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個人レッスンが手抜き・その場凌ぎだと感じたときの不信感

2023年ももう残りわずか。

部屋の大掃除はまだですが、最近は人間関係の断捨離をしました。
私にとって怒涛の人付き合いの年でした。

人付き合いが変われば人生に影響が出る。
まさにそんな2023年でした。


前前回の記事の続きです。
皆さんは個人レッスンは受けたことはありますか?

レッスンや授業といってもいろんな種類があります。
集団、個人、スクールの中の個人レッスン...
集団でも少人数制か、大人数でも平気か。

どれが一番自分に合っているか、体験だけではイマイチ把握ができません。


私は塾に通ったことがあります。
習い事は全然させてもらえなかったものの、塾(場所は伏せる)は年少から中2頃まで同じ場所に通い続けました。
その塾は来たらすぐ決められたプリントを解き、ノルマを達成するまで帰れなかったのです。
そして一人ひとりの進むスピードは違うので、小学生で高校の問題を解くレベルの子もいました。
同じ年の子達が何人もいたので、学習は皆1人で進めていますが、サボっている子はいませんでした。


しかし某個別指導塾は1ヶ月で挫折...当時は塾の手帳を買って記録を付けなさいと言われましたが、全然続かず。
個別指導でしたが、途中から入ると、クラスメイトが新入りが来たと囁き合っている。
年度の始まりではなかったので、逆に中2で中1の問題を解いている状況でした。
コマの始まりの挨拶で顔を合わせた時の、塾長の「声小さいね」の言葉で心が折れました。



私は集団が苦手です。

小〜高校は特に、30人が1部屋で授業を受けて、成績順も30人中として貼り出されるのが苦痛でした。
大人数で授業に積極参加型というのでしょうか?
5人の少人数なら良かったのですが、30人で授業を受けると、間違えるのが恥ずかしかったり、ノートを書く時間が皆同じでなければ変で、とにかく悪目立ちしやすい環境です。
内職もできず、自由が拘束されている感じがしました。


逆に通信制高校や大学が、私の中ではベストな授業の受け方でした。
基本受け身で内職もできて、情報の取捨選択ができるので、分からないことだけ授業終わりに聞けばいい。
途中当てられることもないので、授業のペースが自分軸で持てる。(分からなければノート丸写しで済む)

だからこの時思ったのが、今後何の習い事をするにしても「個人」の授業を受けたい!でした。


そこで、2年前に韓国語を習いました。
少人数制の集団レッスンより少し高いけど、マンツーマンを選択しました。
スクールはビルの中にあり、時間になると生徒が入れ替わります。
高校のような部屋割りで、他の部屋から別の授業が聞こえてくるので、ドアも開けっぱなしのため、個室ですが安心して通えました。

だからそれが個人レッスンの良さだと思っていたのです。



前置きは長くなりましたが...
完全個人のレッスンを危険視したのは最近です。

上記の記事の続きとなりますので、よろしければご覧ください。
※タイトルには夜職的なことが書かれていますが、比喩表現です



個人事業主に憧れていた私が、SNSでフォローしたのが、レッスンの募集をしていた方。
その方からフォローありがとうのDMを頂きました。
そして体験レッスンを受け、無料の個別相談会としてzoom面談をした後、そのままその方に教わることになったのですが

「私ならそのお手伝いができると思います」
「私のレッスン受けてみません?」
と言われたのが始まりでした。

その方は特にコンサルを謳っていました。
レッスンとコンサルの両方をするみたいです。

始めのうちはお試し期間で月額も安く、時間も2時間半から3時間のzoomレッスンでした。
内容は自己啓発で、社会に出て挨拶は重要だったり、聞く力を養うといったものです。
これを個人でやってくれて、画面共有もあるので教材の準備もある。(授業なので当たり前ですが)
多分、私が細かくメモを取っていたら、書き取るまでいくらでも待ってくれたでしょう。
ということは、先生は後に予定が入っていないということです。
これだけ聞くと、結構お得だなと思います。



しかし1ヶ月が経つと、レッスンは対面になりました。
1ヶ月間は本題ではなくて、自己啓発のレッスンだったので、この時点で習いたい内容は習えていないことになります。

時間も(本当は1時間らしいが)1時間半になり、先生の時間の制約も増えました。
だから「この後に別の生徒の授業が〜」という言葉を聞くことが増えました。

レッスンの場所はこちらが提供するため、待ち合わせをして建物の中に入ります。
その方は、毎回レッスンで、その建物内のお手洗いに1.、2回行きます。
(使用時間はスタートしている)
だから、トイレを提供している気持ちにもなります。

また、私が場所代のお支払いをしている間、一緒に建物から出るまでの間、先生の後ろ姿を見た時に、ゲーム画面を開いているのを見たこともあります。

そんな小さい所から不信感は積もっていきました。




1年経過して「手抜き...?適当...?その場凌ぎ...?」と思われる場面が見え隠れするようになりました。
一応、半年を目処に授業を進める方針だったらしく、そこまではカリキュラムはありました。

