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行ってきました、国会!会ってきました、推し議員!

行ってきました、国会。
そして、なんとなんと!

推し議員、伊藤たかえさんにお会いしてきましたーー!!!

キャーーー!!!

4月に国の補償についての記事がバズり、そこから国会に興味を持ち、国会沼にはまったところで、質疑を見て惚れ込んだ伊藤たかえさん
そこから推しだと言っていたら、首班指名で一躍時の人となった伊藤たかえさん
なんと、その伊藤たかえさんのご紹介枠で、国会の傍聴に行ってきました!

やばくない?やばいよね?やばすぎるーーー!!!!
あぁ、もう日本語が追い付きません。。

今回は、そんな大大大興奮の国会堪能ツアーの1日を、お届けします。
ところどころ感情があふれ出して止まらない可能性がありますが、お許しください!

推しだ推しだと言い続けてたら、会えた!

そもそも、なぜこんな大興奮の出来事に至ったのかというと、、、
今年の6月から、「投票率80%のまちをつくる」をテーマにした学びの場に参加しているのですが、そこの仲間を通じて知り合った方が、偶然たかえさんの中高時代の同級生だったのです。
そして、私が推しだ推しだ♡と言ってるのを知り、国会に会いに行くツアーを企画してくれたのです。

これは、私のたかえさんへの愛が引き寄せたに違いない。我ながらおそるべし。
国会議員は会いに行けるアイドルだ!と言ってたけど、本当に会いに行けるなんて…!!

参議院本会議代表質問初日を傍聴

傍聴に行ったのは、第203回国会の代表質問初日。立憲民主党の福山さんの質疑と自民党の世耕さんの質疑が行われた回でした。

一応事前に予習。。

まず、議場に入る前に、空港でやるような、ゲート式の金属探知機やX線の手荷物検査。そして、議場の中は、スマホ・カメラ・飲み物・印刷物・上着・バッグの持ち込みは禁止。財布とメモ帳と筆記用具はOKだけど、それ以外はロッカーに預けなくてはいけません。
そして、仲間5人に守衛さんが1人しっかりつく。しかも時間で交代して、しっかりと見張られている。威圧感すごかったです。

ちょっとした階段や扉を抜け、時には赤いカーペットの上を歩き、ダンジョン攻略しているような道のりを進んでたどり着いたのは、本会議場の2階部分にあたる傍聴席。

バリアフリーとは無縁の世界だな…と思ったものの、後で調べてみたら、ちゃんと対応されていました。車いす用の動線も場所もちゃんと確保されています。さらには、事務局負担で、手話通訳者又は要約筆記者の派遣まで!
これだけでも、れいわのお二人が当選した意味って大きいよなぁ。(お二人の当選で、参議院がバリアフリー対応になり、そこから衆議院にも拡がったみたいです)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/taiouyouryou/index.html

私が座った傍聴席からは、覗き込むようにすれば、全体の2/3の議員さんが見えるという感じでした。
推し議員のたかえさんはもちろん、これまでお会いしたことがある議員さん、有名な議員さん、総理、大臣、元芸能人の議員さん、ネットで傍聴した委員会でお見かけした議員さん。一人一人を探して、見つけてはテンションが上がる私(笑)
「いた!!本当にいたーー!!!」って当たり前なんですけどね。

そして、2階から見える後ろ姿でも、結構いろいろとわかるんだなぁとも思いました。どんな資料の準備をして臨んでいるのか。他の人の質問の時にどういう態度をとっているのか。
寝ている(目をつぶっているだけ?)議員さんもいたし、所在ないようにキョロキョロして落ち着かない議員さんもいましたが、多くの議員さんは資料を広げて、自分なりのメモなどを持ちながら、まっすぐと質問者の方を見て聞いていました。

その上で。

一番の感想は、「ヤジがすごい」
ただただ、それに尽きます。

「全然わからん!」
「中身がない!」
「それ、質問ですか?」
「まったくも~~~~~」
「もうちょっと格調高く!」

この日は、参議院での菅総理の初答弁ということで、なかなかに荒れていたというのもあると思いますが、本当にすごかった。
特に、学術会議のところとか、CO2排出量削減の話の原発のところとか、諸外国との関わりとかは、ヤジがすごくて、総理の答弁が聞き取れないくらい。

ちなみに、このヤジ、誰が言ってるのか意外と聞き分けられます。声が特徴的というのが政治家の1つの武器になるのかもしれないけど、思った以上に聞き分けられることに驚きでした。

そして、だんだんこのヤジが合いの手みたいで、ボケとツッコミみたいに思えてきて、途中から笑いが止まらなくなっちゃって。
だって、「ゴニョゴニョ~」と話したの対して、「何言ってるかわかんない」って、完全にサンドイッチマンのコントじゃん!

質疑の内容は、もちろん興味深いものもあったけれど、それ以上に、この「ヤジ文化」と呼ばれるようなものに衝撃を受けました。

これ、もしヤジがなかったらどうなんだろう?

