バランスの取れた食事の重要性
はじめに
こんにちは!
4月からREGBODY(レグボディ)で働かせていただいている山家(やまが)です!
今回は自分のトレーナー経験、ボディビルの経験を活かして、よく聞かれる質問「結局のところ何を食べればいいのか?」を簡潔にお答えしていきたいと思います。
少し専門的な記事が続きましたので、今日はサクッと読めるようにしていきます!
~何を食べればいいの?~
「何を食べたらいいの?」
バランスよく食べてください!!
一言で表現するとこれに尽きます。私たちトレーナーも最終的にはバランス良く食べてください(何か1つだけを多く摂取するということはしない)とお伝えすることはよくあります。では、もう少し詳しくお話していきましょう!
バランスがいいということはどういうことなのか?
厚生労働省e-ヘルスネットより掲載
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-007.html
みなさん、上のイラストをご覧になったことはありますか?
これは厚生労働省が出している「食事バランスガイド」というものでまさにこれがバランスの良い食事の公式な「回答」です。世界ではフードピラミッド(日本も以前はフードピラミッドでした)といった呼び方もありますが、このバランスガイドの良いところは中心に「水」つまり水分補給と、「走っている人」つまり運動も必要ですよ!と謳っているところです。
ではここから基本的な栄養学の視点からお話していきましょう!
五大栄養素
さて、みなさんも一度は五大栄養素という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?(または三大栄養素ならどうでしょう?)日本の義務教育では小学校の家庭科で履修することになっていますが、ほとんどの方が覚えていない、または覚えていてもそれを活かしているということはないと思います。
五大栄養素
1.炭水化物
2.たんぱく質
3.脂質
4.ビタミン
5.ミネラル
五大栄養素はそれぞれに役割があって非常に大切です。
トレーニングを始めたばかりのころは正直なところ私自身もおろそかにしていました。
~五大栄養素の役割~
ではそれぞれの役割を見ていきましょう。
1.炭水化物 →動くためのエネルギー、筋肉合成
2.たんぱく質 →筋肉の材料(爪、髪、皮膚)
3.脂質 →ホルモン、細胞膜の形成
4.ビタミン →体の調子を整える
5.ミネラル →体を作る手伝い
このようにそれぞれの役割を考えると、1つも不足してはならない、ということがお分かりいただけるかと思います。
~食べないという失敗~
ダイエットを意識するとまずやってしまうのが
「食べない」ということ。
非常にわかります。私も何もわからなくてダイエットしたときは
1日 うどん一人前 バナナ一本 玉子1個
で生活していました。←愚かでした(笑)
この時は確かに体重は落ちました。しかしそれには日常への支障、体調不良など多くの弊害もありました。食べないダイエットは人格を変え、友達を失います。(笑)←一番の弊害です。
こんな恥ずかしい経験をしたのちに、トレーナーになった時、始めて栄養学に関して学び始めました。トレーナーになりコンテストに出てみようと思い減量に入った時、勉強した内容が活かせる!!と思いきや、、、
またしても、たんぱく質以外ほとんど食べない減量をし始めました。(体重が落ちなかったらどうしようと、数字に囚われていました)もちろん、摂取カロリーを落としているので体重は落ちますが、やはり体調が優れず、結果的に体重も落ちなくなるという悪循環に陥りました。
~食べたら痩せた~
ダメもとでバランスよくとり始めると体調も良くなり、体重も落ちました。ここで完全に、それぞれの栄養素の重要性に気が付きました。先ほどは五大栄養素について書きましたが、その中でもエネルギー産生栄養素とも呼ばれる三大栄養素、すなわち「炭水化物・タンパク質・脂質」の内容に変化を持たせることで、より食事が楽しく、またバランスも良くなっていきます。
ちなみにエネルギー産生栄養素、栄養、栄養素という言葉の定義が厚生労働省のe-ヘルスネットにとても分かりやすく記載されていましたので、引用いたします。
人間の身体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー(カロリー)源となる「たんぱく質・脂質・炭水化物」を『エネルギー産生栄養素』と呼んでいます。以前は、三大栄養素とも言われていました。なお、栄養とは、呼吸、消化吸収、排泄、運動、成長、繁殖などの生活現象を維持し、健康な日常生活を送るために必要な物質を外界から摂取し、これを利用し、不要なものを排泄しながら生命を維持していくことを指します。一方、栄養素とは、生活現象を営むために外界から摂取しなければならない物質のことであり、具体的には、たんぱく質やカルシウムなどがこれに該当します。このように、栄養と栄養素には、明確な違いがあるものの、混同もしくは誤って理解されている場合も多く見受けられます。
出典:厚生労働省 e - ヘルスネット ”エネルギー産生栄養素”より
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-013.html
三大栄養素の具体例
【炭水化物】
玄米、スーパー大麦などは血糖値が緩やかに上がり、また食物繊維も摂れるためお勧めです!(ただし体質によっては玄米で便秘になる方もいらっしゃるので、そういった場合は水溶性の食物繊維、海藻類を摂取してみてください)
【たんぱく質】
鶏むね肉は最強のたんぱく質ですが、豚肉、牛肉、大豆製品などバランスよくとりましょう!特に日本人はタンパク質が不足しがちなため、プロテインなども積極的に利用しましょう!
【脂質】
青魚、ナッツ、オリーブ油などエネルギーとして使われやすい太りにくい油も取り入れていきましょう!
~結論~
長くなりましたが、結論を申し上げるとダイエットにおいて食べるのは怖いですが、食べなければ健康的に痩せることはできない。
偏った食事=失敗のもと
バランスのとれた食事=成功のコツ
現在の日本人の食事はかなり欧米化されてきておりますが、本来は和食の内容、また出てくる順番(和食では最後に炭水化物がでてきますが、これは血糖値があがりづらいという特徴があり、つまり太りにくい順番ですね)を参考にお食事を摂られるとよいでしょう。
良い食事、バランスの良い食事に体は必ず応えてくれます。
もちろん、良い食事もカロリーオーバーはしないように気を付けましょう!
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