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#19 インターンに大手コンサル内定。やりたいことができる環境を見つけるまで

この記事は、stand.fmで配信しているReeluの就活チャンネル「#19 インターンに大手コンサル内定。やりたいことができる環境を見つけるまで」の音声を書き起こしたものです。

Reeluでは、stand.fmのトーク番組「Reeluの就活チャンネル」を配信しています。毎回およそ5分間、学生や企業の方をゲストにお招きして、就活についてゆるりと語らう音声配信です。

#19 インターンに大手コンサル内定。やりたいことができる環境を見つけるまで

ゲストは24卒でデロイトトーマツコンサルティングに内定した峯嶋さん。 ドローンや宇宙・航空産業を大きくしたい夢を持ち、やりたいことができる環境を愚直に探した就職活動。

ベンチャーキャピタルでの長期インターンや、実際の就活軸や企業の探し方、やりたいことが見つからない就活生へのアドバイスをお聞きしました🙌

<出演者>
峯嶋 航矢さん/ 横浜国立大学 大学院M2
石丸 香織 / 株式会社Reeluスタッフ

峯嶋:横浜国立大学の大学医修士2年の峯嶋航矢と申します。よろしくお願いします。

石丸:峯嶋さんとは、24卒の就活を始めたばかりの時からご縁がありまして。その時から将来像だったり、キャリア観というのがすごく面白いなと思ってお話を聞いていました。今回就活が終わられたということで、色々お話を聞いていければと思っています。

長期インターンについて

ベンチャーキャピタルでのインターン

石丸:まずは峯嶋さんの長期インターン先について聞かせて下さい。どんな会社か?どんなことをしているのか?ざっくり教えていただけますか。

峯嶋:今長期インターンを行っている会社は、主にドローン業界の会社を対象にした投資を行うVCになります。マーケットのリサーチや、特定の企業のリサーチが多くなっていますね。

実際に私がリサーチした内容で、投資の判断が行われたりとか、検討する材料になるようなことをやっています。

石丸:責任感とやりがいのあるお仕事ですね。

峯嶋:そうですね。やりがいはあるんですが、ドローンってあまり世の中で使われていなくて、多分扱ったことのない人もほとんどだと思うんですけど、ドローンの会社っていう規模自体もそんなに大きくなくて、技術も確立していないので・・。

実際にリサーチしても、これ技術ほとんどないよね?みたいなところだったりとか、「こういうの作りたいです」って言ってるけど、まだ製品できてないよね?みたいな会社さんが多くて、それをどうやって評価していくのかという。

何を基準に、ものさしにして評価したらいいのか全くわからないところから始まっているので、すごくやりがいはあるんですけど、難しいですね。

石丸:今、ドローンや投資のお話をすごく熱く語ってくださったのですが、もともとドローンがすごく好きというお話から、その会社さんをご紹介させていただいた記憶があります。

長期インターンと自分のキャリアとの繋がり

今その会社で長期インターンをされていて、自分の好きなことや将来と、どんなふうに繋がると感じられていますか?

峯嶋:まず、自分の好きなこととどのように繋がるか?という点についてですが、今大学院でもロケットの研究を行っていまして、ちょっとドローンから外れるんですけど、航空宇宙全体として好きっていうのがあって。

(今のインターン先は)ベンチャーキャピタルなので、いろんな会社さんを見ていく、航空宇宙のドローンの全体の会社さんを見ていくことになります。

実際にドローンの産業業界がどのように発展していくか?これからもっと発展していくために自分はどうできるか?みたいなところが問われていますね。航空宇宙が好きで、その業界をより大きくしていく段階に関われているところは、私の今”好きなこと”と繋がっていると思うところです。

私の将来としては、今はリサーチという1つのことでしか関わっていないんですけども、もっとその企業自体や産業全体を大きくしていくフェーズに関わりたいと思っています。そのために、新卒ではコンサルティングファームに入社することに決めたので、入社後に得る経験と今の経験の双方を生かして、将来に繋がっていくかなと思っています。

