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マスクはパンツと同じ

マスクの「顔パンツ化」という話題がとりあげられてからずいぶん経ちました。マスクを外すのは人前で下着を脱ぐのと同じで、恥ずかしいことであるという考えですね。

2019年12月から新型コロナウイルスが流行りはじめてから、わずか2.3年でこのような考えが一般的になりつつあるのは興味深いですね。

マスクを着けて外出するのが当たり前となっている子どもたちの考えがどのようになっていくのかも気になります。

今回、マスクはパンツと同じというテーマにした理由ですが、たまたまマスクをしたくない人とお話しする機会があり、その人を含めて数人で飲食店に入ったときに気がついたことがあったのでとりあげました。

その人はお店に入る時にマスクをしていないと入店できませんと店員に言われ、しぶしぶマスクをつけていらっしゃいました。

食事を終えて帰る際、その人はマスクを外していました。エレベーターに乗り合わせた人が気にしていましたが、当然その人は意に介さず、私達も乗り合わせた人も気まずい雰囲気のまま、エレベーターは動いていました。

ここで問題なのは、マスクをしたくない人(以後はAさんとします)が自分の意見を通していい場所なのかどうかの判断ができていないことですね。

マスクの感染予防効果については諸説ありますが、どちらかというと私は懐疑的な立場です。WHOは「市中におけるマスク着用の有効性に関するエビデンスは限られている」「マスク単体では感染防止に不十分」と公式発表しています。
かといって全く効果がないかといえば、飛沫の飛び散りや吸い込みにはある程度効果があると考えています。

ですので、マスクをしたくないAさんの気持ちはわかります。私もできれば着けたくないと思っています。

でもね、、それとこれとは別ですよ。ということに気がついてないし、まわりの人の意見も届いていないというところが問題なんですよ。

マスクという誰がみてもすぐにわかるものを、あえて公共の場で着けない。まわりの人の都合を考えない。社会性が欠如していると判断されてもおかしくないですよね。

マスクを着けないのは個人の自由ですし、自分の考えを持つのも良いことだと思います。Aさんの行動も、誰とも会わないような場所で自給自足の生活をするのであればまったく問題ありません。

海外ではマスクの着用率が低い国もありますので、そのような国での未着用も問題にはならないでしょう。

しかし、日本国内で社会と繋がって生活したいのであれば我を通す場面を選ばなければなりません

この問題が難しいのは、時代によって変わる価値観を理解できていないことです。Aさんも人前でパンツを履かないことはないと思います。それをマスクに置き換えることができていないんですね。

今は新しいものを受け入れない、理解しようとしないと生きにくい時代です。

このような話をすると、差別とか同調圧力だと言う人もでてきそうですが、それは今回の話の本質とはそれてしまっているんですね。

現在の日本社会において、マスクを着けて外出しないのはリスクがありますよ。それを考慮しないで行動するのは損ですよ。その上で何を選択しますか。新しい価値観について考えていますか。ということを言いたかったのです。

個人の自由と社会性を関連付けて考えるかがポイントですね。

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