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メディアでも話題のREGAL プレミアムラインとは?


皆さまこんにちは。

一気に肌寒くなりましたね・・!
今年は10月まで残暑が続き、いつ秋くるの??と思っていたらいつの間にか本格的に寒くなっているので驚いております。

今回は、REGALレディースの名作プレミアムラインについてのお話。

色味が珍しいダブルモンクストラップ
(F44F)

雑誌などでもありがたいことに取り上げていただく機会が増えてきており、この記事を読んでくださってる方の中にも既に知ってるよ!という方ももいらっしゃるかもしれません。

今日はそんなプレミアムラインを深掘りしていきたいと思います👞
ぜひ一緒にお楽しみいただけると嬉しいです。



REGAL PremiumLine ―プレミアムライン― とは?


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王道で人気な“メリージェーン” 
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プレミアムライン・・
『いつもの日常に上質を』をテーマにメイドインジャパンで制作されているREGALのレディースライン。 
メンズライクだけど女性らしいシルエットを損なわぬよう、こだわりを持って作られています。
洗練されたデザインとラインの美しさが魅力のラインナップ。
左:プレーントゥ  右:ウイングチップ
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見た目からは想像がつかないようなピタッと吸い付くようなフィット感と安定した履き心地。
まさに、お仕事履きとしても大活躍してくれるシューズたちなんです。


紳士靴担当だったからこそできた名作


実はプレミアムライン、男性デザイナーが1からデザインを手掛けて制作されたシリーズなんです。
どこから見ても綺麗なフォルムとラインには、デザイナーがこだわりにこだわりを持って、作られたからこそできたもの。

開発担当:丸山さん(商品企画部紳士担当)

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―なぜプレミアムラインを制作することに?

“ ザ・REGAL ” って感じの靴がレディースにはなくて、海外に行くとメンズライクなレディースの靴はたくさんあるのに、うちにはないなということで、制作することになったんです。

せっかくならREGALの魅力を存分に活かしたレディースラインを作ろう!ってなったのが始まりですね。

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当時のプレミアムラインの品々。
前3足と2列目のダブルモンク(右から2番目)は現行品。その他は木型は同じだが色違いで現在売られたものや廃盤になったものも。


―こだわりの部分を教えてください!

自社の魅力を存分に生かしたレディースラインを作ろうと心に決めて制作に励みました。
シュッとしていて、360度どこをとってもお洒落なデザインにしたかったんです。
そこで、男性の革靴は女性のものよりも長めの靴が多くて、イメージとしてはシュッとしているものが多い。
プレミアムラインでは女性ものでも洗練されたイメージにしたかったので木型はロングノーズのものを取り入れました。

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▲実際の木型 
ロングノーズかつ靴に動きが出るようサイドにはハイライトラインを使用


―なるほど。360度どこから見ても綺麗なフォルムです。

その秘密がここにあるんです。

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上写真、矢印部分のエッジが出っぱっているの、おわかりいただけますか?

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👆
ここが平らじゃなくて、ちょっと出っ張っているので横から見た時に照明の光が当たりやすくなり、より艶やかに見えるんです!


ほぉ〜!!なるほど!😳
通りでどこからどう見てもピカピカつやつやなわけです。

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―ここが肝だなんて、知らなかったです!ずっと素材そのものが艶やかだから自然に光ってるのかと(笑)

店頭での見栄えを考慮して、靴に動きが出るようにハイライトラインに仕上げたんです。
横向きに靴を置いたときに、靴が平坦ではなく少し形に動きがあった方が照明の反射の仕方や艶の見え方が全然違うんですよね。
靴の魅せ方というのは店頭では本当に大切なことなので、店内をより華やかにするためにも、こういった細かい部分がすごく大事になってくるのでこだわって作りましたね。

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車のプレスラインの様な、サイドに流れるエッジを作ることで、靴自体に躍動感をもたらしてくれるんです。それと同時にスポーティーに見せる効果もあるので、ちょっとメンズライクに、尚且つ洗練された印象を与えてくれるようにデザインしました。

照明が当たった際にできるライン下の陰影がこれまでには無い艶やかさと美しさなんです!👞(めちゃめちゃ綺麗です。)


惜しみなく手間暇をかけて制作に挑んだ

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―当時からどういったシリーズにしようとか、靴の形とかは既にイメージされていたんですか?

