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日本人とフランス人の区別がつかない


小さい頃からフランスと日本を行き来して、
日系フランス人の母を持ったせいで日本にいながらもフランス人と沢山関わりを持って生きてきた僕にはなんと、日本人とフランス人の見分けがつきません。

もっと正確にいうならば、どちらも自分にとっては隣に存在することが当たり前ということです。

多くの日本人にとって日本系以外のフランス人は外国人として強く認識されます。
それは普通の日本人には、いかにも外国人という見た目が珍しく見えるからだと思います。

例えハーフの人であっても、アフリカ系やヨーロッパ系とのハーフであれば、大体の日本人は『私たちとは違うもの』と無意識の内に認識していると思います。
(これはハーフの人から聞いた疎外感を根拠に喋っているので、納得のいかない方はpdrさんの『ハーフあるある』シリーズなどを参考にして見てください。)

これが所謂『外国人』だと認識することだと思います。




さて、そこで私の世界の認識についてですが、
私は自分の特殊な生い立ちのせいでフランス人と日本人の境界が曖昧になっています。

例えばハーフのことですが、日本人の多くはハーフと認識するのが速いと思います。
僕はハーフの人の区別が未だについていません。


ハーフではありませんが、見分けづらい著名人を挙げたいと思います。

アメリで有名なトゥトゥさんです。
僕は彼女のことを外国人と思ったことはありません。

笑点の落語家の三遊亭小遊三和さんです。
流石にアランドロンではありませんが、
表情はフランス人に近いと思います。


日本人は私から見ると非常に排他的な常識に囚われている人が沢山いますが、
私のように全く区別がつかない人もいます。

一人じゃないですよ。
安心してください。

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