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新卒でも中途でも【建設業界で働く5大メリットとは】

建設業界で働くメリットを説明

ちょっと敬遠されがちな建設業界ですが、悪いイメージがありますが、実はメリットが沢山あることを説明させてください。
2分くらいで読める本記事で、建設業のイメージがガラッと変わるかも?

建設業界に対するイメージと、実態には大きなギャップがあります。

多くの人が「きつい」「危険」「汚い」といった3Kのイメージを持っていますが、実際には、この負のイメージを払拭するべく、各建設会社では改善が進んでおり、結果として、多くの魅力とメリットがあります。

しかし、それでも不人気な建設業界。
確かに、悪いイメージ通りの会社もあるでしょうが、それ以上に優良な企業は多く、また、建設会社に入社したからと言って、ずっと3Kな工事現場で作業しているという事だけではなく、勿論、多種多様な部署があります。

ここでは、建設業界で働くことのメリットとデメリットを具体例を交えて、建設業界で働くことの魅力を、詳しく説明します。

1. 安定した仕事と高収入

メリット:
建設業界は社会基盤を支える重要な産業であり、経済の変動に比較的強いです。
例えば、地震や災害が発生した際には復興や再開発のプロジェクトが増え、
安定した雇用が確保されます。

コロナの時期や、自然災害のときでも、成長していた企業もありますし、どんなにインターネットが発達し、IT業界が成長したとしても、リアル店舗が無くなるとは思えませんし、PCやスマホを作るのは工場であり、配送する物流センターやデータセンターは、国内に建設されていますし、将来的には建て替えや改修工事が必要となります。

つまり、需要が途絶える事はありえません。
無論、会社によって、差はあります。

また、会社規模によりますが、経験と実績に基づいた昇進システムが確立されており、能力と貢献を正当に評価される機会が多くあります。

具体例:

  • 公共事業: 道路や橋梁の建設・修繕プロジェクトは、政府からの安定した予算が確保されているため、長期的な雇用が見込めます。

  • 災害復興: 震災後の復興プロジェクトでは、多くの建設業者が必要とされ、短期間での大量雇用が発生します。

新卒&中途採用へのアピールポイント
新卒の皆さんにとって、安定した仕事と高収入は非常に魅力的です。
建設業界では、若手の成長を支援するための研修制度やメンター制度が充実しており、早期からキャリアを築くことができます。

人手不足、若手不足だからこそ、新卒者は大切にされますし、中途採用者にも大きなチャンスがあると言えます。

デメリット:

  • 季節労働: 一部の建設業務は天候に左右されるため、季節によっては仕事が減少することがあります。これは会社や業種によりますが、仕事の量に波があったとしても、長期の連休を取得できる企業の求人は多いと感じます。

2. 資格取得とキャリアアップ

メリット:
建設業界では、専門的な資格がキャリア形成において非常に重要です。
多くの企業が資格取得を支援しており、受験費用の補助や勉強会の開催など、社員が資格を取得しやすい環境が整っています。
これにより、プロフェッショナルとしてのスキルアップが可能であり、将来的なキャリアアップにも大きく貢献します。

具体例:

  • 一級建築士: この資格を取得することで、大規模な建築プロジェクトの設計や監理を担当できるようになります。

  • 施工管理技士: 施工現場の管理や品質保証を行うための資格で、取得することで現場監督としてのキャリアが広がります。

中途&新卒採用へのアピール:
新卒の皆さんにとって、資格取得の支援は大きな魅力です。
建設業界では、入社後すぐに資格取得を目指すことが奨励されており、早期に専門的なスキルを身につけることができます。

特に中途採用者についても、新卒と同様な教育プランがあったり、スキルセットとして各種の研修が予定されたり、面倒な研修や苦手な試験勉強も、長期的な目で考えるとメリットでしかありません。

デメリット:

  • 資格取得の難易度: 一部の資格は取得が非常に難しく、長期間の勉強が必要です。なかには、研修を受けるだけで取得できる資格もありますし、有資格者が多い環境にいると、資格取得にはメリットが多いです。建設会社では少ないですが、資格を軽視する会社では、資格取得の機会がなく、長期的にはマイナスだと言えます。

3. 多様な業務での成長

メリット:
建設業界では、同じ会社にいても様々なプロジェクトや業務に携わることができます。
これにより、幅広いスキルと経験を積むことができ、個々の成長を促進します。
また、他の業界や同業他社へのキャリアチェンジも容易であり、建設業界で培ったスキルは他の業界でも通用します。

具体例:

  • プロジェクトマネジメント: 大規模な建設プロジェクトの管理を通じて、リーダーシップやチームマネジメントのスキルが身につきます。

  • 設計と施工: 設計から施工までの一連のプロセスに関わることで、総合的な建設知識が得られます。

中途&新卒採用へのアピール:
新卒の皆さんにとって、多様な業務経験は大きな魅力です。建設業界では、若手社員が様々なプロジェクトに参加し、早期から実践的な経験を積むことができます。