いえいえ、たくさん時間も手間もかけました。
デザインだけにこだわって、カッコよくするならまだしも履き心地も良いものにしたくて。

(実際のデザイン図)

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これが

実際に形になり、、

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▲デザイン図から実際に形になった靴たち
この中から商品化されたものも。


REGALならではの“美しさ”“履きやすさ”は絶対に外せないのでそこは意識して作る様に心がけていました。
プラスして色もすごく重視しましたね。

色!確かにどれも独特な深みのある色ですよね。

はい。やっぱり目を引くものは色味が綺麗なものが多いと思うんです。
もちろんデザインも大切な要素なんですが、色味が珍しかったり綺麗に発色していたりすると、店頭でも立ち止まってくれるお客様が多いんですよね。
ブラックやブラウンでもありきたりの色を使うのではなく、より深みがかった色を用いたり、艶やかに見える様に素材にもこだわりを持って制作しました。



カーキやブルーなど、珍しいカラーの靴も多いのですが、すんなりとコーディネートに馴染むのは丸山さんの配色や素材選びへのこだわりがあってこそ。


漢字1字でデザインをイメージ


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こちらは実際の企画書。

いくつかREGALのイメージに合った漢字1字をピックアップし、その漢字のイメージを表すかの様にデザインしたそう。

実際に採用された漢字は以下の3つ。


 ―はな― :すぐれていて美しいもの

 ―はぐくむ―:大切に、やさしく育てる

 ―たおやか―:しなやかでやさしいさま

ダブルモンクやウイングチップ、種類ごとによって見合った漢字に分類され、イメージを決めていくというなんとも粋なデザインの発想法。
中々こういった作り手の想いというのは反映されませんが、知れば知るほど靴に愛着が湧くものです。

既にプレミアムラインを持っている方は、持っている靴がどの漢字に分類されているか見てみるのも面白いかもしれませんね。
これから買うつもり!という方はあえて好きな漢字から決めてみるのも、ちょっとお洒落でツウな決め方かもしれません。


徹底的に履きやすさを追求

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お客様はじめ、社内でも愛用している社員が多いですね。見た目からは想像できないフィット感にいつも驚かされます!

嬉しいです。

プレミアムラインは仕事柄よく歩く方にも履いてもらいやすいように、3Dプリンターを駆使して女性の足にフィットしやすいように設計しました。

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▲当時3Dプリンターで作られた新木型

特に、女性の方は外反母趾で悩んでいる方も多いので、親指が曲がりにくいインラインストレート木型というものを取り入れ、足に悩んでいる方たちにも履いてもらえる設計にしました。

基本的に指の障害は足が前に滑ってしまい、障害をひきおこすことが多いんです。

なので、踵が前に行きにくいようにトゥーバーを設けて指を楽にすることも意識しました。プラスして、傾斜のないヒールとオワン状のスポンジで、踵が前に滑りにくい工夫もしました。

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私も実際にプレミアムラインのダブルモンク愛用していますが、
トゥーバーがあることで前にずれることなくピタッと吸い付く様にフィットしてくれるんです。
履きやすさの秘訣は徹底的な細部のこだわりが関係していました。


―素材にもこだわりを持って制作されてますよね。

婦人靴にはあまり使用されない紳士用の肉厚な裏革を使用することで他社にはない足あたりの柔らかさを実現しました。
柔らかさにプラスして、抜群の吸放湿性なんです。

―だから蒸れにくいんですね!
デザインはもちろん機能性も抜群なのでもっと世に広まってほしいです。

まずは皆さんに知ってもらうところからかなと思います。おそらく、オフィスカジュアルの中で革靴を当たり前に履く女性はまだ少ないと思います。
だからこそ、このプレミアムラインのテーマである美しさ履きやすさを皆さんに一度体感していただければ、革靴への価値観も今までとまた違ったものになってくるんじゃないですかね。
ぜひ、オンオフで合わせて履いていただきたいです!


おまけ

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ちなみにプレミアムラインは全て後ろに踵ループをつけています。
履くだけでREGALのプレミアムラインというトレードマークの様な存在。

こういうのがあると、一眼見てREGALだ!ってわかりますもんね。

はい。履いてるだけでREGALの靴だとわかるようにオリジナル性を演出しました。
あんまりここにポイントを持ってきている靴って他にはないから、ちょっとお洒落だし特別感が出るとおもいます。
実は踵だけじゃなくてソール部分のこんなとこにも、シルバータグをつけてるんです。
このシルバータグはお客様からも好評で、嬉しい限りです!

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笑顔で答えてくれた丸山さん。
これからも変わり続ける時代と共に自身が生み出していく革靴も変化し続けるものでありたいと言います。


やっぱりお洒落に見えるもの・かわいい!とときめくものってそう見せるための何らかの法則があるんですよね。

それを熟知したデザイナー・職人が一つひとついかに良く魅せるか・お客様に喜んで履いてもらえるかという強いこだわりを持って作られているからこそ素敵なモノは生まれるのだなと改めて感じました。

普段何気なく履いてる革靴も、実は職人・デザイナー、一人ひとりの想いが形になったもの。


作り手の想いを想像しながら、靴を履くのもまたいつもと違った気分になれるかもしれませんね。






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【プロフィール】 丸山 睦
東北工業大学工業意匠学科卒。
実家が電気屋なことから、家電デザインを学ぶ。靴に元々興味があり、家電と市場が似ていたことからリーガルコーポレーションにて靴のデザインをはじめる。


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今回取り上げたプレミアムライン商品一覧はこちらから


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