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甘えがあるのは、話せる性格?話せない性格?

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

今日は打ち合わせで外出しました。
札幌の町でも桜が咲き始め、
とても気持ちのいい1日でした。

待ち時間の長い1日でもありました。
英語習得に関する興味深い本を
読んだのでご紹介します。

こちらの本です↓

2000年に出版された本ですが、
人の性格はそうそう変わるものじゃない
いま読んでも参考になることがありました。

まずはキャッチコピーから。

英語ができないのは、技術不足じゃない!
自分の中の性格を英語モードにするだけでトラウマから抜け出せるんだ!

確かに英語を話すときに
少し性格が変わるような感覚はあります。

サブタイトルも面白い

なぜ日本人ならではの長所がカベを大きくするのか

「日本人の性格は〇〇だからダメ」

そういう否定一辺倒の切り口は
残念な気持ちになりますが、
「日本人ならではの長所が」って
いうのは共感しやすいですね。

長所と短所は紙一重、そう思います。

第1章
英会話力を阻んでいたのはこの性格だった!

なんと57ものパターンが紹介されています

面白いものをいくつか...

21 相手を絶対にからかわない
30 控えめな行動をとることが多い
34 日本を愛しすぎている
43 常識をきちんと踏まえている
45 読書が好きすぎる

心当たりはありますか??
こんな特徴を持っていたら、ぜひ
友達になりたい人です。

中でも「なるほど」と思ったのが

4 人に甘えようとしない

…自己主張に自信がない時、話している相手とか周囲の人に一種の甘えがないとなかなか言葉が出てこないものです。…間違えた時なども甘えの気持ちがあれば無責任に笑い飛ばすことができるというものです。この甘えの気持ち、場合によっては他人への信頼感と呼んでもいいかもしれません。

荒木創造著「英語 話せる性格 話せない性格」p.17


何語かに関わらず、会話をする時
相手に分かるように話すよう努める、
これは大切ですが、相手の話すことを
理解するように努めることも大事。

ある程度、相手が理解するよう努力して
くれることを期待して、少々いい加減に
話すこともあります。
ある意味、甘えています。

コミュニケーションは双方の協力で
成り立っている。

英語で話すとなると、
「正しい英語で相手に伝わるように」
が全て自分の責任のように
感じることがあります。

「伝わらなかったらどうしよう」
過剰に心配になって、言葉が
口から出てこなくなる。

そんな気持ちになった時は、
相手に甘えてもいいことを思い出す。

「私のできることをやって、あとは相手が理解してくれると信じて話してみる」

信頼感を持って相手に接すると
英語を話すときに感じる
「相手に伝えなければ」と肩にかかる
責任が少し軽くなるかもしれません。

もともと、かなり内向的だった私が
いま色んな人と関わって暮らすことを
楽しめるようになったのも、
相手に甘えてオープンな気持ちで
会話をする愉しみを知ったから。

英語を話すときに相手に甘え、
間違いも笑い飛ばせるようになった。
それは性格の一部になって、
日本語で話すときも相手に甘えながら
心を解放できるようになったのかもしれない

英語でも日本語でも
時には「人に甘えてみる」ことで
話せない性格→話せる性格に変われるかも。



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