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discussの後ろにaboutはいらないけど、付けても大丈夫...

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。


今日、
久しぶりにDuolingoで英語学習中の
夫から質問をもらいました。

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前回は、theとa/anについて

その前は、リスニングの音声へのクレーム
「How」が「Hey」に聞こえる、と。
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そして今回は、discussについて

なぁなぁ、Duolingo の問題でdiscuss withって出てくるんやけど、「discussの後は前置詞いらない」って勉強した記憶があるんやけど、ちゃうかった?

今回の質問には、Duoに難癖つける感がない!
これまでは「この答え、間違っとるやろ?」
みたいなイチャモン系だったのに、
普通の人がする、普通の質問になってる…

75日Duolingo をコツコツ続けて
英語への前向きな姿勢が育っている。
これは英語から逃げまくってきた彼にとって
大きな変化。良々

さて、discussと前置詞について。


「〜について議論する」= discuss 〜

Let’s discuss the experimental data.
実験結果について議論しましょう。

I’d like to discuss our research.
研究について議論したいです。

例文は夫が仕事で使えそうなものを作ってみてました:D


「〜について議論」の「〜について」の日本語に
引っ張られて、discuss aboutとやってしまう

間違いをしやすい。

discussの後ろは、前置詞なしで目的語

こう習ったのが夫の記憶に残っていて
「discussの後は前置詞いらないハズ」と
引っかかったみたい。


同じ前置詞でもdiscuss withのwithは
「議論する」の目的語ではなくて、
「誰と議論する」を表す、いわゆる修飾語

だから、discuss aboutは文法的にバツで、discuss with は正しい。

さっきの例文に足すと…

Let’s discuss that with other students.
他の学生達と議論しましょう。

I’d like to discuss that with Dr. Sasaki.
佐々木博士と議論したいです。 

夫は記憶の整理整頓ができたようで
ご満悦の様子で↓

そうやった!受験英語で一生懸命覚えたのは、discuss aboutはダメよ、やったわ〜. discuss withはオッケーね。納得、納得

スッキリしたようで何よりです。


discuss about といいたくなる
もう一つの理由が talk aboutがあるから。
同じ文脈で使える。

Let’s talk about our research.
研究について話しましょう

discuss 〜 と talk about 〜

勢い余ってdiscuss about と言いたくなる
気持ちも分かりますね。

そして、ここは大切なポイントですが、、、
例え、discuss aboutと言っても問題ない。
私はそう思います。


discuss aboutは文法的にバツ

と説明しましたが、

伝わるか否かでいったらマル

相手が誤解しないような文法的な間違いは
気にしない過ぎないほうがいい、

私はそう考えています。

「文法的に正しい英語」より
正確な情報、スムーズなやり取りを
求められてることが圧倒的に多いから。

アレ?と気になる文法を確認して
スッキリするのは気持ちがいいので⚪︎

話している最中にaboutいるのか否かで
熟考して沈黙するのは△

間違えを恐れて貝になるのは、残念

文法について、こんなふうに軽やかに
考えてみてもいいんじゃないかな。

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