上村誠一ALL Joint 感想
オープニング
上村さんが話し始め、合唱団の皆さんが入場した時点で涙が止まらず、皆さんが楽しそうに歌っていらっしゃるのを見てさらに泣き、謎に号泣する人になっていました…。
合唱団 碧
指揮者の指示に直ぐに歌が呼応するという上村さんと碧の皆さんの信頼関係が分かる音楽でした。特に「花は咲く」はカウンターテナーとして上村さんも参加し、指揮者を送り出すだけではなく、「1人の団員である」上村さんを送り出すといった暖かい矢印が舞台上で感じられてオープニングの号泣に次いで2回目の涙でした。
アンサンブル 素
各パートふたりとは思えないサウンド。少しバーバーショップのエッセンスが入っているような...。wordsの言葉の揃い方何ですかあれ!?それぞれのやりたい音楽をお互いが把握しており、1人はみんなのためにみんなは1人のために音楽を作っているように感じました。
(そして、ここのソプラノで中学の頃同じ合唱部だった先輩の声で3回目の涙)
あの時のうたを
迫力は声量だけで決まるものでは無いことを実感し、自分の演奏を反省…。音の伸びはそのままの状態での細かい音符の軽さに衝撃。大人になった今だからこそ、児童合唱を歌うということの意味を考えさせられる演奏でした。
花凜歌
「かどで」の寂しさの中から溢れてくる愛と、「地球へのピクニック」の明るい愛が前面に出てくる演奏、全員がこの団体への愛を思うことで生まれた名演。何があってもあのメンバーの帰ってくる場所はここなんだろうなという絆を感じておりました。元々「花凜歌」に憧れ続け、YouTubeの「前へ」で泣いていた私にとって生の「前へ」は反則。この演奏を聴けて本当に良かったです。(ここで4回目の涙〈尚、ここでは大号泣〉)
いい曲を歌おう
選曲理由が良すぎて既にうるうる(マイ バラード)。COSMOSのサビ、上から降ってくるソプラノはさすが上村さんが指揮している団だ...という思い。(←何様だよって感じですすみません…。)「時の流れに〜」の部分のピアノアレンジがすごく素敵でした。音楽の力を信じる演奏家達による名演だったと勝手に思っています。
男声合同
リズムを刻むパートの揃い方は元からひとつの団体であったかのよう。←上村さんマジックですか...?テノールの音の伸びは一緒に飛んでいきたくなった。というより、飛んでいました。
女声合同
2曲目への入り方で鳥肌。1曲目のアルトはイケメンで、カッコよすぎです…。ソロの方、ソプラノの響きでアルトの太さ...何者!?素敵すぎてファンになりました…。
混声合同
おぼろ月夜のアルトの艶は若者じゃないですよね!?ゆりかごのうたのソプラノの暖かくて心地の良い音に愛を感じておりました。ただでさえ素敵な合唱に、それを裏付けるかのような果子さんのピアノ。フォルテがさらに雄大さを増し、ピアノがさらに繊細さを増しており、あまりの美しさにため息でした…。赤とんぼ辺りでそろそろ終わってしまう寂寥感にさいなまれていました。(終わることが寂しくて5回目の涙)
アンコール
曲のセレクトが神です。
(素のところで「1人はみんなのために みんなは1人のために」とメモしていた為、「友達はいいもんだ」が流れた瞬間6回目の涙)
全体
それぞの団体で色が全然違うにもかかわらず、合同合唱になると元々ひとつの団体であったかのような一体感でした。ここで休止に入るのが勿体なさすぎるような気がしつつ、ここまでの名演が揃ったのはここを区切りとしたからなのか...。とにもかくにも名演揃いの演奏会でした。私は最初から最後まで号泣案件が多すぎて大泣きしておりました…。(そしてアンケートが書き終わらず、こうして文字に起こして供養しております🙄)
最後に
私が目標にしており、こうなりたいと思っている姿が上村さんそのものなんだということに演奏会が始まってから気づき、終わらないで欲しい、休止しないで欲しいという思いがグルグルし続けた時間でした。(もし、5年後に復活するならば、私も上村さんと音楽がしたいです!)
そして、中学の先輩の歌っていらっしゃる姿を約8年振りに見ることが出来て、とてつもなく嬉しく、それだけで嬉しくて泣いていました。改めて、その先輩の偉大さ、そしてこの前久しぶりにお会いした時の暖かさを思い出して、また大学でお会いしたくなりました…。
この演奏会に来るきっかけをくれて、「来て下さるの嬉しいです!」と言いまくってくれた碧のとあるアルト団員さん。あなたが私の団である水月に来てくれたから今日があって、こうして最高すぎた演奏会を観客として見ることが出来ました。本当にありがとう😭
これからも水月のアルトをよろしく頼みます(՞. .՞)
以上、生意気なとある合唱オタク大学生の演奏会レポでした〜!
上村さん、こんなに素敵な演奏会を開催して下さり、𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬です❣️
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