見出し画像

黄色が紅くなるまで。日記2023.5.15-5.21

2023.5.15

休日。八戸へ。
久しぶりの遠出。

ラーメン大好きなので、昼ラーは多い。
ラスト一杯。ギリラッキー。
どろっどろの煮干しを注入。

中華そば まる井 こく煮干し中華



行ってみたかった文具店と
あとは、本屋さんとか。

アダチ文具 八戸類家店
TSUTAYA八戸ニュータウン店

店入荷のなかった、ヨルシカ×新潮文庫コラボレーション限定カバーを2冊購入。

『幸福な王子』が子どもの頃から好き。
中身は一緒なのに買ってしまう。これぞカバーの魔力。そして数冊買ったら、今度は揃えたくなってくるっていう……。

ヨルシカ×新潮文庫コラボレーション限定カバー


2023.5.16

楽しみにしていた
第36回三島由紀夫賞と山本周五郎賞の発表日。

第36回三島由紀夫賞は
朝比奈秋さんの『植物少女』

第36回山本周五郎賞は
永井紗耶子さん『木挽町のあだ討ち』に決定!

『植物少女』は芥川賞候補に上がらなかった時、とても残念に思ったので、三島賞受賞すごく嬉しい。
受賞者記者会見も観て、充実。
永井紗耶子さん、受賞とっても嬉しそうでめっちゃかわいかったな〜

ひとつ楽しみが終わっちゃったけど、選評が楽しみ。

脳内マカロン変形します。
もう読む前のマカロンの形に戻れない。



2023.5.17

小学校に読み聞かせへ。

高畠那生さんの『だるまだ!』を読んで大盛り上がりしたところで、続編の『まねきねこだ‼︎』をジャーーン!と出したら、みんな大喜び♪このナンセンスな感じがたまらない。やっぱりユーモア絵本は読んでて楽しい。

『ゆかしたのワニ』もワニの大きな口の中でみんなソワソワ、ハラハラ。ドキドキしちゃうよね。
みんなで楽しい時間を過ごせた。

高畠那生さんの絵本が大好き。



2023.5.18

夜ご飯食べてたら、ららぽんぬに急に「目ぇつぶってて!」と言われ、目を瞑りながら納豆ご飯食べてたら「くさっ!納豆臭っっ!」って言われながら、なにやら手首を拘束される…!って思ったら、腕時計だった。ちょっと遅い誕生日プレゼント。ありがとう〜♡これからは時計見るたびに嬉しい時間が刻まれてくね。


2023.5.19

ダイソーのキャンペーンシールを集めて
リサとガスパールのグッズをゲットする。

「じゃーーん!」と見せると
「お〜ガスとガスパール!」と、ごぅくん。

リサとガスパールです。
ボトルも欲しいんだけど、シール38枚…期限間に合うかなぁ。

キャンペーンシール配布期間
2023年7月19日まで


多和田葉子さんの新刊文庫
『星に仄めかされて』購入。

多和田葉子さん 講談社文庫コレクション


2023.520

お電話のお問い合わせで、タイトルを全部読んでと言われて、タイトルを読んでも読んでも違うと言われて、どういうことか全然わからないでいると、あんたはなんてバカなんだと言われてしまった。結局、目次を全部読んでほしいとのことだった。
お昼休みに入ると、トランティスからおもしろ動画のLINE来てて、観たらウケて、「ありがとう笑なんかさっきお客さんにバカ言われたけど元気出た♪目次全部読まされたでな」って言ったら「俺が読んだる!」って返信来て、そっち?ってなったけど、そっちなキミが好きやよ。

2023.5.21

ラジオ出演の日。以前一度だけラジオに出たきり。喋るのはとにかく苦手だけど、本を届けたい一心で自分を奮い立たせる。

大好きな川上未映子さんの『黄色い家』をご紹介させていただく。

『黄色い家』のしおりに、

だいじょうぶ、
わたしはだいじょうぶ、頑張れる、
わたしはぜったいだいじょうぶ、
わたしはぜったいに頑張れるーーー

という本文より抜粋の言葉が書かれているのだけれど、それを目の前の壁にお札のように貼って、まじないのように唱えて発声練習して出番を待っていたのも虚しく、声の出し方とか全然なってなかったし、反省点が多々あった。

『黄色い家』販促物の家型しおり


でも、まさか自分がフェードアウトしつつ、「紅」がフェードインする日が来るなんて笑
よくよく考えたら、たしかにここは紅以外ないだろうけれど、完全に不意打ちやられた。

物語の主人公の花たちと同じ、私は彼女らと同年代で、X JAPANのほうの90年代を生き、桃子と同じくHIDEを失った。私、桃子やったな。カラオケでXジャンプとかようしたな(曲違うけど)ほんま懐かしいな。懐かしすぎて関西弁になってまうな。

ラジオ出演が終わって放心してるところに流れるイントロのアルペジオ。よく弾いてたよな…とか記憶が音のように重なり想いが募ってくると、それが膨らんで爆破するかのように荒々しいドラムの音の渦に記憶が巻き込まれていく。「紅だぁーーー!」って叫べばよかったか笑 なかなか言葉には表しきれない感慨深さだった。


そんなラジオを無事終わり、
1話だけでも観てほしいとららぽんぬに言われ、夫婦でしぶしぶ『推しの子』鑑賞会が始まる。
おやつにサーターアンダギーを作りつつ、アイドルとかあんまり…と乗り気じゃなかったのに、思ってる感じと違って、謎が気になり出し、結局今観れる分全話観てしまう。

園児が読んでる本をパッと見て、ん?講談社文庫?京極先生?って言ったら、なんでわかるんだよって言われたけど、やっぱり合ってて、びっくりされたけど、本好きならわかっちゃうよね。

そんな日曜日。ひと段落してもやることはたらふく抱えて、また月曜日が来る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?