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覚えるのって大変。だから「覚えること」について考えてみたい
こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。
ゴールデンウィーク後半、我が家は
道東に遊びにきています。
2年前に北海道に越してきてから、
初めての北海道旅行です。
今日は、阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖を
車で周りました。
途中、キタキツネ(多分)に遭遇しました。
車窓から牛や馬を見たり、鹿に遭遇し
北海道の魅力を感じています。
![](https://assets.st-note.com/img/1714828002058-ndzHLEvZ65.jpg?width=800)
硫黄山というゴツゴツの岩山に寄りました。
山肌から火山ガスが噴き出ていて
近づくと硫黄の匂いがたち込めています。
![](https://assets.st-note.com/img/1714828073033-mz3qDMidKo.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1714828149485-zpxcHDlgXg.jpg?width=800)
麓にある観光施設に、こんな情報看板が。
![](https://assets.st-note.com/img/1714828209984-ftuQQls0C2.jpg?width=800)
日本一の透明度「摩周湖」
日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」
これを見た息子が、小学校の地理を
思い出したようで、
「教科書に書いてある時は『覚えられる気がしない』って思ったけど、こういうふうに景色を見てからだと『なるほど』って頭に入ってくるね」
言われて思い出したけど、彼が小4の頃、
日本の地域別に、山脈とか架線の名前を
覚える地獄の地理テストがあった。
毎週「来週は関東地方です」とか
先生に言われて、穴埋めプリントをもらう。
暗記が大大大の苦手な息子は
「なんで地図帳に書いてあることを覚えなくちゃいけないんだ」
と憤りながら、1週間みっちり準備してた。
でも結果、25点とか30点とか。
毎週めげずにテスト対策する彼を
「すごい根性だ!」と尊敬してた。
私だったら絶対にくさって諦めてた。
そんな暗記苦手な彼の言葉で
「覚えること」について考えた。
DUO 3.0という有名な単語帳がある。
それを10回以上やってるのに
ぜんぜん英語が話せるようにならない。
そう悩んでいたAさんに聞いてみました。
「DUOに書いてあって、『使ってみたい、使えそうな表現だ』と感じた英語を教えてもらえますか?」
Aさん、絶句。
「分かりません。思いつきません。DUOを開いて英文を見たら日本語は思い浮かぶと思うけど、そう言われてみると急に出せません」
少し考えた後に
「英語力チェックを受けて、『単語力がない』って言われたから単語帳をやっていたけど、ただのタスクみたいになってた。自分が話すとか、これから使うというイメージは全く持っていなかった」
彼の言葉に、「覚えること」について
大切なことが詰まっているような
気がする。
覚えましょう、と言われて「覚える」
嫌だけど必要だから「覚える」
自分ゴトとして「覚える」
心が動かされたから「覚える」
いろんな「覚える」がありますね。
英単語を覚えるときに
「単語だけじゃなくて英文の中で覚えましょう」
というアドバイスがある。
ひとつは、
英文の中でどう使われるか分からないと自分で使えるようにならないから
もっと大事なのは、
英文の中で覚えようと英作する過程で、
「こんな文を作ってみよう」
「私だったら、こう言ってみたい」
ソノ英単語を自分ゴトとして、
何か心が動かされる瞬間がある。
それは単語帳をドンドン進めるような
「勉強が進んでるぞーー」感は
ないかもしれないけど、
「教科書に書いてある時は『覚えられる気がしない』って思ったけど、こういうふうに景色を見てからだと『なるほど』って頭に入ってくるね」
暗記が大大大の苦手な息子が
情報案内と実際の景色を繋げて
じんわりと「なるほど」感をえたように
自然で現実的なプロセスのようです。
あなたにとっての「覚えること」は
どんな形がピッタリくるでしょう?
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