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月の光(2024年改訂版)【音楽】

最近は、過去の作品整理をして、自作として残す価値があるものは改定作業をすることを続けています。そのうち、作品目録をちゃんと作ります。
ところで、私は自作に作品番号は設けていないのですが、あえてつけるなら、この「月の光」が作品番号1になる曲です。

この曲を作った当時、管弦楽法は全く理解しておらず、弦楽器の音が出せるオルガンとハープのためという意味不明な構成で作曲しました。それを2009年にとりあえず弦楽五部で演奏ができるようには改定しましたが、今から見ると、パートごとの音の振り分けも不明瞭で、和音の濁りも激しいので、今回、演奏に向けて書き直しました。(演奏される機会なんて、ないんですけどね…)

この曲は、雲に透かして見た満月が見えた夜の情緒に作曲したものです。この曲を作った時から考えると、本当に、ただただ悪い意味で、遠くまで来てしまったな、と。もうこんな、無垢でロマン派情緒たっぷりの曲は二度と書けないな、と思います…。

月の光(弦楽合奏のための)

2005年9月17日頃作曲(詳細な作曲日不明)
2009年頃改訂(詳細な改訂日も不明)
2024年4月4-5日改訂

楽譜
※誤植あり、2024/4/9に差し替えてあります。

音源
※誤植あり、2024/4/9に差し替えてあります。

http://musictrack.jp/index.php?pid=user&uid=22282&mod=sounds&snd=99310

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