被災された皆様にお見舞い申し上げます。
元旦の夕刻、めまいがしたかのような横揺れ。家がきしんでいる。
東北での震災が頭をよぎる。私の家は特別被害はないようだが、揺れがおさまるのを待って、慌てて震源を確認する。
能登だ。
このところ能登半島では大きな地震が続いていた。
今日はお正月しかも元旦、TVの新春特番はすべて緊急特番に切り替わった。
最大震度7が襲ってきたのが16時10分頃だから、日没まで猶予はない。
どうすることもできないが、多くの人が津波から逃れることを祈るばかり。
冬の日本海沿岸、寒さは避難を困難にする。避難生活にも大敵だ。
大地震では火災も発生しやすい。ストーブなどの使用中に家が倒壊したらひとたまりもない。道路も陥没や隆起、家の倒壊、倒木等で寸断されれば消火活動は不可能となる。木造家屋の密集地帯では次々と燃え広がってしまう。
命が残れば今の世支援は必ず来る。どうかこの局面を乗り越えてほしい。
一夜明けるとマグニチュード7超えの惨状が次々と白日の下にさらされる。倒壊、火災、土砂崩れ、インフラの寸断、がれきの下の生存者報告も。
亡くなった方もいらっしゃる。御冥福をお祈り致します。
世界の地震の5分の1は日本で起きているという説もある。日本国民はいつ何時地震の発生に遭遇するかわからない。そもそも日本は複数のプレートが重なる場所にあり、火山活動による地下の岩盤の破壊なども多いため地震が起こりやすい国なのだ。明治以降マグニチュード7を超える地震だけでも20を超えている。
特に阪神淡路大震災、東北地方太平洋沖地震、熊本地震などは被害も大きく、改めて日本人に地震の恐ろしさを知らしめてきた。
地震の予知は難しいものらしい。実態をつかめてない地下奥深くで起こることなど正確に予想できるわけがないか。
だとすると地震が起こった瞬間の生き残るための対応と速やかな震災後の復興プロセスの確立で地震と戦うしかないのではないか。
今、自分が地震に遭遇したらどう動けば生存確率を上げられるか?
シミュレーションしておくことも大切だ。今、地震が起こるかもしれない。
被災された皆様改めてお見舞い申し上げます。
微力ながら復興に協力させていただきます。
【REG's Diary たぶれ落窪草紙 1月2日(火)】