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壮大な宇宙からのメッセージを受け取る *満月*

 夜の空に大きな月を見ると子ども心になんだかいいことがありそうでワクワクしました。それが大人になるにつれて、空を見上げることを忘れてしまって、「あっ!月が出てくなあ」ぐらいにしか思わなくなってきていました。

 昔からプラネタリュウムがなぜか大好きでした。最近は映像もリアルでとても凝っていたり、わかりやすい説明がついたりして、空の魅力紹介も素敵になってきています。プラネタリュウムで見る星々は、空に本当にこんなにたくさん星があって私たちは地球という星で素晴らしい環境で生かされているなあということを感じさせてくれます。

 でも肉眼ではほとんどまばゆいばかりの星空にお目にかかれなくなってきていて、ちょっと寂しいのですが、お月様は特別で、とっても大きく、ひと月ごとに姿を変えるのでとてもわかりやすくって、都会に住んでいても、自然を感じさせてくれる、宇宙を身近に感じさせてくれるものです。

 半月ほど前に新月。真っ暗に見え何も月の形がわからない時です。その時は物事のスタートなどと星占いでは言われたりしています。新月から徐々に月は膨らんで行って、半月で満月になります。時が満時。半月ほど前にスタートしたことが満ちてきてひとつの達成やゴール一区切りを感じられる時です。そして、また半月ほどかけて満月から徐々に月は欠けていきます。浄化だったり、整理する時だったり、手放す時だったりと言われています。

 そんな月の動きの満時、満月が今日です。実は満月は今日だとわかっていたのに、昨日の夜空の月のまん丸な美しさに心奪われていました。そして今回の満月が朝方一番月が満ちていたということ。だから昨日の夜に見た月は限りなく満月に近く、日にち的には違っていたけれど、心が誘われて当たり前だと思いました。

 月のリズムを感じるようになって、自然をより身近に感じることが多くなりました。月は女性性を表しているとも言われているので、当然といえば当然んなのですが、残念ながら、男女同等で仕事を推し進めていると、女性性の特性を大切なことなのに無視して進めてしまっている自分がいたりしました。誰がしているわけではなくて、頑張りすぎるから、知らないうちに自分の大切な女性性に蓋していました。毎月の生理で出血を見る時だけが「思い出しなさい」と言われているかのような、そんな当たり前のことをどこか棚の上へ置いておくようなことをしていた時期がありました。

 今は、月を追いかけるように空を見上げています。今は満月だから、「私は何かを達成しているかしら?」とか、「心満ちる時を感じているかしら?」と壮大な宇宙からのメッセージを受け取るかのように、月の声に耳を澄ましています。

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