事前に提出してある質問内容と、事前に用意してある答弁内容。
PTAの会議とかなら、お互いに「書面のとおりです」とかで終わるやつじゃん。とも思ったり。
でもそうなると、この場に議員全員が集っている意味は?
アドリブ待ち?あ、もしかして、アドリブを引き出すのためのヤジ?

議事録主義というのはわかるけど、この場で言葉という音にして発信することの価値はなんなんだろう。中継で国民に見せるためとかもあるのかなー。
でもまぁ、そもそも委員会中心主義の中での本会議の意味は?とかもあるしなーー。。。
パフォーマンスとしての本会議と言われるけど、本会議の発言の矛盾が委員会でツッコまれるから、そのための布石ってのもあるのかなー。
うーん、やっぱり、そもそものこの国会審議の仕組みにモヤモヤ…

そして、このヤジ、傍聴席でやったらダメなんだよね。(まぁ、本来は議席でもダメらしいけど)
傍聴席では、発声や拍手はもちろん、大きな頷きとかの意思表示も禁止されています。
あと、椅子が直角なのでちょっと疲れて、前の椅子の背部分に手を乗せて見てたんだけど、そこからつい頬杖ついたら、その瞬間に守衛さんに「頬杖やめてください」って言われた!

頬杖がダメなのは、なんでだろう??
終わったあとに守衛さんに理由を聞いてみたら、「議長から見てフテイサイですので」と言われ、キョトン。
「あの…すみません…フテイサイってなんですか??」
「テイサイって言いますよね?」
「あぁ!体裁が悪いってやつですか?」
「それです」

フテイサイ。不体裁。
初めて知ったその言葉に、仲間一同しばらくツボにハマり、その日の流行語になりました。

「ヤジは不体裁じゃないのかね?」

議員食堂でたかえさんに会う!

代表質問が終わり、次の審議まで少し時間がかかるので、議会は一旦中断。お昼休憩後に再開することになります。
私たちもお目当ての部分は終わったので、傍聴は終わりにして、たかえさん秘書の方のご案内のもと、議員食堂でお昼ご飯をいただくことに。

こんなとっても素敵な食堂で、さっきまで2階から拝見していた議員さんたちが、いつも画面の向こう側に見ていた議員さんたちが、普通に楽しそうに雑談しながらご飯を食べている。

そして、たかえさんがいるーーー!!!!

ドキドキしながらの対面でしたが、同級生の仲間ということもあってか、とっても気楽にお話しさせていただきました。
このnoteの存在も、同級生の方を通じて知っていただいていたようで、「国会議員はアイドル」論にも大ウケされていました。

そして、初めてご対面させていただいた印象。

まんまやーーーん!!!!

もう、テレビで、ネットで、YouTube(たまきちゃんねる)で、見たまんま!
本当にそのまんま、とても素敵なパワフルな、そして普通のママさんでした。

子どもの健診にどちらがいくかで、夫との交渉に負けて行くことになったという話。
子育てしながら感じたとても辛い気持ちの話。
自分の子ども時代の辛かった話。
そして、一人ひとりが声を上げて、一緒に国をつくっていくことの大切さの話。

どれも、自分の事を言われているかのような話で、私もついついたくさんのことを話してしまいました。

次男の病気の診断がつかない中、わかってはいても自分を責め続けた話。
仕事と子育ての両立が、環境が整っていないと難しく、その環境を自分たちで整えていかないといけないのが辛いという話。
大人が学ぶ場を作っていく大切さのお話。
そして、いつも子どもたちから学ばせてもらっているばかりだという話。
あ、あと、たかえさんを文科委員会で発見して、そこから推し活してきたという話も!(たかえさん爆笑でした😄)

どこか「作られた」印象があるように見える国会議員さんの顔が、やっぱりたかえさんは本当に普通の一人の人の顔に見える。

「推しだと思ってたのに、普通の人だったって言われたらどうしよう?」ってたかえさんは言ってたけど、これだけは言いたい。

この政界の中で貴重な、"普通の方"だから推してるんです!
普通のパワフルで前向きな働く女性だから。

あーーー、やっぱり素敵な方でした!
推しは推しでした💕

そして、たかえさんのお仲間の国民民主党の方々ともお話させていただきました。
今回の国会傍聴、議員さん紹介枠は一人につき一枠なので、国民民主党の議員さんのご協力もいただいての傍聴でした。
本当にありがとうございました✨

お礼に設立大会の動画を貼っておきます!
第二部のたかえさんの場のまわしっぷりが素敵なのです♪

議員会館で国会グッズを買い漁る😄

その後、たかえさんの秘書の方に、議員会館の中を案内していただき、たかえさんの事務所の見学もさせていただきました。

ちょうど議員会館の会議室では、出産費用の補助を増やすための議員連合の会議が行われてて、取材の方が廊下にまで溢れていました。
なるほど。ここでこういう話し合いが、日々行われているんですね。。

そして、議員会館の中にあるコンビニでは国会グッズがたくさん売っていて、メンバーみんなで嬉しくなって買い漁りました。
菅さんのイラストが入ったハンカチとかボールペンとか、歴代の総理大臣のイラストが入ったノートとかクリアファイルとか。ついつい欲しくなっちゃう危険なグッズたちです。
(後日、この時買ったグッズを嬉々としてまわりに見せ、ドン引かれるメンバー続出…)

