風俗を辞めるなら、ミニマリストの生き方は相性がいい【Vlog.3】
書きたいことが山積みです。
日常の出来事を黙々と書きたいだけなのに、文章になると改まって何回も書き直してしまうんですよね。
おかげで下書きの記事ばっかりです。
特にタイトルだけ完璧にできてるっていう。
最近は学校が軌道に乗ってきて
お昼の仕事に向けて一歩踏み出せています。
自分の進路を先まで見据えて生きられているのは、我ながら自慢だったりします。
とはいえ
最近、人間関係のトラブルも幾つかありました。
それについては後々記事にします。
投稿頻度こそ遅いものの、文章を書くのは大好きな私です。
風俗関連の記事はnoteでなら書ける気がしますが、過去をほじくるようで、腹が煮え繰り返ったり、悲しみに暮れることも多いです。
ただ、この業界の経験を書き記すことは
業界そのものの危険性を伝えたり、現実的なメリットデメリットを伝えたり
そしてやはり私自身の人生にとって大きな財産でもあると思うので
過去は過去ですが、綺麗事を言わずに、ここにあるがままをそのまま書くわけです。
しくじり先生がまたしくじったぞ
という思いで読んでくれると嬉しいです。
私の今後のnoteに書く記事のコンセプトをどうしようか、ここ数ヶ月ずっと迷っていたのですが
最近ミニマリストやシンプリストという言葉が話題になっていて
ちょっと遅いですが、私も便乗しています。
というのも
風俗を辞めるには、まず「私とモノ」の関係性を今一度見直す必要があると考えたからです。
単純にモノを減らすのではありません。
ブランド物を買わないのが偉いわけでもありません。
「モノの量が人の価値を決定している」と思い込んでいる自分の意識を変えるためです。
風俗を辞めたい。
と私は本気で思いました。
けれど、昼職や夜職というように
夜のお仕事をしていると、何故か理由もなく仕事を2つに区分する自分が出来上がっていました。
仕事終わりに入ったバーで、服装や仕草などの雰囲気で勘付いた隣のお兄さんが
「ねぇ君、夜やってる?」みたいな使い方をしますよね。
それに「カッコよさ」とか「特別感」とか「内緒の出来事感」を付け加えた、なんとも小っ恥ずかしい、謎の優越感を抱いていました。
その矛先が「モノ・コト」にいきました。
「これができるから私は優れている」
「これを持っているから私は勝っている」
「これを持ってるのは私の生活水準では当たり前」
という幻想に囚われて
脱毛、パーソナルジム、痩身エステ、整形、ネイルサロン、マツエク、顔のエステなど
半年も立たないうちに、手当たり次第にサブスクを増やしまくりました。
(ネイルやマツエクは今は固定費ですが)
店員さんと仲良くなれたことに優越感を抱き、キャラクターグッズもまとめ買いして大満足...
「とりあえず全部買う」
「とりあえず全部食べる」
「とりあえず全部経験しちゃう」 みたいに
「とりあえず全部◯◯する」
が権利として与えられたのです。
お金の力によって。
だから私は何でも買っては捨てて
自分の手に負えなくなったエステやジムは平気で飛びました。
お金をドブに捨てる行為を無意識のうちに簡単にしてしまっていました。
「お金が無くなったらまた働けばいい」
はこの業界だからできることです。
24時間個室に篭って待機すれば良い。
いずれお客さんはやって来る。
接客したその時間をお金に変えればいいのだから。
その考えが浸透して、お昼のバイトをする友達にもそんな発言をポロポロと出してしまいました。
自分が思っている「普通」が、他人にとって「不快」に思われていることに気付かなくなりました。
オーラス出勤は自分にとっては「立派な努力」でも、他人にとっては「卑怯な働き方」なのかもしれない。
副業したいけど、時間的にも仕事内容的にも合う条件が無い人がいるのかもしれないのに、よくそんなことを平然と言えたものだな自分はと、反省しました。
私はここ1ヶ月の間、風俗のお仕事をしていません。
その間は学校に行ったりモノを減らしていました。
しかし不思議なことに
モノの取捨選択をしていると、それがヒトに応用して、人間観察が前より上手になった気がします。
嫌な言い方だけど、前より騙されなくなったのです。
営業に釣られない
人柄に騙されない
言葉巧みに誘導されることがなくなる
人を裸にして見る...というと語弊があるけれど
もし目の前に羨ましいと第一印象で思った人がいて
俺みたいになりたかったらお金を...みたいな、誰がどう考えても投資詐欺の話をされているのに、それに自分が気付かない場合。
その人を素っ裸にしてみると
「なーんだ。この人はモノの防具を被ってるだけで、やってることは他人任せなだけじゃん」
と自分なりの相手の真実を探ることができるのです。
だからこそ
風俗とミニマリストと関係性は相性が良いのかもしれません。
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