なぜ自信を持ちたくないのか?
自分に自信が持てない。僕もそうだけどそういう人って多いと思います。今回は、じゃあどうやって自信をつけるのかという話ではなくて、なぜ自信を持たないことを選択しているのかというお話しです。
人生は選択の連続です。周りの人や環境の影響はもちろんありますが、最終的には自分で選ぶことができるはずです。自信を持つ持たないもそうだと思います。
自信というのは文字通り自分を信じるということです。誰かに信じてもらうのは、最終的には相手の判断になるので、自分でどうこうできるものではありません。
それに対して自信を持つというのは、自分で自分を信じるかどうかだけなので、自分の中で完結できる問題です。なのに、自信がないというのは、自信がないことを選択しているだけなのかもしれません。違う言い方をすると、自信を持ちたくないということです。
では、なぜ自信がない方をわざわざ選択しているのでしょうか?人というのはわがままなもので、なんだかんだいっても自分にデメリットがある方を避けて、メリットがある方を選択するのだそうです。
ということは、自信を持つ方よりも持たない方がメリットがあるということになります。もしくは自信を持つことで何かデメリットがあるのかもしれません。
これは僕の場合ですが、自信を持たないことで、行動しない理由を自信のなさのせいにできるというのがあります。自分は悪くない、本当は行動したい、だけど自信がないせいで行動できない、こんな感じでしょうか。
もっと心の奥深くには失敗したくないという思いもあります。行動すると失敗する可能性は高くなります。失敗を避けるためには行動しないのがいちばん確実というわけです。「失敗=恥」のような観念が僕の中にありそうです。
恥をかきたくない。
失敗したくない。
なので行動しない。
自分は悪くない。
自信がないのが悪い。
こんな感じでしょうか。自信のせいにしてまで僕は自分の中の何を守っているのだろうって感じですね・・・
自信を持つことのデメリットも考えてみました。僕の中には「自信がある人=傲慢な人」という観念があるみたいです。さらには「傲慢な人=嫌なやつ」という観念もあります。
なので、僕は自分が自信を持ってしまうと、傲慢な人になってしまい、嫌なやつになってしまうと思っているのです。
自信を持つと傲慢になってしまうし、行動して失敗するかもしれないし、失敗したら恥ずかしい。だったら、自信を持たない方を選択して、自信のなさを言い訳にして行動しなければいい。そうすれば失敗はしないし、恥ずかしい思いもしなくて済む。
こう考えると、自信を持たない方を選択しているのも納得できるような気がします。
僕は本当にそれでいいのか?
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