映画『四月になれば彼女は』を観て感じた、愛することの儚さ
こんばんは、れいちぇるです。
3ヶ月ぶりに映画館に行ってきました。鑑賞したのは佐藤健さん主演の『四月になれば彼女は』。
原作こそ知らなかったものの、キャスト発表になったときから気になっていた作品でした。
気になる映画はたくさんあれど、推しが出演していない限り、なかなか映画館まで足を運ばない私。そんな私の背中を猛烈に推したワケは……
主題歌が推しアーティスト「藤井風」に決まったから。しかも描き下ろし……!これは公開初日にでも観にいかなくては!!!気づけばそのくらいの熱量を帯びていました。
(ちなみに今もその主題歌をリピート再生しながら記事を書いています。)
風さんの「満ちてゆく」が3月15日に解禁になり、すぐさまSpotifyで聴き、YouTubeでMVもチェック。さらにはNHKでの新曲披露の動画も観て、「満ちてゆく」の世界観にどんどんと惹きこまれていきました。
3月23日。
『四月になれば彼女は』公開翌日、鑑賞してきました。
結論からいうと、久しぶりに星5つの邦画に出会えた!というのが率直な感想です。
映画の内容はネタバレになるので控えますが、個人的に映像のカラーグレーディングがとても好みでした。フィルム調のような、あわい色合い。
また劇中でかかるオルガンのサウンドもとても心地よく、「さすが、小林武史!」といった感じ。
それから、森七菜さん演じる「春」が世界各地を旅するのですが、その風景もとても素敵で、久しぶりに海外へ行きたくなりました。あ、フィルムカメラもまた再開しようとも思いました!
物語の核となるのが「愛」。
長澤まさみ演じる「弥生」が「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」と、佐藤健演じる藤代に問うシーンが印象的です。
その答えはぜひ劇場で確かめてもらいたいので、ここには書きません。
でもそのヒントは風さんの「満ちてゆく」に隠されていると、私は感じました。
そしてストーリーのヒントがもう一つ。
これから観に行く方は、ぜひ藤井風の主題歌「満ちてゆく」を聴いたうえで鑑賞してみてください!エンドロールでかかる曲がとても身体に染みわたります。
原作者の川村元気さんと風さんの対談インタビュー記事もとても読み応えがありました。
教会で1時間もかからずにメロディーを完成させた風さんすごすぎる……!やっぱり天才や。
この文章を読んだときに、「満ちてゆく」という曲名の意味がすんなりと落ちました。
佐藤健さんが「この映画は藤井風さんの楽曲があってこそ完成します」的なことをどこかの媒体でおっしゃっていて、まさにそうだなと。その逆もあり、「満ちてゆく」も『四月になれば彼女は』を観てこそ、理解できる楽曲なのだとも感じました。
各出演者のファンの方や原作ファンの方はもちろん、風民さん(藤井風ファン)にも観てもらいたい映画です🍃
ぜひ劇場でご覧ください!
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