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#213:リンゴ? 洋ナシ? 脂肪の付き方

脂肪は大きく皮下脂肪と内臓脂肪に分けられます。
よく体型で、『洋ナシ型』と『リンゴ型』といういい方をしますが、腰から下腹部 、おしりから太もも・・と下半身を中心に洋ナシのように下にどっしりと太るタプは、皮下脂肪が多い体質で、40才以降の特に女性に多く、健康上にはそれほど問題はないけれども痩せにくいという特徴があります。

一方、下半身よりも真ん中(胃やお腹等)がでっぷりと太っているのは、内臓脂肪が多いリンゴ型タイプ(あおむけに寝ても皮下脂肪じゃないから指でお腹をつまみづらい)で、こちらは洋ナシ型よりも痩せやすい(血行の良い内臓周りにある脂肪だから)のですが、長く放っておくと糖尿病や高血圧、脳梗塞等の重大な成人病に発展しやすくなるという深刻な問題があります。

対処法(ダイエット法)は、どちらも規則正しく持続性を持って運動と食事管理をするのがモチロン大前提なのですが、洋ナシ型は皮膚のすぐ下の脂肪は外からの刺激を受けやすいのでマッサージ等で血行をよくして、さらに筋肉をつけるために無酸素運動(かるい筋トレ)と家事等のこまめにチョコチョコとよく動いて励むダイエット法を行うと効果があります。

一方のリンゴ型の方は、先の規則正しく持続性のある運動(ウォーキング等の有酸素運動)と食事管理(カロリーチェック)の習慣化を徹底して行うようにすることをぜひこころがけましょう。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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