回らない寿司屋に行った事あるか?ないか?問題。
コロナ禍で飲食店も大変な中、お付き合いのある業者さんの為にも流通を止めない事が大切だと利益度外視で、私の先輩の営む太兵衛鮨が期間限定、予約限定でテイクアウトの握り寿司を半額で提供されています。
上にぎりが1500円!!
ユーザーとしては嬉しい限りだし、応援もしたいし、甥っ子にも贅沢なお寿司を食べさせてあげよう!とテイクアウトしました。
言うまでもなく絶品ですっ!!
「どう?美味しいやろ??」
「うん、めちゃくちゃ美味い!」
「今までこんなお寿司食べたことないやろ?」
「うん!」
「これが回らないお寿司よ!」
「回らない寿司屋なら行ったことあるやん?」
「え!?いつ?」
「別府温泉に行ったとき。」
そう、数年前、家族旅行で大分県別府温泉に行ったことがあるのですが、別府では回転寿司のクオリティが高くて美味しいと有名なため、家族で回転寿司店に行ったのです。ところが、人気店の為か、回転寿司店なのですが、ほとんど皿が回っておらず、紙にオーダーしたいネタをチェックして席まで運ばれてくるスタイルでした。
当時、小学生だった甥っ子は皿が回っていないから、回転寿司ではない、いわゆる「回らない寿司屋=高級寿司屋」だと思い込んでいたようです。
「あ~、確かに、あのお店はお皿回ってなかったかもね。めちゃくちゃ美味しかったしね。でも一応あのお店は回転寿司屋さんなんだよ。大人が行く高級なお寿司屋さんはカウンターの奥で大将がお寿司を握って、ポンッ!と目の前に出してくれるんよ!」
「へぇ~」
と感心と驚きが混在した様子。”回転寿司店”と”回らない寿司店”の違いもまだはっきりわかっていない甥っ子。果たして、本当にこの寿司の美味しさはわかってくれたのでしょうか!?
いつの日か甥っ子が初給料で寿司でもご馳走してくれる日がくるといいな~!?もちろん、回らない寿司店で、ね。
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