【取材後記】いつも. さんに、業務委託で働く「プロ人材」の登用について伺いました。
こんにちは。SELECK編集部の舟迫(@rei_funaba)です。最近は「 -真天地開闢集団- ジグザグ」というV系バンドにドはまりしております(ぜひMVご覧ください)。
さて今回、かなり久しぶりにSELECKの記事を取材&執筆までフルで担当しました!株式会社いつも. にて執行役員を務める義家さんに、「プロ人材の登用」についてお伺いしております。
マーケティングから採用ブランディング、業務効率化まで、現場で手を動かすプロ人材の方を業務委託で登用することで、事業成長およびメンバーの成長を加速させている事例です。
では、この取材の裏側についてお話させていただきます!
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1.取材の背景
ここ数年、副業に従事する人や、フリーランスになる人が増えてきましたよね。実際弊社でも、そうした方を登用したい…という話が出ることはあったのですが、あくまでも「開発」「デザイン」といった領域か、「顧問」「アドバイザリー」のような立ち位置の方に限られていました。
そんな中、yentaで出会った方を通じて「CARRY ME」という各領域のプロの人材を業務委託としてマッチングするサービスを知り、そこから「1年半ですごい数のプロ人材を登用されている企業がいる」ということで、いつも. さんをご紹介いただきました。
お話を聞いて驚いたのが、マーケティングから採用ブランディング、業務効率化から経理まで、本当に多様な領域で、プロ人材の方が現場に入ってご活躍されていたことです。
例えば、企業がSNS運用をスタートしたいとします。SNSにアカウントをつくり、運用をはじめること自体は誰でもできますが、それが「成功」するかどうかは未知数です。むしろ自社に経験値やスキルがなければ、なかなかうまくいかないことの方が多いのではないでしょうか。
プロ人材は、特定の領域の専門家です。SNSであればその運用の基礎から細かいテクニックまで精通しています。そんな人がチームに加わることで、成果が出る可能性はぐっと高まりますよね。
また「プロ人材」側にとっても、一社との雇用に縛られることなく、自らの知見を活かして仕事ができるというメリットがあります。
社員数200名規模の組織で、こうした人材をどんどん登用され、成果を出されている事例は非常に面白いと思い、取材をさせていただく運びとなりました。
2. 本事例のポイント:「プロ人材か、採用か」
いつも. さんでは、プロ人材の登用により、それまで自分たちだけでは「やりたくてもなかなか着手できなかった」自社ブランディングや、専門的な知識を必要とするプロジェクト推進が可能になったそうです。また、刺激を受けた社員のプロ意識が向上する、といった効果もあったそう。
一方で、こうしたプロ人材の方の登用に関しては、いくつかハードルがあると思います。
・社員を採用するか、プロ人材にするかをどう判断するか
・通常の社員採用と、採用プロセスをどう変化させるか
・自社にフィットする人材かどうかをどう見極めるか
・どんな業務を、どのように切り出して依頼するか
・受け入れ側の体制はどうするか etc…
個人的に一番聞きたかったのは、どこかの領域に新しい人材を投入したいときに「内部登用するか、社員を採用するか、プロ人材にするか」をどう決めるのかという点でした。
例えば「採用広報のために、自社ブログを運用したい」と考えたとして、これって社内の人材でも頑張ればできそうじゃないですか? 実際、リソースの少ないベンチャー企業だと、「お金をかけずになるべく自社でやろう」という結論になることも多いような気がします(うちも…)。
こうしたケースの判断をどうするのか? その答えは、ぜひ本記事のほうを読んでみてください(笑)。
お話を聞いて私の受けた印象としては、ある程度「この領域はスピードを重視して投資する」という経営側の意思決定も大切だなあと感じました。
3. さいごに
最後に、私が最も印象に残った義家さんの言葉を記事から引用させていただきます。
これまで何十人も来ていただいた中で、長くお付き合いさせていただいている方の特徴を現場に聞いてみたんですよね。するとほぼ一様に、「一定間隔でご自身から『ちゃんと価値を発揮できていますか』と聞いてくださる」ということが挙がっていて。ここはやはりプロだなあと。
プロ人材の方にお願いする一番のメリットは、第三者視点で、かつ一緒に手を動かして価値を発揮いただけることだと思っていて。これは、外部のコンサルや顧問のような方では実現できない部分だなと。
まさに、プロ人材を登用することによるメリットが凝縮された言葉だと思います。
取材を通じて、ぜひ弊社でもこうした方にジョインいただきたいなあと思いました。SELECKは、立ち上げから「メディア素人」で運営してきており、それによる良さや発見もあったとは思うのですが、一方で、弱いところもあるかなと感じています。「専門家」の方の知見をお借りできれば、もっと新しい可能性が見えてくるのかも!?
では、今回はこのあたりで失礼いたします。こちらのSELECK編集部のnoteでは、取材後記に限らず様々なコンテンツを出していきますので、フォローいただけたら嬉しいです🤲
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