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僕の人生を変えた3曲

【#99】20211007


人生は物語。
どうも横山黎です。


作家を目指す大学生が思ったこと、考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいってください。

今回は、「僕の人生を変えた3曲」というテーマで話していきます。


現在noteで開催されております「#スキな3曲を語る」企画に、僕も参加してみたいと思い、今回、僕の大好きな曲について熱く語っていこうと思います。



☆ここにしか咲かない花/コブクロ


まず一曲目ですが、僕が最も敬愛するアーティス、コブクロさんの楽曲「ここにしか咲かない花」について語ります。


中学生の頃にはまってから、今でも毎日のように彼らの音楽を聴くくらいのファンなんです。ファンなのに「隠れた名曲」ではなく、メジャーな「ここにしか咲かない花」を選んだ理由は、僕がコブクロさんの楽曲の中で一番好きだからです。


この曲は沖縄県にある鳩間島という小さな島を訪れたときに感じたことを、歌詞に反映させています。肥沃な土地ではないため穀物も育たない。何もない島だけれども、ふと足元をみると花が咲いている。どんな場所にだって、その場所にしか咲かない花があるわけです。


花、空、海、波、雨、風、虹、星……たくさんの自然を描き、壮大な物語が展開されますが、僕が一番好きなフレーズは2番のサビ。


雨上がりの道は泥濘むけれど 今ここに生きている証を刻むよ
(引用:https://www.uta-net.com/song/25976/)


このフレーズは僕の座右の銘でもあります。このフレーズがあるから、僕はこの曲がコブクロさんの楽曲の中で一番好きなんです。


雨上がりの泥濘るんだ道は歩きづらいけれども、そんな環境でも歩き続けて、生きた証を刻んでいく。どんなときでも自分らしさを忘れずに生き続ける大切さを教えてくれました。

この曲と出逢ってから、僕は「自分らしさ」「自分だけの生きた証」を強く意識して生きてきました。何を言われようが、人と違ったことをしたいと思うようになったし、自分の考えや価値観、あるいは人生そのものを物語にしていこうと思うようになりました。


今でも、打ちひしがれそうなとき、大切に聴かせてもらっています。


☆えんとつ町のプペル/ロザリーナ


二曲目はロザリーナさんの「えんとつ町のプペル」です。

ご存知の方も多いとは思いますが、キングコングの西野亮廣さんの絵本原作の映画の主題歌です。


歌詞が、絵本や映画の内容を描いたものなので、『えんとつ町のプペル』というストーリーが好きという見方もできますが、あくまで今回は歌詞についてみていきます。僕が好きなフレーズは2番のAメロ。

夢を持てば笑われて
声を上げれば叩かれる
見上げることができない町で
ボクはどうだ?
(引用:https://www.uta-net.com/song/295723/)


これは『えんとつ町のプペル』のメッセージでもあります。作者の西野さん自身、日本中から笑われた夢があります。芸人として人気絶頂のなか絵本を描き始め、数知れない人から非難されました。西野さん自身、夢を追いかけているだけなのに、誹謗中傷が後を絶たなかったのです。

夢を持っただけで笑われるし、声を上げただけで叩かれてしまう、そんな現代社会の縮図が「えんとつ町」なのです。空を覆う黒い煙の向こうを目指した西野さんは、町の人に星空を見せ、今も新しい夢に挑戦し続けています。


挑戦することの大切さ。夢を持つことの素晴らしさを教えてくれた楽曲です。

Hello Hello Hello ハロウィン
プぺ プップー プペル
(引用:https://www.uta-net.com/song/295723/)

というサビのフレーズも思わず口ずさんでしまうほどキャッチ―なメロディーです。英語と擬音語と固有名詞だけで成り立っているので、日本人に限らず、世界中の人が歌えます。ロザリーナさんのファンタジックでノスタルジックな歌声ももちろん大好きですが、ミュージカルの役者さんたちによるリモート合唱も感動的ですので、是非チャックしてみてください。

Poupelle of Chimney Town - NY company member 2020
https://youtu.be/iVHh92XEUIk



☆正解/RADWIMPS


最後に紹介するのはRADWIMPSさんの「正解」

NHKの番組「18祭」のために作られた楽曲です。この番組は、悩みを抱えていたり、伝えたいことがある若者たちを1000人集めて、音楽を通して絆をつくっていく素敵な番組です。例年、豪華アーティストが参加しており、次回はあいみょんさん。楽しみです。


