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オンラインれいたくキャリアトークとは?

コロナ禍で分断された学校と社会の繋がりを

2020年は新型コロナウィルス感染症によって様々なことが起きています。その1つが学校現場における変化です。4月から2ヶ月以上学校は緊急事態宣言による休校措置となりました。休校が解除されても、様々な課題が現在も議論されています。

卒業生の組織である私たちにできることは何かを考えた時、それは「分断された学校と社会のつながりを作る」ことだと思いました。

以前なら学校にきて先輩から話を聞くことも以前なら大学や企業を訪問し、雰囲気をみたり聞いたりすることもできました。でも今はそれが難しくなっています。そのような機会が減っているというだけでなく、子どもたちも色々なことが「出来ない」と思ってしまっています。たくさんの不安の中で将来への光を失ってきているのです。

でも、この新しい世界に対応していく中で、私たちはオンラインの本当に力に気付きました。これまでとても遠かった世界がとても近くなりました。よくわからなかったことや見えなかったことがクリアになりました。一部の人しか使っていなかったテレビ会議(呼び方が古いでしょうか)が今では日本だけでなく世界中で使われるようになりました。

この機会に、麗澤の卒業生を中心とした大学生や社会人とオンラインで「つながり」を作り、学びや働き方について考える機会を作ることで、これまで以上に自分自身の振り返りや、これからの生き方を考えるチャンスになると考えました。まさに「キャリア教育」です。

本当に必要とされているものを提供したい

在校生や卒業生たちがどんな人の話を聞きたいと思っているか、そこに寄り添っていけなければただの押しつけになってしまいます。以前、学校で講演会をしている時には、どうしても場所・時間・人数の制約があり、お呼びできる講師の方にも制約がありました。ある時在校生から、「僕がなりたいと思っている職業は、たくさんの人がなりたい職業ではないので、講師として先生がきてくれることはありません。分かってはいるのですが、なんだか自分のやりたいことを少し否定されているような気分になります。」と言われました。オンラインでのイベントは、多くの人が集まる会はもちろんですが、少ない人数でも開催しやすくなりました。ですので、今まで以上に生徒1人1人の思いに寄り添った活動を展開していきたいと思っています。

みんなにとってハッピーな活動に

学校現場は、生徒たちの授業や心のケアに本当に頑張ってくれています。ですから少しでも負担を減らしてあげたい。在校生は、学ぶことや働くことについて、机の上では学べないことを知りたい。卒業生は母校のために何かしたいと思ってくれていたり、自分たちも社会について学ぶ機会が欲しい。私たち卒業生の組織は在校生と卒業生とのつながりを作りたい。そして麗澤関係者でない皆さんにもオープンなイベントにすることで、麗澤という学び舎のことを知ってほしい。

このオンラインキャリアトークの活動が、こんな風にみんなにとって良い活動になることを目指して企画・運営していきたいと思います。





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