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カオナシは現代の若者を現している?

昨日に続き、本日も千と千尋の神隠しに関しての記事を書いていこうと思います。

昨日の投稿をご覧になっていない方はぜひ昨日の投稿も見て頂けると嬉しいです!

主題歌のいつも何度でもという曲をオススメさせて頂きました🔻

さて、今回は千と千尋の神隠しに登場する『カオナシ』というキャラクターについてご紹介していけたらと思います。

カオナシとは一体何者なのか

千と千尋の神隠しに登場するキャラクターの中でも特に謎に包まれ正体不明なのがこのカオナシと言っても良いでしょう。

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カオナシは人の影のような黒い姿に、顔は無表情でお面を被っているかのようで、まともな言葉も発せません。

発したとしても、「あ、あ…」「ウゥ…」など言葉にならない言葉を発する程度です。

そんな不気味なカオナシですが、一方では映画の中盤で、人や喋るカエルを飲み込むことによって話せるようになり、巨大化して湯屋で大暴れするシーンもあります。

周りが話せる中、カオナシだけが言葉を話せないがゆえに、人を飲み込み声を借りることで自我を形成させていたように感じます。


カオナシは現代の若者をイメージしているんだとか。

宮崎駿監督もカオナシは現代の若者をイメージしたとコメントされていたそうです。

「ああいう誰かとくっつきたいけど自分がないっていう人、どこにでもいると思いますけどね」とも話されていたようで、

そのコメントから考えるに、カオナシは今の若者に多いとされる、

「自分の事をアピールしたくても上手くアピールすることが苦手。」

であったり、

「自分の意見が持つことが苦手で、積極的に発言できない。話すのが苦手。」

「周りにばかり合わせてしまう。」

といった現代の若者が感じやすい苦手意識みたいな部分をありありと表現しているのかもしれませんね。

そういった視点でみてみると、普段見ていたカオナシとはまた違った印象を受けるかも??

カオナシの正体は謎に包まれたままですが、見る側の視点によって見方が変わるのもこれまた面白いですね(^^)


皆さんも今後千と千尋の神隠しを見る機会があったら、ぜひ色々な視点でカオナシを見てみてください。新しい発見があるかもしれませんよ!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

ではまた!^ ^


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