♯猫の詩 がむしゃら
暗闇の中を駆けてきた
どこまで続くか分からない
終わりなんてないかもしれない
誰に期待されているわけでもなく
自分にすら見放されて
いつの間にか
私は影になっていた
それでもいいなんて強さ
これっぽっちもなくて
気づいたら
ただそこにいたわけで
もうどうにもこうにもならなくて
がむしゃらに走り続けるしかなくなった
疲れたって休めない
弱音は贅沢
優しさは幻
なんだかんだで
どうにか今日まで生きてきた
そして今日も生きる
今だって
走り続けているのだから
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