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「記憶力が悪過ぎて、聞いた英語を覚えておけない」問題について

・毎日英語リスニングに取り組んでいる
・音読とシャドーイング練習もしている
・なんとなく聞き取れる力がついてきた実感がある

日々の生活のなかに学習習慣が根づくと
上達にグーッと近づきます。

しかも、
「聞き取れるようになってきている」と
成果が感じられるのは
これからの継続にも期待がもてます。

実はこの状態になると、
新たな悩みを感じる学習者の方が多くいます。

英語を聞いている時は分かった気がするけど、
聞き終わって「さて、何を言っていたかな」と
考えると思い出せない。

学習者だけでなく、
仕事で英語を使われている方にも、

(英語での) 会議で、その場では納得するけど
デスクに戻ると「何が決まったんだけ?」
結局メールで確認することになる。

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忘れちゃう、覚えられない

  ↓

記憶力が悪いから、しょうがない

  ↓

英語の才能がない
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こんなふうに考えて
英語の習得を諦めては
もったいない、とお伝えしたい。

リスニングをしている時、
1)英語の音をキャッチする「”come up with”ね」
2)意味を想起する「たしか、”考え出す”だった」
3)内容を保持する
4)前の内容に関連づけて、1)2)3)をする

脳はフル稼働しています。

例えば、
英語の音を聞き取ることに
慣れていなくて1)40%、
意味を思い出すのに2) 40% の
パワーを使ったとします。

内容を理解して
覚えておくための3)と4)には
もう20%しか残っていません。

「覚えておけない」のは
当たり前だと思います。

英語の才能がないと、諦める前に
もう少しリスニング練習を続けてみませんか。
成果を感じているということは、
進む方向性は間違えていません。

1)と2)に必要な脳パワーを
減らすことができたら、
絶対に覚えておけるようになります。

ちなみに年齢のせいではないようです。

40、50代で「年のせい」にするほどの記銘力や保持力の低下はない

「40歳からの記憶術 想起力で差をつける」和田秀樹








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