しかし1年を過ぎたあたりから、オリジナルの教材は無くなりました。
パワポの説明もなくなりました。

その方はテキストは紙では渡さないが、他で通学している学校の教材は持ってきて、またはメールで送ってと言うので、その件については、後々、学校の先生に相談したところ大変怒っていました。

そこで言われました。

「その先生じゃなきゃ駄目な理由は何?」と。

もう無かったんです。
その先生じゃないと受けたくない理由は「個人レッスンだから」でした。

ただその「個人レッスン」は「完全な個人間での取引」でした。
つまり、第3者の目の届かない、監視の目がないということ。

月謝は先生の口座に振り込み、翌月のレッスン日はレッスン中に決める。
当日のドタキャンも簡単にできてしまうし、悪く言えばレッスン中に何をしても許される環境。



知り合いの通っている地元のピアノ教室は、個人でやっているものの、幼稚園のママさん達の紹介で回っているので、レッスンでピアノを弾かないことはまず有り得ないそうです。


凄く例えが悪いのですが、夜職で働いていた自分の目には、店舗を通さない直引きのようなものと思えます。
店舗という母体があるから、サービス業として成り立つ部分がある。
店員さんが電話をとってくれて、自分達の予約を入れてくれるからこそ、責任感が生まれる。
当然、働くには面接が必要だが、面接に受かっても仕事をしなければ、お客様の口コミの評価やアンケートが悪くてクビになる。

仮に3万円を払ったお客さんがサービスを受けることなく話だけで帰されたらどんな気持ちになるだろう?
そしてそれを「お客さんがサービスを受けたいと言わなかったからやらなかった」なんて言われたら、それは違うんじゃないかと思う。

でもキャストは勘違いする。
その間お客さんは笑って話を聞いてくれていたから、楽しんでいたくせに、終わってから文句を言うなと。
それを過剰要求や金額外のサービス要求だと理由を付けてNGにしてしまう。

本指名のお客さんだからこそ、手を抜いちゃう。
その人が固定客になったら、緊張感も抜けて慣れるから、新規客に力を注ぐために事前準備が疎かになる。
新規客とダブルブッキングしたら、本指名の方を時間変更して、後回しになって、片手間で仕事をするようになる。


お金を頂く立場として当たり前のことが、完全に個人間の取引になると曖昧になり、破綻する。


お話して終わり。

授業なのか、コンサルなのか。
カウンセリングなのか、雑談なのか。
本当にこの人はこれで仕事をしていると思っているんだろうか?

本来受けるはずのサービス内容からズレていく。



そして先生はコンサルタントと謳っていたものの、コンサルというのはこちらからすると名ばかりで、

お会いして「元気〜?」「1週間どうでした?」から始まり、仕事や学校で少しでもネガティブなことを話すと、その話題を取り上げて、1時間半、先生の大きなお仕事の感想を一方的に聞いて終わり。

または、「他の学校の授業で良い結果を出すための授業」をするので、課題が重複して新鮮さがない。
将来生業としてやっていきたい、お金に変わってほしい。
そのための自己投資のはずが、授業のための授業というのは趣旨がずれている。


先生自身、最初はとっていた生徒メモも無くなって、だんだん雑談のようになっていきました。
そして先月、全ての授業に実践がなく、これは雑談だと感じた時点で、不信感は怒りになりました。


私もそこで強く言えたら良かったのです。
ただそれを、最近になって他の先生に相談するまでは気づかなかったのです。

相手が自分より一回り年上で、個室に2人きりの空間では、それが普通だと考えてしまう。
共通の知り合いや仲介者がいないので、他に相談する相手もいない。


そして本日。
習い事をしている知り合いに相談し、これ以上レッスンを継続するのは難しいと、お断りする文章を一緒に考えてもらいました。

返信までに2件、連絡がきていました。
ひとつは振替のレッスン日の提案でしたが、その後に「やっぱりその日は他の生徒の授業が入ったから、別日でお願いします」とありました。


サービスを受けているのとコンサルやレッスンを受けているのとでは、意味が違うかもしれません。
その人は、生徒を客と呼ぶのを嫌がるかもしれませんし、自分は生徒のためを思ってやっていることだ!と言うことだってできる。


でも大きなお金を払っている以上は、一度客として、消費者の立場として、客観的に判断すること。

子供に通わせる親の立場に立つと、コスパ重視で考えれば有り得ないことだとすぐ気づきます。


クレームと思われても、逆ギレされても、率直な気持ちを言わなければ私の気が収まらなかったのでした。


返信がきていましたが、その返事はまた明日。

2023年の終わりになって、私の中の非常にショッキングな出来事でしたが、同時期に新たな仕事を始めたので、人間関係の入れ替えの時期と思っています。

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