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単語帳じゃなくて「読むこと」で単語を覚えたい

こんにちは。
英語コーチの 永木れいか です。

今日は語彙を増やす方法について
ご紹介します。

英語学習者さんAさんからの相談
「本を読むのが好きだから、多読とか精読とかのリーディングで単語を覚えたいんですが、無理ですか?」

自分に合った方法を探す姿勢が
頼もしいです。

「何をやったらいいですか?」
そう聞かれるよりワクワクします。
では、Aさんとやってみることを
ご紹介します。


1)使用教材


読売新聞の朝刊に掲載されている
「人生案内」の英語版。

ニュースには、あまり関心がない。それより、ストーリーとか人間ドラマに興味がある。

誰かの悩みと、それに対するアドバイスが
読める「人生案内」がピッタリ。

わたしも昔から、このコーナーのファン。
専門家からのアドバイスを読む前に
「自分だったらなんて言うかな」って
考えてみる(ここは英語とは関係なし)

2) 辞書を引かずに通読

まずは辞書なしで、
最後まで読んでみましょう。

その時、いきなり読み始めずに
タイトルを見て内容を予想してみる。
関連する語彙や背景知識が活性化すると
読み始めたときに内容の理解を助ける。

3) 分からない語彙について

知らない単語については
調べる前に、前後の文脈から
「こんな意味かな…」と予想する。

新しい情報に対して、既にもっている知識を用いて仮説をたてて予測するとき、人は深く理解したり、学んだできる。さらに、予想が外れていたときこそ1番の学びのチャンス。

単語をすぐに簡単に調べる術はある。
でも、調べた意味を読んで理解しても
それが自分の知識になるわけじゃない。

少しの手間、「予想してみる」で
語彙を覚えやすくしましょう。

あまりにも知らない単語が多いと
読む気がなくなるので
「少し簡単かな」というレベルから
始めることがオススメ

4)単語を調べた後は…

予想した後は、合っていたかチェック。
合っていたら嬉しいし、
間違えていたら「学ぶチャンス」
正解でも不正解でもOK

辞書に書いてる意味と
自分が推測した単語の意味が
合っているかチェックするとき
トップに書いている意味だけしか
見ていない、なんてことありませんか!?

上から目を通して、すべての意味に
目を通してみましょう。
それから、どの意味がピッタリが
選びます。

5) 再読します

仕上げにもう一度読みます。
今度は、さっき選んだ意味が
文脈に本当に合っているかを
確認しながら味わう。


これは1つの方法であり
すべての人に合うとは限りません。
Aさんも、この方法をしばらく
試してみて「他の方法にしよう」と
なる可能性だってあります。

やってみたら足し算・引き算をして
自分にピッタリの方法に
アレンジしてみてください。

参考文献:「英語独習法」今井むつみ著

Webサイトですが未完です。鋭意作成中
「開かないページがある」と連絡をいただき
とても嬉しいです…


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