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未来の自分にもう少し期待してもいいんじゃないかって。
おはようございます。
昨日、春人参を見ていたんですよ。
長さが違ったので背の順に並べてみたんです。懐かしの背の順。
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大人になった今、背の順になる機会はありません。
背の順は突然終わりを告げるのです。
例えれいちゃんが今日、街の人に
“ちょっと今から3丁目の人で背の順を作らない?”
と呼びかけても。全員が仮病を使うでしょう。
しかし、少し先の未来。
おんなじ長さに切り揃え。同じ太さに切り揃え。
まるで背の順などこの世に存在してなかったかのように。
柔らかく茹で。ツナと紫玉ねぎと和えたのはここだけの秘密です。
未来のことなんて分からないのですから。
そんな”未来”をテーマにした今回。
現実と理想と、少し苦しくてもがいているれいちゃんの人間らしさが詰まっています。
■理想と現状のギャップに苦しんでいた最近の話
![](https://assets.st-note.com/img/1680906562344-YR3krv5NEc.png?width=800)
挟まれて生きていますか?
最近の自分。
おむすび出店のペースが段々と自分の中で掴めてきたり。他のマルシェに参加した方々とご縁を頂けたり。
初めて「食×描く」でレシピ提供を行ってほんの僅かな収益に繋がって自信になったり。毎日のInstagram投稿や、2-3日に1本ペースでのnote投稿。
傍から見れば、すごく上手くいっている
何も悩むことなんてないじゃんと言われてしまうこともあります。
自分が好きなことをしている(それでも人間だから嫌な時はあるし、疲れちゃうけどね)ので、前に進んでいる感覚は凄く嬉しいのですが…。自分の理想とする状況から考えて、現実に直面し苦しくなってしまうことも多かったのは紛れもない事実です。
理想⑴:引っ越しをしたい
現実⑴’:引っ越し初期費用がかかる
家計簿で1円単位の収支管理をしているのですが、固定費を切り詰めたい。とすると呼吸しているだけで出ていく家賃を下げた場所に住みたい。
しかし、引っ越しの為にまず初期費用が…という現実。荷物運搬面で相当周りの方のお力添えを頂く予感。
自分が超マッチョだったらな…
理想⑵:文章で収益を上げたい
現実⑵’:webライター応募中&有料記事等模索中
「食×描く」を軸に、自分がストレスなく仕事に出来るのは「描く」分野。
先日募集があったオレンジページのライターや、とにかくありとあらゆる雑誌のwebライター応募に連絡中(中には10年前の募集にもひるまず連絡)
理想⑶:旬の食材を値段を気にせず購入したい
理想⑶':八百屋の余り食材に依存
大前提、今の私の食費はほぼゼロです。(どうしても食べたい野菜がある&調味料が切れた時に購入)ほとんどが大変有難いことに出勤時に八百屋でいただける余り食材で生きております。売れないけれど食べられる食材を捨てる前に、という形です。
ですが、インスタグラムで毎日旬の食材を継続して発信したい、noteでも然り。値段を気にせず購入できるようになりたいです。なろう。
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![](https://assets.st-note.com/img/1680907736223-h2ajH2ZYUL.png?width=800)
春ですね。
理想⑷:海外旅に出たい(台南・ホイアン)
理想⑷':生活・現実を見よ。と心の声
いやあ、だいぶ臆病になっちゃいました。海外とはいえ、アメリカや西欧にはまるで興味のない私。どちらかと言えば台南やラオス。香港やホイアン・ダナンなどアジア圏に行きたいです。混沌としていてカオスで。
西欧と比較すると費用も安く済むし。訳の分からない屋台飯が結構好きなんですよ。だけど、まず現実と自制する気持ちが今は強いです。
もう邪道だけど、そうなのさっ
着々と自分の足で立ってきている道すがら。
こんな感じでもっとこうしたいのに…。とか(我儘等々お好きにどうぞ)
