見出し画像

自分の「強み・弱み」と仲良く過ごすための仕事ルールを考えてみた

2020年からフリーランスとして仕事を開始し、早3年が経過。

1人で仕事をするようになって、気をつけていることが2つある。
それは、自分の弱みを自分でカバーすることと、自分の強みは最大限に発揮すること。

企業に属していたときは、苦手な部分は他のメンバーに託したり、チェックしてもらえていたけど、今はそうはいかない。だから、失敗しないよう気をつけるし、工夫するし、予防対策もする

強みを発揮していこうという意識も、独立してから高まった。自分の特徴や強みは大きな武器になると思うから、それらを発揮できる仕事は積極的に受けるし、プロジェクトを進めるときも自分が出せる価値を意識する癖がついた。

日々仕事しながら「これは気をつけよう」「これは習慣化しよう」と思ったことはマイルールとしてリスト化することに決めた。
ルールの数は増えたり減ったり変化しているものの、現時点では7つに収まっている。

1. ダメ出しではなく、褒め出し

わたしは、人の良いところに目を向け、見出すことが得意だし好き。これまでは、特に、学生や新入社員に対して「褒める」を実践していた。しかし、若い人だけに対象を制限することを辞めた。褒められたら誰だって嬉しいはず。人のやる気は、褒めることで伸ばせる。だから、出会った人全員を褒め、更にその能力を発揮できるような後押しをしたいと思う。

一方で、ダメ出ししがちな時もある。
自分が忙しくて余裕がないとき、集中してアドレナリンが出ているとき、わたしの口調は早口&トゲトゲしく変貌する。このモードに入ると、相手の良いところよりも足りないところに目が向き、強めに指摘をしてしまいがち。このモード中は要注意。メール・電話など人とのコミュニケーションを避けるようにしている。

2. 「でも」は言わない

「でも」は、昔から直したいと思ってる口癖の1つ。だいぶ減ってきたけど、まだ無意識に言ってしまう時がある。否定的な印象を与えてしまうワードなので、出来るだけ使いたくないと思っている。

なのに、ついつい「でも」と言い始めてしまう。相手の意見を聞いた後、すぐに自分の思ったことを話したくなってしまい、枕詞的に「でも」を使ってしまっているのだと推察する(相手を否定したいわけでは無いのです……)

対策としては、相手の意見を聞いたあと「一呼吸」置き、その意見をまず受け入れることに集中すること。相手に対して意識を向けることで、すぐに自分の意見を言わなくなるため「でも」を回避できる確率が高まる。

3. スムーズで無いときは、タイミングで無いとき

お仕事の話がきても、契約に至らないことは良くあること。そういう時って、大体何かしらがスムーズに進まないとき。どんなにやりたい仕事でも、どんなに会いたい相手でも、スムーズに事が進まないときは、大体上手くいかない。

上手くいかないのは、残念だし、気持ちも凹みがち。そんなときは、「スムーズで無いときは、タイミングでは無いとき」と考え切り替えるようにしている。
いつかまたタイミングが来る可能性もある。そのときに波に乗れるようにしよう。そう考えるだけで、前に進める。

4. 決断の答えは、心の中にある

この仕事を受けるべきか
この内容で提案するべきか
このまま相手に伝えるべきか

決断するタイミングは色々ある。フリーランスのように1人で仕事をしている場合、上司や同僚に相談して決めることができない。
一般的にはどうなのか、相手はどう思うのかなども当然調べるけれど、
最終的な判断は、自分が晴れやかな心になる方を選ぶようにしている。

やる・やらないの両方にリスクがある場合でも、どちらが自分にとってストレスが少ないか、より心穏やかでいられるのかを考えるすると、自ずと答えが見えてくる。「これをやった方がブランディング的に良さそう」「こうした方が自分がよく魅せられる」なんてヨコシマな気持ちが湧いたときは要注意。そういった気持ちで決断をしたときは大体うまくいかない。

5. やる前に、最高の状態を描く

「見えましたね!」
プロジェクトで最終的に実現する世界観(ビジョン)が描け、メンバー全員で共有ができたとき、わたしは必ずこの言葉を言う。これが出来ていれば、大体プロジェクトは成功できるとも思っている。

どんな仕事であれ、一緒に働く人たちとビジョンを共有することはとても大切だし、それを描くこと・描く働きがけをすることにやりがいを感じる。これは自分の武器になり得るとも思い、積極的に挑戦中。

6. 完成したら1度寝かせて再確認

わたしは、とにかくケアレスミスが多い。誤字脱字・日付ミス・修正漏れなど……。もともと細かい作業は向いていないのだが、個人で仕事をしている以上自分でカバーしなくてはならない。

そこで編み出したマイルールは、「完成した」と思ったら数日寝かせる。そして、翌日(後日)の自分が再チェックをするという流れ。これは、結構な効果がある。ケアレスミスのチェックもはもちろん、表現や見せ方なども客観的な視点で修正ができるからアウトプットの品質が高まる。オススメだ。

さらに、この流れで仕事をするためには、余裕を持ったスケジュール管理も必要となる。結果、納期ギリギリで対応するということが減り、精神的にもゆとりが生まれ一石二鳥だ。

7. 場を変えるのは、ユーモアとチャーミング

出来るだけ、楽しく、ビジョンを実現するために前に進みたいと思う。
とは言え、実際の会議の場では、緊張感が溢れていたり、意見がぶつかったり、アイデアが出ずに固まったり、空気がギスギスすることもある。

そう言ったときに、スマートにカッコ良く、キレッキレな感じでどうにかしようとするのは諦めている。わたしには向かないし、それをしてもその場が楽しくなることは無い。
ギスギスした雰囲気を和ませるには、ユーモアとチャーミングが効果的だ。爆笑をさらう必要はなく、その場の空気が柔らかく変わることが大事。最初に笑顔を見せる、力を抜いた発言、そして楽しむ姿勢を見せること。
やらないといけない(義務的/ネガティブ)という気持ちではなく、やりたい(主体的/ポジティブ)と思って仕事ができるような場づくりに貢献できるようになりたい。


これが、わたしのセブンルール。(なんか、テレビで聞いたことのある表現!)

仕事をしながら、自分を見つめながら、どうしたらもっと良くなるかを考えてこのようなリストをアップデートし続けています。

いろんな人の仕事ルールを聞いてみたいと思ったので、まずは自分のルールを書いてみました。

あなたが、仕事をするうえで大切にしているルールは何ですか?


= お わ り =

※ 2021年9月に書いた記事を「#仕事の心がけ」に応募するために編集しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?