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【写真を通して広がる輪】写真が私に教えてくれたこと

みなさん、自分の生き方を変えるきっかけとなった経験はありますか?人の生き方や考え方に大きな影響を与えた体験を「原体験」と呼ぶそうです。

私の「原体験」のキーワードは「写真」。「写真」を撮ることをきっかけで、私は前向きに生きることができるようになりました。そして「写真」を撮るようになったおかげで、今私の周りには大切な人の輪があります。今回は、現在の私につながる「原体験」について、少し過去を振り返って、お伝えしようと思います。

秋田から東京へ

遡ること、10年前。18歳の時、大学入学を機に秋田県から上京しました。
高校生時代、いわゆる「コミュ障」だった私。田舎ならではの閉鎖的な環境の中で育ち、何をするにも受け身人間だったため、言語でのコミュニケーションに苦手意識を持っていました。
憧れの東京生活に夢を膨らませ、東京の大学に入学したはいいものの、そんな性格のせいか、大学では友人ができず、大学と家の往復ばかり…。東京生活を満足に楽しめないでいました。

カメラとの出会い

そんな中、大学2年生になると、当時大学生のブームか、一眼レフカメラを持ち始める人が多くなり、私もなんとなくその流れで、カメラを手にするようになりました。今思えば、言葉でうまく伝えられない感情を、写真を通して表現をしたかったという気持ちがあったのかもしれません。
それまで、田舎者の私を排除するかのように、冷たく暗く感じていた「東京」という地が、カメラを通して見ると、暖かく色づいて見えるようになりました。カメラを手にしてからは、どこか行くには必ずカメラを持って出かけるように。そしていつしか、写真を撮ることを目的に出かけるようになりました。

Twitterでの投稿

こうして、写真の世界の沼にどっぷりハマった私。他の人の写真も見たくなり、Twitterの利用を始めました。自分の写真も投稿し始めると、見知らぬ方々が、次々と私の写真を褒めてくれたのです!京都で撮影した写真がなぜかバズって、700近いイイねをもらったこともありました。

今まで、友達もあまりいなく、コミュニケーションもうまくできない私にとって、少し自信がつき、取り柄ができたと思えた瞬間でした。

初めての撮影会参加を決意

そして、SNSを飛び出して、仲の良いフォロワーさんに誘われた撮影会に参加させてもらいました。この撮影会が、東京で大学以外の人と初めて触れ合う機会。最初は、緊張してうまく話せるか心配していましたが、そんな心配も無用で、写真という共通の趣味があると、不思議と話も弾み、メンバーととても仲良く撮影をすることができました。

撮影会で撮ってもらった私。とても楽しそう。

この撮影会、一言で言うと、非常に楽しかったのです。人生で1番楽しかったと言っても、過言ではありません。そして、同時に、自分の人生を振り返り、人と積極的に関わることを避け、消極的に生きていた自分はなんてもったいないことをしていたのかと、反省しました。この撮影会がターニングポイントとなり、今後の人生において後悔を残さぬよう、積極的に何でも挑戦しようと行動を改めるきっかけとなりました。

写真を通して広がる輪

写真を通して、出会うメンバーは、学生から社会人と、歳もバックグランドも違う、ただ写真が好きという共通点のみで集まっています。私の狭かった人間関係の輪は、写真を通して広がりました。そして、この写真を通して得た大切な輪は、今でも広がり続けています。写真のおかげで出会えた、かけがえのない出会いが、確かにここにあります。

終わりに

私は写真を始めたことで、自分の殻を破り、積極的な自分へと変わることができました。そして、写真を通して得た大切な輪に、今恵まれています。
写真を撮っていなければ、今の私はいないでしょう。
NO PHOTO, NO LIFE!
ここまで読んでくれてありがとうございました🌸

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