Zephyr(ゼファー)@心理学の、周りの辺り
「奇跡のコース」に付属する「心理療法 : その目的、プロセス、実践」の抄訳や要旨をまとめました。
ご訪問いただき、ありがとうございます。 ジェラルド・ジャンポルスキーさんは、「奇跡のコース」の考え方に沿って、 「ゆるし」や「やすらぎ」をテーマにエッセイをたくさん書かれている方で、私も何冊か本を読みました。 個人的に影響を受けた方の一人です。 ・・・・・ 先日ご紹介したビル・セットフォードさんのインタビューでは、カリフォルニアでのビルさんの、ごく親しい仲間であったことがわかります。 ※ インタビューの30, 31, 34に名前が登場します。(主に31) ビル・
ご訪問いただき、ありがとうございます。 「奇跡のコース」。 電子版も出ていますが、最初は書籍版を購入しました。 全体から把握するべく、まず重さを量ってみました。 本編 827g ワークブック 813g 計 1641g ← 端数があったらしい(笑) 英語版 1015g 合計は調理用スケールではもはや対応できずEEEE 約2655g ですね。 重いです(笑) こんなの、読み切れるかしら? 気分も重くなりました。 昔よりもさらに一層、右脳タイプになっている
ご訪問いただき、ありがとうございます。 すごく面白かったので、紹介させていただきます! “「奇跡のコース」をタイプした人 “ として知られるビル(ウィリアム)・セットフォードさんが語る、自らのライフ・ストーリー。 「奇跡のコース」が書き取られ、出版されていく経緯と、ビルさんの内面のストーリーがとても興味深く、 30話以上あるのですが、一気読みしてしまいました。 ビルさん自身が、困難を抱えながら「コース」を実践していった、最初の人であることがわかります。 お読みいた
ご訪問いただき、ありがとうございます。 心理学者のヘレン・シャックマンが内なる声を書きとった「A Course in Miracles」(奇跡のコース)ですが、いくつかの版が存在し、それぞれかなり異なっています。 今から学習しようとする人は、迷ってしまうでしょう。 私も大変、迷いました。 自分のために調べたことをシェアします。 ※ 極力、複数の資料を参照しましたが、ダブルチェックできていない内容も含んでいます。 順番は、出版順ではなく、もともとの作業の流れの中で、
ご訪問いただき、ありがとうございます。 「奇跡のコース」は、心理療法に対する支払いをどのように考えているのでしょうか。 「奇跡のコース 心理療法」第三章 心理療法の実践 3 支払いの問題 要約(訳)です。 ・・・・・ その前に、、 一言で結論を言いますと、現実の価格設定はセラピストの気持ち次第ということになります。 それをいいことに、かなり高額の料金を要求するセラピストもいると思います。 いくらにしたらよいのか、これを読んでもわかりません。 欲のない人はいま
ご訪問いただき、ありがとうございます。 前にもお話ししたように、私は「奇跡のコース」に影響を受けた先生たちから、心理療法や赦しのワークを学んできました。 そのときは、「コース」は人間関係を扱うものというイメージでした。 メインのコンセプトは「愛」と「赦し」で、さらに「愛か怖れか」「正しくありたいのか、平和でありたいのか」「正当な怒りなどない」「罪は存在しない」など… いろいろなコンセプトを学びました。 そして、心理療法という文脈だったからだと思うのですが、私はそ
ご訪問いただき、ありがとうございます。 困ったときは、よく「グレース丸投げ法」を行なっています w 奇跡のコース」のワークブック レッスン169 “ By grace I live, By grace I am released.” grace は 恩寵 とか、恵み と訳されます。 「恵みによって、私は生き、恵みによって、私は自由になります。」 ・・・・・ グレースについて、ほかの解釈もあるとは思いますが、 今回は、「奇跡のコース」に従って、簡単に説明
ご訪問いただき、ありがとうございます。 「奇跡のコース」の心理療法について書いてきましたが、「コース」をよく知らない人からしたら、” 奇跡って何?” と思うかもしれません。 以下は「コース」のはじめのほうに書いてあることで、学習者にとっては常識かもしれませんが、一般的な意味合いに加えて、独特のニュアンスもあるので、一応、書いておきます。 このあと細かい説明もいろいろ書いてありますが、まずはここが一番大事かと思います。 ・・・・・ Miracles occur nat
