東京にて
ナマステ!
今日は久しぶりに新宿のカフェで作業をしております。いつも仕事で新宿に来ることはあるけど、プライベートで新宿に来ることはあまりないので若干ソワソワしている。
僕は2020年の5月末にネパールから東京にきた。コロナ禍真っ只中の東京は、緊急事態宣言が丁度出ていた記憶がある。右も左も分からない、仕事もない状態できた東京だったけど、何故か楽しかった。というより全てが新しかった。
僕は出身が奈良で、25年ずっと住んでいた。そこから急にネパールに一年住み、今度は東京。それだけに落差が激しく刺激が強かった。
ただ、東京は歩いているだけで楽しい。その街それぞれに特性があるのだ。わかりやすい例でいえば女の子。新宿だったらキャバ嬢っぽい攻めた服装に濃い化粧、渋谷だったら最先端のそれお洒落か?と疑いたくなる個性的ファッション、代官山や表参道は綺麗目でブランド物を身に纏っている人が多かったり、下北沢は古着を着ている学生が多い。
街それぞれの距離感は奈良なんかよりずっと近い。それこそ電車で10分15分の距離感。そんな中でも街それぞれに個性があって、なんだか街そのものが自分の個性をアピールしているように感じる。
東京に来る前は、別世界だと思っていた渋谷や新宿も今では当たり前のようにそこにある。好きなお店や心安らぐ場所もいくつかある。画面の向こうに見えていた世界は案外ずっと近くにあった。
よく聞く「東京の人は冷たい」という言葉。僕はあまり感じたことがないのだが、どちらかというと向上心を持った野心家が多いので、変に群れたり戯れあったりしていない。
田舎で感じる村意識的なところも全くないので、コミュニケーション自体は少ないけど、とにかく人のレベルは高い。
人口の母数が多いのも関係しているだろうけど、一旗上げてやろうという意志を持っている人が多いので、出会いたい人にも出会いやすい。たまになんの仕事をやっている人か全くわからない人もいるけど・・・。
これも経験してみて気づいたことだけど、若いうちに東京に住むことができて本当によかった。多分30、40代になって初めて東京に住むのはちょっと根気がいると思う。若いうちに東京の空気を肌で感じることは、自分の人生の中での経験でも、トップクラスによかったことだなあと感じる。
東京にいると一日一日が本当にあっという間に過ぎる。あと2ヶ月ちょっと、もっともっと知らない東京の一面を見つけていきたいと思う。
フェリベトウンラ!
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