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2-3 セラピストの役割


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「奇跡のコース 心理療法」
第二章 心理療法のプロセス 
3 心理療法家の役割

要約(訳)をお届けします。

これでやっと、大筋を理解しています。


ココから…

心理療法家は先導者です。患者よりわずかに先を進み、道にあるいくつかの落とし穴を先に見つけることで、患者がそれを避けることができるように助けるという意味で、先導者です。

理想的には、セラピストもまた、従う者です。セラピストが見ることができるよう光を与えるために、セラピストの前を一なる存在が歩いているからです。

この一なる存在がいなければ、セラピストも患者者も闇雲によろめきながら歩き、どこにも行き着きません。しかし、ゴールが癒しであるならば、この一なる存在が、まったく不在であることはあり得ません。それでも、その存在が認識されないということはあるかもしれません。

癒しは、患者の限界によって制限されるのと同様、セラピストの限界によっても制限されます。したがって、このプロセスのねらいは、これらの制限を超えることです。両者がつながり合うとき、すべての限界を超える可能性が与えられます。

両者の成功の度合いは、この潜在的可能性のどれくらいを使う意欲があるかで決まります。進歩は決断の問題となります。

心理療法が失敗したように見えることは大いにあり得ます。しかし最後には、必ず何らかの成功があります。一人は助けを求め、もう一人はそれを聞き、助けるというかたちで応答しようと努める、これが救済のための公式であり、必ず癒しをもたらします。

理想的なセラピストはキリストと一つになっています。自我のないセラピストとは、癒しの最終地点にいる、一つの抽象概念です。心理療法家は、自我なきセラピストの患者となって、自我なきセラピストがキリストの心から受け取る想念を表現する者となります。

以上


※ 最後の段落、少しわかりにくいです。自我なきセラピストというのは、イエス ( ヨシュア ) のようにも思えますが、それよりは、心理療法家の理想像、ハイアーセルフのようにも思えます。

最初のほうでは、一なる存在が前を歩いているという表現もあります。

とにかく「俺が / 私が治す」というエゴを捨てて、癒しを、大いなる存在 / 意識に委ねる姿勢が大事なのだと思います。


お読みいただき、ありがとうございました。

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