その後、たかえさんの事務所も見学させていただき、パネルとツーショットも撮らせていただきました。(うっかりツーショットを撮ってもらうのを忘れてしまったので💦)
事務所には、子どもたちの居心地がよくなるようなものがたくさんあり、ここはたかえさんの仕事の場でもあり、子育ての場でもあるんだなとも思わせてもらいました。

仕事の場と子育ての場が切り離されてしまうのではなく、両方が同時に存在するからこその価値が生み出されていく。これからの社会のあり方は、こういうことなんだろうなとも改めて思わせていただいたと共に、まだそれを社会全体でやれるわけではなく、個人としてやっていかないといけない段階でしかないんだなとも思わせていただきました。
もっと、子育ても仕事も政治も、すべてが当たり前につながった社会の中で、生きていけたらいいなと思うばかりです。

大人になってからの国会見学はおもしろい

その後は、予約していた国会見学ツアー。
誰もいない国会の中を、守衛さんが解説付きで案内してくださるというツアーです。

ちょうど私たちの前に小学生の団体さんが来てました。
私も6年生の時に遠足で来た記憶があります。でも、正直内容はまったく覚えてない。赤いカーペットがあったとかそれくらいしか覚えてない。

でも、大人になってからのこういうツアーは、本当におもしろい。
自分たちが知りたくて来てるのもあるし、聞きたいことがたくさんある。
そして、守衛さんが何でも教えてくれるので、本当に勉強になりました。

例えば、議長席の後ろになぜか階段がある。
この階段の後ろには何があるの?と傍聴の時から気になっていたのだけど、ここには天皇がお座りになる椅子があるとのこと。
しかも、それは参議院にしかなくて、毎回国会が開会される時は、衆議院参議院の両方の議員が参議院の本会議場に集まって、天皇のお言葉を聞くのだそう。

なぜ参議院かというと、もともと参議院は貴族院で、天皇は貴族院にしか行かないということになっていた。
だから、基本的に国会議事堂って、正面から見て右側半分が参議院、左側半分が衆議院なんだけど、ちょうど半分に分かれているわけではなくて、天皇が通られる真ん中部分は参議院管轄なんだそうです。

あと、その中央の階段は天皇が通るときにしか使われないとかね。その時には、特別な赤いカーペットを敷くけれど、実はもう何十年もエレベーターが使われてて階段は使われていない。
それでも、毎回カーペットは敷かれるし、カーペットの上は天皇しか歩けないことになっている。

さらに、天皇が議場にいらっしゃってから最初に入られる部屋があるのだけど、この部屋だけで議事堂の10分の1の予算が使われているということ。
そんな、天皇と国会の関係について聞き、天皇という存在について改めて考えさせられる時間となりました。

あとは、国会を警備してる守衛さんは、警視庁とかとは全然別の国家公務員で、衛視さんと呼ばれるようです。
しかも、衆議院と参議院は全然別の組織で、参議院の衛視さんも、衆議院に一歩足を踏み入れれば、ただの人になるとのこと。

さらには、この美しい本会議場の天井とかの掃除も、建物管理専門の国家公務員の方がいて、その方がお掃除されているとのこと。
宮内庁とかもそうだけど、本当にそこの職員だけで成り立つような仕組みができているんですね。
私たちの税金で。

あとは、やっぱりただただ建物が美しい。
17年かけてつくられたとのことだけど、3つのもの(郵便ポストと鍵とステンドグラス)を除いて、すべてが日本国内の材料でつくられている。大理石とかの石も、海底から運んできたらしく、本当に美しい。

今の時代に、こうやって時間とお金に制限をかけずに、日本中から材料を集めて建物をつくるってできるのかなぁ。。効率ばかりが重視される今の社会では、こういう建物はなかなかつくれないだろうなぁとしみじみと思わされました。
建物にお金をかけることがいいことだというわけではないけど、豊かさってなんだろうなぁと、また考えさせられました。

社会を成り立たせるのは私たち一人ひとり

とても長い長い充実した1日でした。

そして、こういった機会が開かれているということ。
(議員さんの紹介がなくても、傍聴に行くことはできます!)
誰でも参加できるように整えられていること。
この開いている機会を、当たり前に市民が味わっていく。
それこそが民主主義の一番大事なことなんだろうなぁとも思いました。

上西充子さんが国会パブリックビューイングをやっているけど、本来国会って、そうやってみんなでやいのやいのしながら見ていくものなんだろうと思います。
そういえば、国会クラスタの方々も、推し質疑を紹介し合うなんてのをやってた気がする。さすが師匠たち…

そうやって、市民一人ひとりが政治と自分の関わりを見つけて、楽しんで関わっていくこと。それこそがこの社会をつくっていくことであり、私たち一人ひとりにできる最大のことなんじゃないかと思います。

なので、見に行ってみた感想としては、やっぱり…

国会はエンタメ!!国会議員はアイドル!!

そんなわけで、これからも全力で楽しみながら推し活していきたいと思います!!

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