子ども達の頭の中
先日からみんなのギャラリーというところから画像をお借りしてます。素敵な画像がたくさんあって、楽しいです。
私は子供が二人います。今月で12歳息子と8歳娘。小学校6年生と2年生です。二人とも人の顔色や場の空気に敏感な方だと思ってます。そんな二人が現代の小学校に適応できないのは何故か?ということを昨年すごく考えました。
上の息子は2年前引っ越しとともに転校、転校とともにいじめにあい不登校気味に、そこから校長、教育委員会と話し合いに発展、そこでいよいよ不登校に、というか完全自宅学習にしますと宣言しました。学校は公立です。
決定打は教育委員会の担当者や校長、先生の言葉を信じられないという息子の心からの言葉。家に遊びに来る子供たちの話から加害者生徒は未だいじめをしているそうです。
転校を勧められたと思ったら、「新しい学校でもいじめは必ずあります、それでも行けますか?」という教育委員会担当者の言葉。「それっていじめに対処する気がないということですか?」と語調強めに切り返したけど無視されました。話し合いと言いながら説得の場だったようです。
そんなことがあって上の息子は自宅学習スタイルです。
いじめ〜不登校の流れの間、下の娘は保育園へ通園していました。そして昨年小学校へ入学。娘も徐々に不登校になっていきました。
流石に基礎的な学習は身につけて欲しいという思いから無理に学校へ連れて行こうともしましたが、娘の話でちょっと無理かもなぁと考えるようになりました。
娘の気持ちは「決められた時間に決められた場所に座って同じことをするのが辛い。進むのが早くて同じ速度で勉強できない。教室の感じが嫌。楽しくない。やりたいと思うことをさせてもらえない。」
上の息子は生真面目な性格で世の中の決まりは守らなきゃ悪者、くらいの考えを持っているので環境や人に無理に我慢してでも合わせます。そんな性格でも階段から突き落とされそうになるなど身の危険を感じて耐えられなかった。当たり前ですけどね、ギリギリになるまで親にいじめにあってることを告白しませんでした。
娘は全く真逆です。やりたいことはやりたい、やりたくないことは絶対やりたくない。食事も気に入らなかったら食べません。
しかし感じたことを言わないことも多いことに昨年気づきました。最近そうなったのかもしれません。
そんな子ども達の気持ちをどこまで尊重できるか、まるで親の試験ですね。
なぜ学校に行かなければいけないのか?
そう考える子どもも大人も多いと思います。
私が義務教育やそれ以上の教育で役に立ったと思う勉強は計算、割合%の計算、ある程度の漢字、マーケティング論、意外と理科を料理の時に思い出したりというくらいです。
他は結局使うことなく忘れました。高校の数学などは特別な技術を活かした道へ進みたい人のためのものだと思っています。
今は子どもたちの興味関心を伸ばすための自宅学習を試行錯誤しています。
こちらのページに義務教育の歴史や引きこもり、いじめのことが書いてあります。息子がいじめを受けた時大変参考になりました。
いじめの解決に学校も教育委員会も頼りになりません。家庭に問題がある子も昭和に生まれた私たちの頃より多く、相手を変えようとするのも無理でした。先生たちは解決したと思っていても裏でいじめられている子がいることも子どもたちは黙っています。
そんな環境に無理に閉じ込めるよりも自宅で学習することを選んだことに子どもたちは安らぎを感じていて、私も安心しました。
占い師である私からみて、子どもたちはやはり集団生活に適応しづらいところもあるので、良い決断だったと思います。
子どもの心が死んでしまう前に、大人が決断する勇気を持つことは大切だと思いますがいかがでしょうか?
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