#26 制度改定という名の環境変化と弊社の方針について
皆さんこんにちは。ベストライフの西川です。
今年一年を簡単に振り返り、来年の会社の展望について書きます。
2024年は医療、介護、障害福祉の3つが同時に制度改定される、6年に1度の「トリプル改定」の年でした。
ベストライフにとって制度改定は、経営に影響を与える外部環境の変化そのものであり、これにうまく適応できるかどうかが、常に成長の鍵となります。
最初に結論を書くと、今回の制度改定では、企業としてもう一段成長するための、光明を見出すきっかけになったのではないかと思っています。
これまで介護保険、医療保険分野が中心でしたが、ベストライフはこれから「障害者(児)福祉」分野においても事業展開を進めていくこととします。
具体的には、自立(機能)訓練、共同生活援助をまずは春に開業します。自立(機能)訓練は、弊社で運営するリハビックス(通所介護)14事業所のうちの2事業所を共生型自立(機能)訓練として、そしてそれとは別に単独型でも1事業所を開業します。共同生活援助は、事業譲渡によって他社から引き継ぐ形で始めます。
さらに、障害児や医療的ケア児を対象とした重心型児童発達支援、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援といった障害児福祉サービスも始める予定です。これらは弊社が運営する訪問看護ステーションクラセルで日々介入している小児の支援を拡張する事業となります。
このように、2024年のトリプル改定が、ベストライフにとって障害福祉サービスをこれから展開していくきっかけとなりました。
また、障害福祉サービスの中には、弊社で運営している通所介護や訪問看護、訪問介護といった介護保険や医療保険のサービスや、保険外の自費サービスである沖縄脳卒中リハビリセンターと併用されていたり、前後で組み合わせて使われていたりするサービスも多数あることを知りました。このことは、ベストライフの今後の事業計画の幅を大きく広げることになったはずです。
こうして在宅支援における介護・医療・障害福祉の制度的な繋がりを感じることができたことは、私自身の大きな学びでありました。成長の上限が解放されたような感覚です。
創業から掲げてきた「沖縄で一番のデイサービスの会社になる」というビジョンを達成し、「沖縄を代表する在宅支援の会社になる」という次なるビジョンを掲げて3年が経過。
早くもこの3年で、社内ではデイサービス以外の在宅支援事業が次々と立ち上がっています。中でも注力してきた訪問看護ステーションは6事業所となり、ヘルパーステーションは来月に3事業所目が開業します。まだまだではありますが、着実にビジョンに向けて進み始めています。
2025年、ベストライフは介護保険・医療保険・障害福祉・自費サービスの枠組みを超えて「在宅支援」を軸にサービスを展開し、全ての部門でその品質を高める一年にしたいと思います。
奇しくも来年は、「2025年問題」としてこれまでニュースで取り上げられてきた年でもあります。最近になってようやく社会保険料の負担についての議論も出始めました。税や保険料が財源の公的サービス事業を担う一企業として、同業界において手本となれるような、質の高い事業所運営を心がけて参ります。
【採用】新年に説明会を開催します
・・・最後に、年明け1月11日(土)に開催するベストライフ採用説明会の案内をさせて下さい。説明する事業と時間は以下の通りです。
■自立(機能)訓練「ジョブトレ」(オープニング) 9:30
■訪問看護ステーション「クラセル」11:00
■ヘルパーステーション「わくわくの森」13:00
■リハビリ特化型デイサービス「リハビックス」14:30
会場はイオンドラッグ伊祖(浦添市)の2階です。申し込みは以下フォームから簡単にできます。もちろん履歴書不要、私服で構いません。すぐ転職したい人はもちろん、転職時期が決まってない人でも誰でも参加できます。説明を聞いて、面接に進みたいと思った人だけ応募してくれればOKです。お仕事の具体的な内容や、給与や休みなどの条件面も含めて全てお話します。ベストライフのホームページにも募集している職種などを載せていますので合わせてご覧ください。
<説明会参加申し込みフォーム>
https://ws.formzu.net/sfgen/S52671000/
<ベストライフ採用ページ>
https://bestlife-okinawa.co.jp/entry