そんな18祭ですが、2018年に担当したのがRADWIMPSさん。1000人の青年たちと合唱するために作られた歌が「正解」です。


NHKのYouTubeチャンネルに「正解」の歌唱動画があるんですが、僕と同じ世代の青年たちが、顔を涙でくしゃくしゃにして、自分の思いの丈を歌に乗せている姿に感動しちゃって、もうね、初めて聴いたとき、号泣しました。今でも、何度観ても号泣してしまいます。だから、心を塞いでしまいそうになるとき、泣きたいときに、観るようにしています(笑)



それでは、歌詞についてみていきます。

あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのは いつも正解などまだ銀河にもない
(引用:https://www.uta-net.com/song/260329/)

これは1番のサビですが、めちゃくちゃ良くないですか?学校で教わる内容には、答えがつきものでした。答えのある問いばかり教えられて、その解き方を一生懸命覚えてきたけれど、知りたいのは答えがない、正解がない問いの答えなんですよね。

この後にフレーズに続きますが、

「一番大切な君と 仲直りの仕方」、
「大好きなあの子の 心の振り向かせ方」、
「喜びが溢れて止まらない 夜の眠り方」、
「悔しさで滲んだ心の傷の治し方」、
「傷ついた友の 励まし方」、

そういったものに正解なんてなくて、いつもそういった問題を抱えて、白紙のままそのままにしてきました。学校にいてもたくさんの宿題があったのに、社会に出ればもっと多くの課題が待っているわけです。


当然そこにも正解はないわけですから、自分なりに正解を見つけて、自分の歩いた道を正解にしていく必要があります。



僕がこの曲で一番好きなフレーズを最後に紹介します。
Cメロから大サビまで全部です(笑)

次の空欄に当てはまる言葉を
書き入れなさい ここでの最後の問い
「君のいない 明日からの日々を
僕は/私は きっと □□□□□□□□□□□□□□□□□□」
制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの 時に私はもういない
だから 採点基準は あなたのこれからの人生
「よーい、はじめ」
(引用:https://www.uta-net.com/song/260329/)


もう、やばくないですか!?
……ごめんなさい、熱くなっちゃって。


でもね、それだけ衝撃を受けたフレーズなんです。
タイトルの「正解」や、18歳の青年たちが通う「学校」から連想される「試験」に着目し、それを人生に置き換えて、一つのメッセージをつくり上げているわけです、


これまでの曲の歌詞で、□がこんなに並んだことはあったでしょうか?(笑)そういったオリジナリティもありつつも、ちゃんと普遍的なメッセージに辿り着いています。


最後の「よーいはじめ」も素敵な終わり方ですよね。RADWIMPSさん自身が「試験監督」となって、「自分だけの正解を探す旅は始まっているよ」とそっと背中を押してくれるような、そんな終わり方です。



この歌の通り、正解がない時代、自分だけの正解を見つけなければいけません。



自分だけの正解とは何なのか、
明日から自分は何をすべきなのか。



答えを探せる時間は、自分の人生です。長いようで、あっという間の人生だと思います。僕の人生だって、気付けば既に20年経っていました。人生の締め切りは刻刻と近づいています。無駄のない時間の使い方をしていこうと思います。

答えを書けるのも、自分の人生です。脳みそに詰め込んだノウハウや知識、自分の心に刻んだ思い出、忘れてはいけない感情、それら全てが人生の足跡になります。迷わずに、信じた道を歩いていきたいなと思います。

採点するのも自分だから、どんな人生に満足するかを決めるのも自分ということです。厳しく採点すれば、伸びしろが見えてきます。挑戦を続ける夢想家でありたいから、生温い採点はしません。




ついに明日、noteを投稿してから100日目を迎えます。新しい挑戦を前に、僕の大好きな楽曲を通して、自分の気持ちを整理しました。



煙の上の星空を目指して、
自分だけの正解を見つけにいきます。
生きている証を刻んでいきます。



最後まで読んで下さりありがとうございました。
横山黎でした。





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