営業活動や、見積もり作成、または総務系の仕事もありますから、どの業務でも実務を通じて学んだ事は、その会社で働く上でも役立ちます。

つまり、異業種からの転職でも応用できるスキルや経験は多いはずです。

また、残念ながら、他業種への転職を決意した場合でも、きついというイメージの建設業界で頑張ってきたということだけでも、絶対に好印象ですが、この記事を読んでいる人には、建設業を支える人材になっていただきたいと願います。

デメリット:

  • 多忙なスケジュール: プロジェクトの進行状況によっては、長時間労働や休日出勤が必要になることがあります。これは、特に各企業が力を入れているところであり、会社の差は大きいかもしれません。どこまでフォロー体制が整っているのかは、重要なチェックポイントだと感じます。

4. 社会貢献と達成感

メリット:
建設業は社会貢献度が高く、自分の仕事が地図に残るという大きなやりがいがあります。
大規模なプロジェクトに携わることで、社会に対する影響力を実感できるとともに、完成した建物や構造物が後世に残るという満足感を得ることができます。

具体例:

  • 公共施設の建設: 学校や病院などの公共施設の建設に携わることで、地域社会に直接貢献できます。

  • インフラ整備: 道路や橋梁の建設を通じて、地域の交通インフラを改善し、多くの人々の生活を支えます。

中途&新卒採用へのアピール:
新卒の皆さんにとって、社会貢献と達成感は大きな魅力です。建設業界では、自分の仕事が社会に与える影響を実感しながら働くことができ、やりがいを感じることができます。

ありがとう。と直接言われる充実感もありますし、何よりも携わった建物が街にあるという感覚は、ものづくりの醍醐味であり、これは他業種には負けません。

デメリット:

  • プレッシャー: 大規模プロジェクトでは、納期や品質に対するプレッシャーが大きくなることがあります。割と若い世代にも、現場や重要な業務を任せる会社もありますが、これは成長してもらいたいと親心な事が、ほとんどです。人手不足や、シンプルに雑な企業は少なくなっているとは思いますが、ここは入社前に担当者に、よく話しを聞いて、納得してから入社しましょう。多くの企業では、若手を育てる環境に力を入れていますから、そういう考えの会社へ入る事を推奨します。

5. 技術革新の最前線

メリット:
建設業界は、ドローンや3Dプリンティング、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)など、最新の技術を積極的に取り入れています。これにより、業務の効率化や品質の向上が図られ、常に新しい学びが得られます。

具体例:

  • ドローン: ドローンを使った現場の測量や監視により、作業の効率化と安全性の向上が図られます。

  • BIM: BIMを活用することで、設計から施工までのプロセスをデジタルで一元管理し、ミスを減らし、コストを削減できます。

中途&新卒採用へのアピール:
新卒の皆さんにとって、最新技術の活用は大きな魅力です。建設業界では、最先端の技術を学びながら実践する機会が多く、技術者としての成長が期待できます。
現場だけではなく、積算や見積もり、顧客管理から、経理関連まで、多くの業務でDX化が求められています。
こういった最新ツールに触れることは、実務が楽になり、効率的になるだけではなく、例えば、建設業をターゲットにしたIT企業への転職などでも、かなり有利になると言えます。

デメリット:

  • 技術の習得: 新しい技術を習得するための研修や勉強が必要であり、時間と労力がかかることがあります。日々、新たなツールが生まれていますが、こういった技術革新に対応している企業や、それを目指している企業に入る事を選択すれば、システム導入を通じて学ぶ事が本当に多く、将来的に、それは大きな経験とスキルになるでしょう。

結論

建設業界で働くことには、多くのメリットがあります。
安定した仕事と高収入、資格取得とキャリアアップ、多様な業務での成長、社会貢献と達成感、そして技術革新の最前線で働くことができる点など、他の業界に比べても圧倒的に有利です。
建設業界での経験は、他の業界でも通用する強みとなり、将来的なキャリアチェンジにも大いに役立ちます。

中途&新卒の皆さんにとっても、建設業界は魅力的な選択肢です。
安定した雇用と高収入、資格取得の支援、多様な業務経験、社会貢献の実感、そして最新技術の活用など、多くのメリットがあります。
建設業界でのキャリアをスタートさせることで、将来の可能性が広がります。


建設業界で働けば、人生バラ色なんて事はなく、もちろん大変な事や辛いことも、しっかり待っています。
それでも、どうせ働くのであれば、『潰しが効く』建設業界で働く事をオススメします。
とんでもない会社だったり、どうしても辞める決断をしたときは、転職という選択がありますし、そういう選択肢の多さや優位性で考えれば、建設業界で働く魅力は、他業種より上だと確信しています。

とは言え、どこで働くか、何を目指すのかは、人それぞれですし、誰かに強制される事ではありません。
けれど、それでも、建設業界を応援するホームページ[建設のススメ]の管理者としては、多くの人にこういった考えや想いを共有できれば幸いです。

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