リハ医のバイト
リハ医は稼げるのか?永遠の課題である。
経験を基に、どのようなバイト先があるのかを振り返る。
設定:医局からの非常勤バイト(半日 or 1日)
1. 病棟管理
リハ病棟や療養病棟で病棟の管理をする。定期処方や発熱患者への対応、新規入院患者を取る、リハ総・目標設定等支援管理シートの説明である。
スキルはさほど求められない。稀に、常勤医師に頼みづらいことを非常勤に全振りしてくるところもあるが、「分かりましたー」と言うだけで高ポイントになる。常勤医師の態度が悪いほど仕事が増える。逆に良い人なのがバレるとどんどん仕事が増えていくのが難点である。
2. リハ指導・回診
病棟患者のリハについて療法士とディスカッションをする。急性期や回復期で実際の場面を見ながらやカルテ上での報告を受ける。なぜか新人の登竜門にされることも。
3. 装具診察や嚥下機能評価(VF or VE)
病棟管理は主治医が行なって、リハの専門的なところのみスポットで対応する形である。この形式が最も多い。そんなに件数も多くなく、やることやれば帰れるので個人的には一番好き。
4. 外来
いわゆるリハ前の診察が中心。時には、リハの専門診として高次脳機能評価、仕事復帰、自動車運転の再開、装具診察、ボツリヌス治療を求められる。やりがいはあるが、外来で通う人の癖もなかなかあり、大変ではある。あと、外来リハ終了は必ず揉める。メンタル勝負である。
5. 訪問診療
あちこちに訪問診療に行く。自転車や車を使う。訪問診療にリハ的な考えがあると幅広く対応できる。
6. 寝当直
療養病院、リハ病院、施設での日当直。最近は体力的に少し辛くなってきた。
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☆必要な資格
関係ない。専門医だからといって給料が上がったことはない。
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