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絵の具が教えてくれること。


こんにちは、れいなです。

今日めっちゃいい天気じゃないですか?
風が心地よくて程よい涼しさで、半袖でも散歩できるくらいの暖かさ。

春も終わり始めて日の光が強くなり
緑の色が濃くなってきて、
黄色い菜の花と合わさって絵に描いたような色彩の美しさが広がってました。


今日は朝から絵を描いたり、ピアノ弾いたり、
本を読んだりしていました。

昼間には散歩がてらに地元の友達と近くのうどん屋さんでご飯食べました。同世代の人はみんな新卒の年で、リモートワークで研修を受けてるんですが、なんか昼間だけでもふらっと会える人が地元にいるっていいなぁって思いました。


予定表には今日は『アイデアの日』と書いてます。

私は2週間に一回くらいのペースで、『図書館day』『アイデアの日』『人生戦略の日』を予定として入れてます。


余白を予定として確保するようになってから、仕事の予定に追われることなく自由に思考を巡らせる事が出来るようになってきました。


余白が悪い事だ、サボっている事だと感じてしまいがちな私たちは、ついつい空いてる日にどんどん予定を入れてしまいがちですが、

『何もしないをする日』も立派な予定なんじゃないか?って最近は思います。


んー今日は、長い時間絵を描いていたんで
私が絵を描くときにやっていることとか書こうかなと思います。


私はよく抽象画を描きます。
写実的なものではなくイメージや概念を色や形で示したものを描くことが多いです。

言葉から連想して描く絵を考える時もあるし、
描きたい絵が浮かんで、これはどういう感情や思考から生まれたのかを後から考える時もあります。


言葉から連想をする時、まずは言葉から色を抽出します。赤とか青とか単色ではなく、その言葉とその言葉に対して私が持つイメージの色をぼや〜っと導き出します。

思い描く色は基本的に単色の絵の具を沢山重ね合わせないと出ない色です。
なんでって言われてもわからないけどなんか複雑な色の時が多いです。


そしたら次にその言葉を自分の過去に結びつけて、どんな場面の時にその言葉に出会い、使ったりしたか思い出したり考えたりします。

その時の音や匂いや感情まで鮮明に想像して、機械的で無機質だった言葉に色とイメージを与えていきます。

で、大体の色とイメージが浮かんだら、ピンタレストとかで似たようなイメージの写真とか画像とか探して好きな部分とかをインプットして、色々掛け合わせて鮮明に描きたい絵が浮かんだら下書きなしでキャンパスにバシャーって描き始めます。


描く前に基本的にある程度のイメージは持っているんですが、大切にしているのは『変化を許容すること』です。


描く前の頭の中のイメージを100%キャンパスの上に表せたことは一度もありません。
もはや5%くらいしか反映してない時もある。

思ってもみなかったところに絵の具が溢れたり、思い通りの色にならなかったり、変な形になったり、

全然思い通りに動かない色たちに対して怒りを覚えるのではなく、むしろ大いに歓迎して絵の具と一緒に楽しむ。

偶然の出会いやハプニングを、「お!いいじゃんこれ」っていってそれを生かす絵に変化させていく。

そうやって出来上がった絵は、自分の想像を遥かに超えた、面白くて美しい作品になる。


描く前に全てを予測することは不可能。
どんなに努力しても、思い通りにいかない事だってある。

変化を嫌い、恨み、怒るか
変化を歓迎し、対話し、楽しむか。

予想を遥かに超えた美しさに出逢うには後者しかない。

この具体的な出来事を少し抽象化して考えてみた時に、人生もまったく同じだと思ったから、絵を描く時のやり方を、人生戦略の時もやっています。


大まかなイメージは頭の中で思い描く。

けど変化を許容して、ぐにゃぐにゃと変化するアメーバのように、柔軟に目の前に起こる出来事を楽しんで生かしていく生き方をしていく。


絵も人生も、ゆる〜く柔軟に偶然や出逢いを楽しんで、予想を超えた作品にしていきたいよな。

って思った1日でした。

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