肌のホームケアで一番大切なこと

美容外科や美容皮膚科では肌管理のメニューとして、ピーリング、レーザー、注射などを用意しています。

肌へ作用するメニューは他の施術に比べて安価で試しやすいです。その代わりに継続しないと効果がでないです。

私も思春期はニキビ、アラサーになってからはたるみが気になり、肌管理には長年取り組んできました。最近受けた施術の中で気に入っているのはコラーゲンピールです(こちらについては別の記事でご紹介します)。

医療の力を借りることはもちろん有効ですが、自分で毎日行うホームケアが5年後、10年後のケアを変えていきます。

ホームケアで大切なことは、ただ一つ、非常にシンプルなことです。

保湿!!!

美白、アンチエイジング、毛穴ケア等々の謳い文句は一切無視して下さい。どんな高価な化粧水や美容液にも肌を白くする成分やたるみを予防する成分は微々たるものしか配合されていません(化粧品に肌の状態が著しく改善するような成分を含むことはできません。違法です。)

様々な美容法がある中で、保湿だけはデメリットがありません。肌の乾燥は百害あって一利なしです。

私のおすすめは、ヘパリン類似物質を含んだローションです。

セラミド等の保湿剤は表皮の角質層(肌のほんの上澄み)までしか入り込むことができません。しかし、ヘパリン類似物質は基底細胞という部分までしっかり浸透し、内側から肌を潤します。健康的な肌へと導き、肌バリア機能を保ってくれます。

また、抗炎症作用があるため、既に肌トラブルが起きている場合はその沈静化が期待できます。

ヘパリン類似物質配合の商品はクリームタイプが多いですが、伸びが悪いので、ローションタイプがおすすめです。

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ロート製薬 ヘパソフト

こちらのロート製薬から出ているものは化粧水感覚で塗りやすいです。お風呂上がりの何もついていない肌に塗布してください。乳液と併用しなくても十分な効果があります。

※血行促進作用があるため、赤ら顔が気になる方には勧めません。


余談ですが、スクラブ入り洗顔やセルフピーリングの類は本当にやめてください。肌をこすること=肌に細かい傷を無数につけていることです。正常な肌バリア機能が失われるだけではなく、肝斑の原因にもなります。

鼻パックなんて論外です!(高校生の頃は私もバリバリやってましたが、とても後悔しています…)






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