​
​ところがAさんが力説するのは「嫌なものから逃げ続けてきたからいまの僕がある」と言われていたのです。
​
​つまり、それまでに私が聞いてきた成功者のお話とは真逆だったのです。
​
​そこで当時の私はAさんに、思いきって、こんな質問をしてみたのです。
​
​「私は成功された方のお話が好きで、そのような方々のお話をお聞きする機会が多いのですが、結構多い話として、ダメだと思っていたけど、あきらめずに歯をくいしばり、続けていったら成功したというものが多いように思います。しかしAさんのお話だと、嫌なものから逃げ続けてきたから成功されたと、そう言われているように感じたのですが、それはそのまま、そういう事なのでしょうか？」
​
​今でも、このような質問をした当時の私は大胆だったと思います。
​
​しかし、本当に疑問に感じ、知りたかったことだったのです。
​
​そして、Aさんからの回答はこんな感じでした。
​
​「その成功者さんのお話って、きっと、その方が心からやりたかったものではなかったと私は思います。だって本当にやりたいことだったら、もっと大成功しているはずだからです。僕は、自分が嫌なものや嫌な人からは逃げてきたけど、自分が大好きなもの、やりたいこと、興味があること、気が合う人や大好きな仲間とは、とことんやってきたんだよね。逃げるが勝ちっていうけど、僕がやってきたのは、まさにこれだね」
​
​Aさんが言われていた「逃げるが勝ち」という意味が理解でき、めちゃくちゃ腑に落ちた瞬間でした。
​
​そして、Aさんはこう話を続けました。
​
​「自分が嫌なものや嫌な人から逃げるということは、決して逃げている訳ではないのです。自分の気持ちを押し殺して、嫌なことや嫌な人と無理に付き合うことは、限りある人生という時間を無駄にしていることになります。それよりも、自分がやりたいこと、大好きなこと、お付き合いしたい人、大好きな人たち、を優先した方が、あなたの人生をより豊かにしてくれるのです」
​
​このように言われていたのが、とても印象的でした。
​
​人生とは、決して苦行ではありません。
​
​あなたを満たすこと、自己肯定感を上げることが大切です。
​
​それでは本日のお話は以上です。
​ありがとうございました。
​
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