もっとこうありたいのに。と思う自分の理想像が大きくなって少し苦しかったです。
理想に近づくための行動。
■物件で“消毒代”や”鍵交換代”が変に高い物件は
そもそもリストから排除
■ライターを募集していなくてもお問い合わせでメール送信
■週に1度、レシピを決めた上で旬の食材購入
■旅費を貯めるべく新たな口座で貯金
等々、少しずつ前に進んだだり進めなかったり。
悶々と過ごしていた中。
以前からお会いしたいなと思っていた方にお会いする機会を頂きました。
■タイトルの言葉をとある方にいただいて。
noteを通じて知り合った”伊吹一”さん。時折noteのタイムラインで流れてくる散文が好きで勝手にファンでした。
特に散文「サイダー」なんて時折思い出しては読んでしまうほど。
年金も税金も全部どんぐりか銀杏で支払わせてもらえれば、多少生きやすくもなるんだけど、きっとなかなかそうもいかないんだと思う。なんせ、コーラが180円の世界だ。
言葉の紡ぎ方が繊細で、だけどきっと全体の組み立て方は大胆な所もある伊吹さん。地位とか、名誉とか。そんなこと抜きに普段何を考えているんだろう。どんな考えがこの言葉を生み出しているんだろう。
お会いしてみたいと思ってから実際にお会いするまでの時間の短さといったら。
想像通りの方でした。
物腰の柔らかさや、相手の考えを静かに聞いてくださる姿勢。それでいてユーモアもあるワードセンス。
初対面とは思えない話しやすさに気づけば今の自分の現状を隅々まで打ち明けていました。掃除でいったら”四隅まで隈なく”というくらい。そんな私にかけてくれた一言。
”未来の自分にもう少し期待してもいいと思いますよ”
この言葉が忘れられないです。
今、この瞬間だけを見ると
確かに経済的余裕はないかもしれない
今、この瞬間だけを見ると
年金は全額免除制度かもしれない
だけど
行動が理想に結びついてきた時
年金額で悩んでいた自分が阿保らしく思えるかもしれない。むしろ自分が挑戦する若者を支援しているかもしれない
未来の自分は今の自分を巻き返してくれている可能性って実は相当あるんじゃないのかなと思えました。
つい、完璧主義で頑張りすぎてしまうれいちゃん。お皿洗いを翌日に持ち越したことは1回か2回くらいです。だけど、翌日の朝のれいちゃんは。
「昨日はお疲れ様」
といってお皿を洗ってくれました。未来の自分は意外と寛容で。助けてくれました。
■もし半年前の自分が未来のれいちゃんを見たら
伊吹さんからの言葉を頂いて。半年前の自分を想像しました。
もし、あの時の自分が今のれいちゃんを見たら。
初めて出店した母校でのおむすび販売が。歌舞伎座や大船、武蔵小山など各地へ出店拡大することに驚くでしょう。
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ぷらっと大宮(母校での販売以降初出店の場)で出会ったちなみさんや安藤夫妻、岩ちゃんが「れいちゃんとみんな飯」を支援してくれると思いもしなかったでしょう(そもそもクラファンをするなんて思ってもいなかったでしょう)
出店先で知り合ったキッチンカーの高山さんや鈴木さん。一緒にカフェに行ったり。自費で描いた本をお貸しするとは想像もできなかったでしょう。
丁寧に作ったおでんの記事が毎日通知数に驚くほどの反響を受けるなんて全く知らなかったです。
想像以上に、自分の足で合っている瞬間が多かったです。空振りでもいい、バッターボックスに”よくわかんないけどいつも居座ってる奴”でいい。バットだけは握りしめていようと思って居続けたからだと自信を持って言えます。
伊吹さん、ありがとうございます。
目の前の現実に溺れそうだった自分。少し先の自分に会うのがほんの少し楽しみになりました。
そして、最後に
伊吹さんに出会う前の自分へ。
出会ったその日の夜に、ふと思い立ってあなたは小説を描きます。思ったよりすらすら言葉が出てきて、2日で描き上げます。初小説にしては結構素敵な仕上がりだよ。期待していてね。
伊吹さんに心より感謝を込めて。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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