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リージョナルフィッシュの“なんでも屋”が魅せる熱意と対応力(学生インターン 稲垣颯太)

「リージョナルフィッシュでのインターンを通して、仕事をする上での優先順位の付け方や、コミュニケーションの重要性を学んでいます。これから社会に出ていく上での力を身に着ける環境として、とても魅力的な場所だと感じています。」
そう話すのは、学生インターンながら事務から研究まで幅広く仕事をサポートする稲垣颯太。
今回は、社員インタビュー番外編として、リージョナルフィッシュで働く学生インターン 稲垣さんに、同社への参画理由、働く上で学んだことや魅力を聞きました!
※取材当時の内容となるため現在の肩書・業務内容と異なる場合があります。

稲垣 颯太(いながき そうた)
高校卒業後、早稲田大学国際教養学部に進学。一年間で退学したのち、現在は京都大学農学部資源生物科学科に在籍。リージョナルフィッシュでは、学生インターンとして飼育業務や事務作業など様々な業務の補助を行う。

「幼い頃からの魚への興味が、リージョナルフィッシュとの出会いを引き寄せる」

―――本日はよろしくお願いいたします!はじめに稲垣さんのご経歴を教えてください!


小さな頃から釣りをして遊ぶ機会があったり、熱帯魚を飼ったりしていたことから、魚への関心が深い子どもでした。一時期深海魚が少し流行っていたのですが、そのときに深海魚に興味を持って調べたりもしていて、漠然と魚に関する何かができたらなという気持ちがありました。高校在学時にサンマの不漁が問題になったのをきっかけに水産業の現状に疑問を抱くようになり、大学では水産や海洋生物学を学べたらと考えていました。
 
2020年3月に長野県の高校を卒業し、同年4月に、早稲田大学に進学をしました。しかし、ちょうど新型コロナウイルスの流行と被ってしまい、大学でやれることがほとんどなかったことから1年在籍したのち退学しました。そして改めて大学受験をして、2021年度から京都大学農学部資源生物科学科に在籍しています。資源生物科学科は海洋生物コース、応用動物コース、植物生産コース、生物先端コースの4つにコース分けされており、私は海洋コースを専攻しています。
 
授業内容としては、例えばリージョナルフィッシュの木下先生が開かれた授業で魚類の遺伝的特徴やゲノム編集について学んだり、そのほかの授業で魚類の品質評価や分類などについて学んだりと、海洋生物学全般にわたることを学んでいます。

―――リージョナルフィッシュのインターンをしようと思ったきっかけは何でしょうか。


私が魚に興味があることや、これからさき、水産業に関わっていきたいということを、周りの友人によく話していたんですよ。そしたらある時、友人の1人が、大学生協のアルバイト募集の欄に、リージョナルフィッシュのインターン募集があることを教えてくれたんです。
それで、調べてみたらとても面白そうな会社で、自分が将来やりたいと考えていることにも強く関わってくるだろうと思い、応募していま1年半ほどインターンとして仕事をしています。

「幅広く業務をこなす中で学んだ、仕事をする上で大切なこと」

―――リージョナルフィッシュでは、どんなお仕事をされていますか?


本当に色々なことをやらせてもらっていますね。梅川さん(リージョナルフィッシュCEO)に、「雑用」って紹介してもらうくらいには、何でもやっています(笑)
 
例えばバックオフィス業務では、経理や総務に関する書類作成や、物品費に関する納品書等の様々な書類の整理を任されています。
研究開発部には飼育している魚に餌をあげたり水質検査を行ったりしていて、少しだけ実験のお手伝いをさせていただくこともありますね。

あとは、時々梅川さんから直接とんでもない仕事をもらうことがあります(笑)
例えば、京都大学内で、リージョナルフィッシュのマダイを使った「京大バーガー」を販売したことがあったのですが、あれは梅川さんに突然、京大の生協に売り込んできてほしいと言われてできたものなんです。生協にアポイントメントを取って、プレゼン用のスライドを作って、実際に生協の方にお話を通して、話が形になったら、ポスターを作ったり、ゲノム編集の説明シートを作ったり、発注したりさせてもらいました。
 
