ミシュラン星付きレストランに老舗の石材店が納品できるようになるまで〜製造業のための売り上げアップ講座
売り上げアップの秘訣(ひけつ)をつかみたい。予算も人手もあまりかけられないけれど……。
相談者の多くが成果を実感する「岡崎ビジネスサポートセンター」(オカビズ、愛知県岡崎市)の秋元祥治さんがファミリービジネスの課題に応えるオンラインセミナーを開催します。今回のキーワードは「製造業」「アップサイクル」です。
8年間で3000社以上、2万件を超える相談が寄せられた「行列のできる経営相談所」、オカビズ。センター長やチーフコーディネーターを務めてきた秋元さんが9月21日(水)、今ある経営資源を使って、売り上げを増やす「ひらめき」と「工夫」のコツを伝授します。
今回、事例としてご紹介するのは、墓石の製造・販売をメインにしてきた稲垣石材店(愛知県岡崎市)。4代目となる稲垣遼太さんは、地元名産の御影(みかげ)石や国内外の自然石、大理石の端材をアップサイクルし、石の器ブランド「INASE(イナセ)」を立ち上げました。
セミナー当日は、ゲストの稲垣さんとともに、商品開発の経緯を振り返りながら、秋元さんが売り上げアップの秘訣をお話しします。
#売り上げアップ
#いいトコ探し
#アップサイクル
#自社を伸ばす
<<お申し込みはこちら>>
↓↓↓↓↓
https://refalover-program-01-04.peatix.com/
▼自社を伸ばすプログラム「秋元祥治のいいトコ探し塾」
リファラバは10月上旬から「秋元祥治のいいトコ探し塾」のゼミをスタートします。このゼミでは、受講者が秋元さんと直接やりとりしながら、お金をかけることなく売り上げを伸ばせる、ひらめきのコツと発想法を学んでいきます。ゼミへの参加に関心のある方々は特に必見です。
開催概要
日時:2022年9月21日(水)正午~午後1時
場所:オンラインイベント
(※お申し込みいただいた後、視聴URLを送付します)
定員:300人 無料
主催:毎日新聞リファラバ編集部
タイムテーブル
11:50 オンライン開場
12:00 オープニング、登壇者紹介
12:05 売り上げアップ事例紹介(稲垣石材店さん)
12:20 秋元さんによるポイント解説
12:45 視聴者との質疑応答
12:55 クロージング
★ 視聴者の皆さんから質問を募集します
イベント当日は、視聴者の方々からの質問も受け付けます。
売り上げを増やしたいけど、予算も人手も足りない
ヒットする商品のヒントがほしい
可能性を感じているけど、思ったように売れない
など、ぜひ皆さんの悩み事を秋元さんにぶつけてみてください。
<<お申し込みはこちら>>
↓↓↓↓↓
https://refalover-program-01-04.peatix.com/
端材を使った「石の食器」
岡崎は、良質な御影石を産出する日本3大石品生産地のひとつです。しかし、墓石や灯籠(とうろう)、石細工などの石材市場の規模は、2000年に約4500億円だったものが、2015年に約2500億円と半減。創業95年を数える稲垣石材店の4代目、遼太さんはその歴史と伝統、技術を次の100年につなぐため、墓石だけではない「石の魅力」を発信しようとしています。
遼太さんが着目したのは、墓石など石製品の製造時に出る端材でした。それまでは産業廃棄物として廃棄するほかなかった端材を生かせないだろうか。
そう考えた遼太さんは石のお皿をつくり、ハンドメードやクラフト品のネット通販サイト「Creema」に出品してみました。すると、神戸のステーキレストランから問い合わせがあり、デザイン段階から約1年間の製作期間をかけて納品。その後も継続的に受注が入り、この製品に可能性を感じました。
しかし、思ったほどは売り上げが伸びていかない。遼太さんがオカビズに相談に来たのは、こうした状況を打開したかったからでした。
思ったほどは売れない。どうすれば…
商品やサービスとしての可能性は感じるけれど、どう磨き上げていけばいいのだろうか。ファミリービジネスの方々が直面する課題です。
稲垣石材店の石のお皿は、端材とはいえ、石材は最高級の品質。その高級感や上質な仕上がりから、高級外食店への販売にチャンスがありそうです。加えて、端材の利用は「アップサイクル」という時流にも合致します。
高級外食店の目に留まるには、どうしたらいいか。秋元さんは、この製品の「いいトコ」を整理し、書き出しました。
匠(たくみ)と呼ばれる石職人の技術と徹底したこだわり。そこから生まれる世界にたった一つのオーダーメイドであること
石職人が依頼者とすり合わせをしながら一点一点製作するため、依頼者のイメージ通りの多様な色、模様、質感、温度を実現できること
端材だけでなく、厳選した石材を使用できる。石切り場で石を選ぶところから製作することもできること
の三つでした。
コンセプトを明確にする
秋元さんと稲垣さんがたどり着いた新たなコンセプトは、「最高級の石から、熟練した職人の手仕事によって生まれたオーダーメイド石食器」。ブランド名は、創業者である稲垣清市(いながき・せいいち)さんのあだ名「いなせ」、粋であるという意味の「いなせ」、稲垣石材店を短縮した呼び名「いなせ」、こうした着想から「INASE(イナセ)」と名付けることにしました。
ダイレクトメールや訪問、SNSを活用した発信などの地道な営業から始め、実際に採用事例が生まれると評判を呼ぶようになり、今ではミシュランの星付きレストランや高級旅館などで採用。フランスやシンガポール、スペインやドバイといった海外からも注文が舞い込むようになりました。
「いいトコ」×ひらめきと工夫=売り上げアップ
売り上げアップの可能性は感じさせるけれど、それをしっかりした商品に仕立てていくには、「ひらめき」と「工夫」が必要になります。
イベント当日は、稲垣さんと秋元さんが「INASE」が生まれるまでを振り返りながら、そこに込められたひらめきと工夫を解き明かします。
後半は、秋元さんがこの事例を深掘りし、製品開発や新市場開拓に課題を感じる製造業の皆さんに役立ててもらえるポイントを伝授します。
既にある自社の「強み」や「魅力」を発見し、そこにひらめきと工夫を加えていけば、売り上げアップの道は見えてくる。その秘訣を知りたい方々はぜひご参加ください。
秋元さんはどんな人
リファラバのナビゲーター、秋元さんは早稲田大学在学中の2001年、出身地の岐阜市で地域活性と人材育成をテーマにG-netを創業。G-netの地域活性ビジネスは、2009年に経済産業省の「ソーシャルビジネス55選」に選ばれ、現在では全国で使用される高校「政治経済」の教科書にも掲載されています。
2013年には岡崎市の施設として立ち上がったオカビズのセンター長に就任。岡崎市が過去実施したアンケートによると、オカビズを利用した企業の7割が「売り上げが上がった」「上がる見込み」と回答するなど、驚異的な実績が経営者の間で話題となりました。
その結果、オカビズは1カ月先でないと予約が取れない「行列のできる中小企業相談所」として有名に。近年、秋元さんは、TBS「Nスタ」やKBS京都「Kyobizu」などニュース番組でのコメンテーターや、Yahoo!ニュースやForbes Onlineでの執筆など活動の幅を広げています。
<<お申し込みはこちら>>
↓↓↓↓↓
https://refalover-program-01-04.peatix.com/
▼ 秋元さんが答える「みんなの経営相談」
▼ 秋元さんによる「小売業のための売り上げアップ講座」
▼ Refalover(リファラバ)とは?
▼ リファラバ編集部へのお問い合わせはこちらより