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【姉枕】姉さんは日に日にフ○ラチオがうまくなっていた。



 姉さんは、日に日にフェラチオがうまくなっていた。こうして欲しい、とかお願いした覚えはないのに、いつの間にか、僕が感じる舐め方を習得していて、いまでは口腔粘膜にペニスが触れるか触れない程度にしゃぶってくるようになった。僕は強く吸われるよりも、ソフトに包み込まれるほうが好きだった。姉さんの優しさを感じるからだ。
「あん、んふぅ……ハァ、んんっ、んっ」
 姉さんはペニスに歯を当てないように、懸命に口を開いて、唇の隙間からこびるような吐息を漏らす。それでいて、長い舌を、ペニスの裏側から巻きつけるようにして、くすぐってくる。ヌルヌルとした唾液がまとわりつき、チンカスだらけのおちんちんが綺麗にコーティングされていく。姉さんの口の中で、ビクビクと弾けるようにペニスが跳ねていた。
「あうぅ、姉さん。気持ちいい」
 優しく包み込んでもらっているのに、僕は姉さんの頭をおさえて、腰を前後に揺らしてしまう。どうしても喉の奥まで突っ込みたくなるのだ。

『姉枕』第二章「愛鎖…………十七歳」より


『姉枕』公式プロモーションビデオ

「ちづ姉さんのアトリエ」はこちらから。官能小説の紹介動画をはじめ、既刊の小説朗読もしてもらっています。


柚木怜の新刊「姉枕」好評発売中!

ドコモ(dブック)、auブックパス、楽天ブックス、DMMブックス、コミックシーモア、U-NEXT、紀伊国屋書店(Kinoppy)、Googleブックス、Kindleなど40以上のオンライン書店で発売。


表紙デザイン……彼女、
モデル……………ちづ姉さん
撮影………………夢路歩夢
編集………………若林育実
著者………………柚木怜

出版社  匠芸社
レーベル シトラス文庫

定価 770円

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著者プロフィール

柚木怜(ゆずき・れい)

京都出身、東京在住。1976年生まれ。
23歳の頃よりフリーライターとして、週刊誌を中心に記事を執筆。30歳の時、週刊大衆にて、初の官能小説『白衣の濡れ天使』を連載開始(のちに文庫化されて『惑わせ天使』と改題)。
おもに、昭和末期を舞台にしたノスタルジックで、年上女性の母性溢れる官能小説を手がける。
また、YouTubeチャンネル「ちづ姉さんのアトリエ」にて、作品を朗読配信中。

著書

『惑わせ天使』(双葉社)
『おまつり』(一篇「恋人つなぎ」 双葉社)
『ぬくもり』(一篇「リフレイン」 双葉社)
『初体験』(一篇「制服のシンデレラ」葉山れい名義 双葉社)
『明君のお母さんと僕』(匠芸社 電子書籍)
『お向かいさんは僕の先生』(匠芸社 電子書籍)
『キウイ基地ーポルノ女優と過ごした夏』(匠芸社 電子書籍)
『邪淫の蛇 女教師・白木麗奈の失踪事件 堕天調教編』(匠芸社 電子書籍)
『邪淫の蛇 夢幻快楽編』(匠芸社 電子書籍)
『姉枕』(匠芸社 電子書籍)


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