これまでに依頼された仕事で、一番驚いたものは、業界団体を作る際に、「定款を作って」と言われたことです。もちろん私は定款にとても詳しい人間という訳ではないので、色んな業界団体の定款を調べて、共通点や相違点を見出すところから始めました。それぞれで違うところはなぜ違うのかを考えて作ってみたら、いい感じのものができたのではないかと思っています。

―――本当に様々な仕事をされているんですね!そのようなインターンの経験を通して、身についたことはありますか?

色々な仕事をやらせてもらえるからこそ、仕事の優先度をつけることの大切さを学びました
複数の仕事が短い期間に重なったりすることもあって、どれから先に片づけていくべきなのかを明確にして取り組むことをこの時期に学ぶことができたのはとても大きいなと思います。
 
あとは、色々な仕事をする上で、相手が何を求めているのかを理解して、それを十分満たすような仕事の結果を返していくために、丁寧な擦り合わせを意識しています。そういったコミュニケーションの重要性も学べたのではないかと思います。

「リージョナルフィッシュでのインターン経験を持つ学生が描く、これからとは」

―――1年半ほどインターンをしている中で、リージョナルフィッシュに対して感じる魅力はありますか?

皆さんが全力で仕事に取り組んでいらっしゃることだと思います。社員の皆さんのエネルギッシュさは他では見られないと思いますし、そこはリージョナルフィッシュの強みであり魅力だと思います。
社員の方々と接していて思うのは、すごく面白い方ばかりだということです。
雑談をしているときは色々なお話を聞くことができますし、いざ仕事の話になると、急にスイッチが入って、オンオフの切り替えがすごいなと感じます。
 
あと学生インターンの目線で言わせていただくと、どこのバイトよりインターンより、大きいものを得られる会社だと思っています。
リージョナルフィッシュは成長中の会社なので、色々な仕事が舞い込んできますし、学生インターンがやっていいのかと思うような仕事まで任せていただけることも多々あります。そういった仕事を通して、自身のキャパシティが広がっていくことを感じられますし、仕事に対する向き合い方や、どんな流れで仕事をしていくのかを身をもって学ぶことができます
これから社会に出ていく上での力を身に着ける環境として、とても魅力的な場所ですね。

―――今後はどんなことをやっていきたいと考えていますか?

インターン業務の中の話でいうと、もっと社員の皆さんに貢献できるように成長していきたいです。
私は、学生インターンの存在意義は社員の皆さんの負担を減らすことではないかと考えています。例えば、研究開発部の方がより研究に集中できるように、誰かがやらなくてはいけないけれど、社員の方がやるまでもないような仕事をどんどん肩代わりして、皆さんの時間を作るという形でリージョナルフィッシュに貢献していきたいです。
 
大学の話でいうと、いまは3回生なので学生実験もありますし、しっかりと学びを深めて、海洋研究に携われるような知識をつけていきたいなとも思っています。大学とインターンの両立が今後の課題になるかもしれないですね。
 
リージョナルフィッシュの研究開発部の皆さんのように、研究の道を進んでみたいという気持ちもある一方、人には適性もあると思うので、自分の適性を鑑みた見極めが必要だと感じます。
直接研究に関わらない形でも、海洋資源の流通や施設に関わるような仕事もありますよね。いまは他の色々な選択肢も見られる貴重な期間だと思って、自身の将来像を考えていきたいなと思っている最中です。

―――学生インターンとしてリージョナルフィッシュの事業推進に貢献する稲垣さんにお話しを伺いしました。本日はありがとうございました!

いまリージョナルフィッシュは人材採用を強化しています。
是非私たちと日本の水産業界を変えていきましょう!

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