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甥育ては、親育て???

とうとう九州北部も梅雨入り。一気に蒸し暑くなりましたね。

学生の頃、家で使わない資料集などは学校に置いて帰る”置き勉”していましたよね?甥っ子は通常登校が始まったばかりなので、置き勉なんてまだやっているわけもなく、登校用のリュックはめちゃくちゃ重たい。加えて、弁当、水筒、体操着なども持っていくわけだから、なんだか可哀そうになってしまいます。

しかも、昨日は朝から生憎の本降り大雨。甥っ子も家を出るのが億劫そう。バス停からの道のりは、結構歩かなくてはならないのです。車で送ってあげようかな?とも考えたのですが、私は学生時代、親が共働きだったこともあり、車で送り迎えなんてしてもらったことはない。雨の日は足元がぐっしょり濡れて学校に到着するのが当たり前でした。帰るころになってやっと、歩いても靴の中がグチョッとしなくなるんですよね。懐かしい。

甥っ子も最初が大事だよね、甘やかしたらダメだよね、と思いつつ・・・

叔母ママは、叔母バカ。ある方法に気が付いてしまったのです。

夫がいるじゃないか!この時間なら夫が車で往復して、その後、私が夫を職場まで車で送れば、みんな雨に打たれず、遅刻もせず出勤・登校が出来る!しかも夫が甥っ子を送っている間に、私は掃除・洗濯・朝食の片づけが出来てしまうではないか!!なんと効率の良い作戦なんだ!

「(甥っ子に向かって)叔父ちゃんに、送って~♪ってお願いしてみたら、もしかしたら?時間があれば?送ってくれたりなんかしちゃうかもよぉ~??」

すると甥っ子の目がキラリ!口元はニヤリ!!実に、良い表情をするではありませんか!(笑)私の言葉に被せるように「送って~!!!」

夫も、なかなかの叔父バカです。ちょっと面倒だな、と思いつつも可愛い甥っ子に頼まれたら断れません。夫が送っていきました。

家に戻ってきた夫は、朝の渋滞を考えていなかったようで、自分が遅刻するのではないか?と、かなりヒヤヒヤしたそう。次からは私が送り迎えしてやって!と言い出すではないですか。

いやいや、渋滞の時間も計算に入れて、二人を送り出してるから、私からすれば予想通りの時間です。今から、私が夫を送れば時間的にも問題ないでしょ??

しかも、甥っ子を預かることが決まった時「バスに乗せて通学させるのも、まだまだコロナが心配だから、俺が毎日送り迎えしようかな~?」と言ってたのは、どこの誰だ?!!!!頭の中で、今では少し懐かしくなった女性議員さんの暴言ニュース「お・ま・え・だ・よぉ~!!!怒」というシーンがフラッシュバック。

暴言は吐いていませんが、私の眉間のシワに気が付いたのか?「次からは余裕をもって、あと10分早く家を出発しようかな~。また送ってやってもいいかな。」と夫。
さぁ、梅雨の間に夫は何回甥っ子を学校まで送り届けることになるのでしょうか?あるいは「自力で行け!」と言う勇気を出すのでしょうか?笑

”子育て”ならぬ”甥育て”に、初めて夫の協力を得られた出来事だったかもしれません。よく子供を育てながら親も親として育っていく、なんて聞きますが、私たち夫婦は途中経過をすっ飛ばして、いきなり中学生の保護者代理。もしかすると女性は本能的に誰かの世話をするとか、育てるという能力がある程度備わっているのかもしれません。ライフスタイルの変化や、家事労働が増えたことには慣れが必要だ…と思っていますが、精神的には楽しんで新生活を送っています。
ところが夫は何か変わっただろうか?食事の時の会話の内容くらいでしょうか?(R12的な会話はできませんからね!)あと、甥っ子の前で私とイチャイチャできないことくらいでしょうか?笑

とはいえ甥育てにおいて、夫に何かを望んでいるわけではありません。自分の事は自分でやってくれ!部屋を散らかすな!というくらい(笑)あ、食器洗いをしてくれる頻度はあがりました!!(とても助かってます!これについてはまたの機会に。)
お互い初めての事だらけで、戸惑うことも多いですが、折角の甥っ子との日々。学びも多いです。親代理としての責任はありますが、逆に親ではないということをプラスに捉えて、上手く責任逃れしつつ、無理せず、気負わず、私たちも成長出来るようにやっていけたらいいのかな。


※先日の靴下真っ黒問題について
たくさんの親御さんからアドバイスいただきました。ありがとうございます!どうやら靴下真っ黒問題は青少年共通の謎の悩みだったようですね。やはりウタマロ率が高かった。あと、制服ズボンは毎日洗濯派も、週末に洗濯派もいらっしゃるようですね。洗濯しない平日は毎日コレを使うことをオススメしてもらいました

「男のニオイ撃破」ってキャッチコピーが私のハートを鷲掴み!!即買います!

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