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怒りを感じるのは傷に触れられるから

先日、ボルダリングで腕を擦りむきました。
スポーツにケガはつきものですね。
珍しいことではありません。

とはいえ、やっぱり痛いです。
ボルダリングのホールドは持ちやすくするためか、ザラザラしているので擦りむくと痛いんですよね・・・

傷って触れられると痛みます。
今日、駅の混雑ですれ違う人とぶつかりました。

駅の混雑でぶつかることって普通にあります。
普段は怒りも感じません。

ただ、今日は違いました。

ケガしている腕にぶつかったんですね。
「痛っ」って思って怒りがわいてきたんです。

普段は何とも思わないのに、今日は怒りを感じた。
その違いは何でしょうか?

腕をケガしているかしていないかです。

最近、暑くなってきて半袖なので、擦り傷に直接ぶつかるんですね。なおさら痛みます。もちろんぶつかった人もわざとじゃないし、僕の腕に傷があることも知りません。

わかっていても、やっぱり傷に触れられると痛みが出てくるので、瞬間的に怒りを感じます。

これって、実際に腕に擦り傷があるからわかりやすいけど、実は心の傷も同じです。心の傷は目には見えません。しかも、自分でも自覚していないことがよくあります。

そこまで酷いことを言われたわけでもないのに、なぜか反射的に怒りを感じてしまった。そんなことってありませんか?

それは、知らないうちに心の傷に触れられてしまったからです。

自分でも知らないので、当然相手もわかりません。相手からすると、なんで急に怒るんだろう?と思います。自分でも、どうしてここまで反応してしまうんだろう?という感じです。

心の傷があると生きづらいかもしれません。

しかも、心の傷は体の傷と違って、時間が経っても治らないんです。やっぱり、過去の痛みに向き合って癒していく必要があるんですね。

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