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#165:体にもお肌にもいい・・・リコピン

先日、焼いたトマトを具材に入れたハンバーガーを食べてみました。
煮込んだりしたトマトソースはよくあるけど、焼いたトマトって・・・と思いながらも食べてみたら結構美味しかったです。
さてトマトといえば、赤い色素のリコピンという栄養素がとても有名ですね。リコピンは主に抗酸化作用がとても強く、これは遺伝子や細胞を傷つける活性酸素を撃退して、体を元気な状態に戻してくれます。抗酸化作用はニンジンやホウレン草でお馴染みのβーカロチンにもありますが、リコピンのその作用はβーカロチンのおよそ2倍以上ともいわれています。
また、健康面だけでなく美容面でも活性酸素は、肌の状態に大きな影響を及ぼすとよくいわれますが、そんな時にもリコピンは、紫外線によって生じるメラニン(シミ・ソバカスの原因)の生成を促進する活性酸素を防ぐ作用もあります。
さらに、トマトの酸味であるクエン酸は疲労物質である乳酸を抑制する働きもあるので、疲労回復にはぴったりの食材ともいえます。リコピンは嬉しいことに熱にも強いので、焼いたり炒めたり煮込んだりしても成分がそれほど減少しないうえに、油にも溶けやすいので、油を使った料理でも吸収がぐんと高まります。

いろいろ工夫して摂取するようにしましょう。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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