ご訪問いただき、ありがとうございます。 「奇跡のコース 心理療法」第三章 心理療法の実践 1 患者を選ぶこと についてですが… このパートは途中から妙な感じになります。 そして、そこを読んでいたら、背中がゾクゾクしてきました。 ・・・・・ 「ある者たちは、あなたが物理的に目の前にいることを必要としません。」 「どのようにして彼らがやって来るかは問題ではありません。」 「たとえば、名前、考え、イメージ、アイディア、あるいはどこかの誰かに手を差し伸べているような感
ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は「奇跡のコース 心理療法」 第三章 心理療法の実践 1 患者を選ぶこと について 読んで考えたことになります。 ここでご紹介する内容は、私自身も難しいと感じることです。 あくまで参考としてください。 ※ 要約(訳)には含まれていない部分も取り上げています。 ・・・・・ 「奇跡のコース 心理療法」 第三章 心理療法の実践 1 患者を選ぶこと について ここには「患者を選択してはならない」と書いてあります。間違ってあな
ご訪問いただき、ありがとうございます。 「奇跡のコース 心理療法」第三章 心理療法の実践 2 クライアントを選ぶことについて 原文ではクライアントではなく patient 患者となっています。 医師が患者を選ぶことはできません。 心理療法家も患者を選ぶべきではない、と書いてあります。 (理由は、医師とは違うかもしれませんが。) 以下、要約(訳)になります。 患者と書いてあるところは、クライアント(相談者)と読みかえていただければと思います。 ・・・・・ 「奇
ご訪問いただき、ありがとうございます。 「奇跡のコース 心理療法」の中に「心理療法は専門職であるか」というパートがあります。 気を引くサブタイトルではありますが、内容に照らすと、少々、不適切にも思われます。 このパートで最も大事なのは「どういうときに癒しが起きるのか」だからです。 ・・・・・ 興味深いことに、未熟なセラピストであっても、ホーリースピリットが癒しに入る妨げにはならないと、セラピストを擁護する内容になっています。 実際に、傲慢な、利己的な、無関心な、不
ご訪問いただき、ありがとうございます。 「奇跡のコース 心理療法」 第二章 心理療法のプロセス から、 7 クライアントとセラピストの理想的な関係 の要約(訳)をお届けします。 二章はこれで終わりです。 ・・・・・ なお、タイトルは、原文ではクライアントではなくペイシェント(患者)です。 本文の「患者」は、実情に即して「クライアント(相談者)」と読みかえてかまいません。 また「キリスト」「創造主」などの言葉も、キリスト意識、聖なるもの等、ご自分の好みのものに
ご訪問いただき、ありがとうございます。 第二章 心理療法のプロセス 6 癒しの定義 要約(訳)です。 ある意味、クライマックス! ・・・・・ ここで言われていることは、かなり厳しいと思います。 でも、究極的には、それが真実なのでしょう。 人間は、すべて病んでいるともいえます。(そうでないと、生まれて来ない) それでも、ベストを尽くしなさい、というメッセージです。 では、ココから… 心理療法のプロセスは、単に赦し(ゆるし)であると定義できます。いかなる癒しも
ご訪問いただき、ありがとうございます。 「奇跡のコース 心理療法」第二章 心理療法のプロセス 5 癒しのプロセス の要約(訳)です。 ココから… 真理は単純であるとはいえ、果てしない複雑さの迷路の中ですでに迷ってしまった者たちには、やはり教えなければなりません。 幻想の結果として、必然的に生じる信じ込みが「安全であるためには、未知のものを制御しなければならない」というものです。まずはじめに、それは「生きているためには、克服されるべきいくつもの勢力がある」という信じ込み
ご訪問いただき、ありがとうございます。 「奇跡のコース 心理療法」から、第二章 心理療法のプロセス 4 病のプロセス の要約(訳)です。 ココから… すべての治療が心理療法であるのと同様に、すべての病は心の病です。それは神の子(訳注 : 自分や他者)への裁きであり、裁きとは心の活動です。病とは、悲しみと罪悪感の表現以外の何であり得るでしょうか。 ひとたび神の子が有罪と見なされたなら、病は必然となります。心の変化が影響を与えられないものはありません。すべての外的な物事は