1000日分の299稲垣吾郎。オペラとワインと吾郎に酔う。
2020年の外出自粛期間中に、さまざまな舞台などの配信が始まる中で、なかなか機会がないかも…と思って視聴したオペラの舞台。
これがまた、なかなか面白くて。
字幕があるのでストーリーもよく分かるし、何よりストーリーがドラマティック。
愛や恋や裏切りや殺人、悲劇に喜劇と、なかなか波乱万丈で面白い。
それに、自分が親しんできたクラシック音楽が実は「歌劇」で、オペラで聴くとまたさらに魅力増し増しだったりして、俄然興味が湧きまして。
今年はちょっと、オペラの舞台とか観に行っちゃう?なんて思ったりして、お正月のNHKのニューイヤーオペラを録画して繰り返し観たりしていたところ、なんと!
1月17日(月)の吾郎さんのラジオ番組、TOKYOFMの『THETRAD』にて、クラシックソムリエの田中泰さんをお迎えして、吾郎さんとタッグを組み、「ワインのお供にオペラを聴こう🍷」という超楽しみな企画が!
田中さんのお声も渋くて大好きなんですけれども、吾郎さんとの掛け合いも気が合う感じがすごく楽しいのですー。
今回は持込企画とのことで、田中さんが3曲ほどオペラを紹介してくださって、そのオペラを聴くならこんなワイン…と吾郎さんがセレクトしてくださいました。
1曲目はロシアのオペラ、ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』より「戴冠の場」。
吾郎さんが会わせるワインは、ロシアの近くということで、ジョージア(グルジア)ワイン、もしくはロシア皇帝がお気に召していたというフランスのエルミタージュワイン。
やっぱり赤で、こってりと濃厚なものがよいのでは、とのこと。
そして、田中さん曰くロシアの方は体も大きく低音が響くので重厚感があるのだそう。
なるほど…
2曲目はアメリカのテレンス・ブランチャードの新作オペラ『Fire Shut Up in My Bones』の中から「アリア」。
こちらはアメリカなのでカリフォルニアワインかな、とのこと。
ナパ・ヴァレーかな…とのことでしたが、吾郎さんから田中さんに、
「カルフォルニアならメルロー、カルベネ、ピノ・ノワール、どれがいいですか?」とご質問が。
田中さん曰く、昔は昔はこてこてっとしたのが好きだったけど、この歳になるとスッキリとしたピノ・ノワールが好み、とのことでした。
キャッキャと盛り上がるお二人、楽しそう(笑)
まんまだけど、マッケンジ・ミラーのナパ・ジャズ
チリワインなんかもいいかもね~とのことの
3曲目は有名なイタリアのオペラ、ヴェルディの『リゴレット』より「女心の歌」。
これは皆さん、一度は聴いたことあるんじゃないでしょうか。
女たらしに恋をした娘、その娘のことを思う父親…という内容。女たらしの歌なのですが、田中さんは娘さんを持つ”お父さん”の気持ちになってしまい、なんだかいたたまれないのだとか(笑)。
いい人…(*´艸`*)
ちなみに吾郎さんはプレイボーイの方の気持ち担当だそうです(笑)
世紀のテノール歌手、ルチアーノ・パバロッティの当たり役だそうなんですが、吾郎さんが合わせるのは彼が好きだったという、フランチャコルタ地方にある発泡性の白ワイン。
フランスで言うシャンパーニュ、だそうです。
さらに、スカラ座の公式ワインも担当しているベッラ・ヴィスタのものがよいのでは…と仰る吾郎さん。
いやはや、サラッとこんなお話出てくるところがまたすごくないですが…
『リゴレット』を観ながら飲んでいたら、プレイボーイになりきりそう!一人じゃ飲めない!と盛り上がっていらっしゃいました(笑)
お聴き逃しの方は、1週間radikoで聴けますのでぜひ。↓
そしてそして。
今回ご紹介した3曲のオペラ、実は、日本の映画館で観られるのです!!!
その名も「METライブビューイング」。
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(通称:MET)で上演される世界最高峰のオペラを、リーズナブルな価格で、日本全国の映画館で楽しむことができるんです。
字幕付きで、カメラワークも優れているので、臨場感もありながら普段のオペラ観劇では叶わない、歌手のアップなども観られます。
東京の劇場だけなのかな…?と思ったのですが、調べてみたら、我が街でも上映館、ありましたーーー!
やったー!
これはぜひ観てみたい…
上映は1月21日(木)から1週間ごとに作品が変わるそう。
ご興味のある方はこの機会にぜひぜひー。
いつかNYのメトロポリタン歌劇場(MET)にも、生きているうちに一度は行ってみたいなあ…
サポートありがとうございます。これからもコツコツがんばります。