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#246:乗りもの酔いには、次のツボ療法が効果的です

今年の夏は外出規制なしで、いろいろな交通手段で出かけることも多いと思います。そんな中、乗りものに弱い人は移動の際、とても憂鬱ですね。

乗りもの酔いには個人差があります。どんな乗りものに乗っても平気な人もいれば、ちょっとしたバスやタクシーに乗るだけでもすぐに気持ち悪くなる人もいます。原因は、その人の平衡感覚の問題や、自律神経の失調などさまざまですが、普段は平気な人でもその日の体調の悪さによって(睡眠不足や、胃腸の調子を崩していたりしている時など)気持ち悪くなってしまう場合があります。普段、乗りもの酔いしない人も、長時間乗りものに乗るとわかっている前日は、体調を整えておくのが賢明です。

乗りもの酔いには、次のツボ療法が効果的です。ムカムカした時、または乗りものに乗る前の対策として利用しましょう。

1)『鳩尾(きゅうび)』・・・みぞおちの部分で、胸骨下端から指一本分下。
2)『労宮(ろうきゅう)』・・・手の平のほぼ中心で押すと気持ちがいいところ。
3)『内関(ないかん)』・・・手の平側の手首から肘へ指三本分いったところ。

1)~3)すべて、少し強めに指圧すれば効果的ですし、3)以外は、乗りものに乗る前に米粒をばんそう膏に貼り付けたものを貼っておくと(乗りものよいがひどい人は数日前から貼っておく)より効果があります。乗りもの酔いしやすい人はぜひ実行してみましょう。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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