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自分の身長以外の目線から世界を見てみる、ということ。

『鳥の目・虫の目・魚の目』
を意識して持ってみる

よく点検の人ってくるじゃないですか。
電気の定期検針とか。
wi-fiの工事とか。

そういう時皆さんどこで待機する派ですか?

ちなみにあたくしは検針の人の作業を静かにみているタイプです。どんな作業中だろうと。なんだか落ち着かなくて3m先くらいから見ています。

以前のガス点検もそうでした。れいちゃん優雅にぼっち飯中でした。16:00-18:00という時間指定。急いで食べれば何食わぬ顔で応対できる。

そう信じていました。信じていただけでした。
机の上には、れいちゃん飯。

おもてなし料理と思われぬよう必死でした。きっと相手はそんなこと思っていないです。だけど心の中では言い訳に必死。

れいちゃん飯とガス点検の方の手元。目線移動がなかなか忙しかったです。

そう、今回のテーマは”3つの目線”です。物事を多面的に見なさいなんぞと言われましてもつい、視点が凝り固まってしまう事ってよくありませんか?
れいちゃんはあります。大ありです。そんな時に意識したい

鳥の目・虫の目・魚の目

の3つの視点について今回は話していきますね。

■”鳥の目”になってみるということ

鳥の目。
俯瞰的な視点から自分自身や今の不安を捉えてみる。
客観的な視点を持ってみること不安が和らいだり、良い意味でどうでもよくなってくることがあります。

私が普段、鳥の視点を持つ際にイメージすることは、
物理的に高いところからの映像を観ること。もしくはその映像を思い出すこと”です。展望台に行くも良し。プラネタリウムに行って銀河系に行った気分になるも良し。

とにかく、自分という存在があまりにも小さく思える視点に頭の映像を切り替えることが出来れば大丈夫です。

私の場合は『イントゥ・ザ・ネイチャー』という映画で観た景色を思い出すようにしています。

この『イントゥ・ザ・ネイチャー』という映画。アメリカの大自然の映像が40分ただただひたすら流れるというもの。宇宙飛行士の野口壮一さんの解説と共に大パノラマの映像を見続けることとなります。

席番でかなり悩んだ割に周りには誰もいないというオチ。ただそれがすごく良かったです。

雄大な自然を1人占め出来る感覚。
地球を宇宙視点で客観視できるまたとない経験。
巨大な白クマさえはるか上空から見たらミジンコレベルの大きさ。

きっと、宇宙から見たら私の存在なんてミジンコにとってのミジンコレベルなんだろうなと思いました。自分の存在はあまりにも小さいはずなのに、不安になったり。けれど、広い視点から見た自分を想像するとその瞬間に、悩みなんてちっちぇえ!といつだって気づかされます。

■”虫の目”になってみるということ

虫の目。
1つの出来事・物事に対して深掘りする視点。個人的には1番出来ていそうで、実はなかなか難しい視点の持ち方です。

特に私は、中途半端にあれこれと手を出してしまう癖があります。
よく捉えればマルチタスクが出来る、多動力がある。ですが、一つ一つの質がおろそかになってしまうこともこれまた事実です。

そこで、虫の目を持つために
”時間がかかってもいいから、まずはこれに徹しよう”と1つのテーマに集中することを意識しています。

例えば、普段描いているお米や野菜に関するnoteの文章。

基本的には
①食材を買う
②調理・自炊をして味わいを知る
③noteでどんなテーマで描けそうか考える
という①~③の流れで文章にしていきます。

ですが、最初に③のテーマから思いついて逆算する時もあります。
そうなると、①の食材購入であれも、これも。とついついなりがちな私。
自分で自分を忙しくさせすぎたり、食材を購入しすぎたりと自分の首を絞めてしまいかねません。

そのため、”今日はこのテーマをここまで進める”と作業をイメージできるくらいまで分解して1つのテーマに向き合うように意識しています。
同時に”誰も急げと言ってないのだから”と時間がかかっても納得できる状態のものを完成させるように、と意識しています。

結果的に、今では日数がかかっても自分の発信したいことと向き合えるようになってきました。

溜まりがちで結局世に出ることのなかった文章であふれていた下書きにも今では今後発信予定の文章しかありません。スッキリです。

■”魚の目”になってみるということ

魚の目。
人生という大きな流れの中で自分自身を捉えてみる。
最近なかなか上手くいかないな、と悩んだ時に数カ月前の視点から今の自分に至るまでを考えてみると少しずつ進歩していたり。何かしら変化していることに気づいたりします。

この、魚の目を意識する時に私が個人的に考えるのは
3カ月単位で自分が達成してきたことを振り返ってみる”ことです。

直近の進捗状況だけで判断すると、何も出来ていないと落ち込んでしまう時も。以外にも1年間を4分割した3カ月単位で見つめ直してみると、思いがけず前に進んでいるものです。

れいちゃんの場合は、おむすび出店のnoteでの振り返りなんかが当てはまります。

前回の出店、仕込みの数間違えたかな…。値段設定失敗したかな。
など前に進めているのかいないのか地団太を踏んでいる感覚に陥った時に3カ月前の出店の時を振り返ってみます。

すると、手作りの具材の準備にかかる時間から逆算した具材ラインナップにしていたり。天気や気温から仕込み数を予測するように工夫していたり。
原価を上手くやりくりした価格設定を意識していたりと、思いがけず前進しているものです。

鳥の目は自分の不安を和らげてくれて。
虫の目で自分のやりたいこととを掘り下げて集中する。
魚の目で自分の成長やこれまでからの変化に気づく。

今回は、私が普段意識している”自分の身長以外の視点から世界を見る”ことについて語ってみました。

ただ、どれほど自分はミジンコと言い聞かせても。不安になったり。しんどくなる時はあります。だってどうしたって自分の身長から見た等身大の世界の中で自分はあまりにも大きいから。ゆっくり、ゆっくりです。

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