石丸:なるほど。ただドローンが好きだからという理由だけではなくて、業界全体を大きくしたい。さらにはドローンだけじゃなくて、航空や宇宙というより広い領域で産業発展させたいという思いがあるんですね。

人生の目標とも繋がっている

峯嶋:今の日本の産業の中心って、私の考えでは自動車かなと思っていて。でも、自動車っていずれ電気自動車に変わると言われていたりとか、2030年にはガソリン車を廃止しますとか、そういうような声明が出ていて。日本の基幹産業としての自動車産業ってどうなの?危うくない?と言われていると思うんですけども。

でも、私は自動車産業に代わって、航空宇宙産業が日本の基幹産業になると思っているんですね。その理由は話せば山ほどあるんですけど、簡単に言うと、「日本の技術って世界に比べて高いよね」というところから、やっぱりその技術の集結、技術の経験や知恵の集結が航空宇宙産業だと思っているので、そういった面で航空宇宙産業が日本の基幹産業になれるように持っていきたい。そこの何かに関われたらいいな、というのが私の人生の中の目標です。

就職活動について

就活軸とは


石丸:実際就活をしていく中で、就活軸はどの辺りに置いていたんですか?

峯嶋:世の中で一般的によくある「成長ができる」とか、そういった就活軸とはちょっと別で。僕が持っていた就活軸は2つあって、単純に「航空宇宙産業に関われる」こと、そして「発展の産業に関われる」こと。先ほどお話しした、自分の目標を達成するため、この2点ができるかどうか?という軸で就活を行っていました。

なので、就活軸がより具体的なのかなと思っていて。例えば「成長できる」を就活軸にすると言っても、何を?とか、どうやって?とか、いろんな疑問が生まれてくると思うんです。でも、僕がやりたいのは「航空宇宙」で「産業の発展」この2個だけだったので、それを就活軸において就活をしていました。

石丸:やりたいことがすごくクリアな状態で就活をしてたんですね。

峯嶋:そうですね。皆さん、就活を始める前に自己分析とか、どういったことをやりたいのかとか考える機会があると思うんですけど、私は航空宇宙、ドローン、ロケット、航空機とかがやりたいと決まってました。なので、そこに走るだけって感じでしたね。

自分に合う企業の見つけ方

石丸:そうやって聞くと、就活の対象になる企業さんって結構少ないのかなという印象があるんですけど、どうやって自分に合う企業を見つけていったんですか?

峯嶋:まず私は理系で、大学院まで行ってるので、三菱重工さんとか川崎重工、IHCIさんのような重工系のメーカーとか、ANAやJALなどの航空系みたいなところを最初見ていました。

色々企業を見たり、今のインターンでいろんなことを経験していく中で、実際に一つの企業に入るっていうところが、私の中の”産業を大きくする”っていう観点で考えたときにリスクだなというふうに思って。

なぜかというと、会社の持っているサービスとかプロダクトみたいなところに依存するなと思ったからです。入社する会社ができる範囲でしか、自分はできないなあと。それを超えて産業を大きくしていくということ・・例えば僕が三菱重工に入社できたとして、IHIや川崎重工など他の企業の製品を使って何かしようっていったことまではできないんだなと。いわゆるかけ算的なものができないなと思って。

会社を大きくすることはできても、産業は大きくならないなという観点になって、同時にできるものは何だろう?と考えたときに、コンサルファームがあるんじゃないかなと。

このようにして、自分が就活する企業を見つけていきました。

内定承諾を決めた企業の理由

石丸:コンサルの中でもいろいろあると思うんですけれども、最終的に内定を決めた企業さんの理由、決め手を教えていただけますか?

峯嶋:私が内定を決めたのは総合系のコンサルティングファームで、結構グローバルに展開しているコンサルティングファームになります。やっぱりグローバルの規模の大きさっていうところが、まず一つ決め手としてあったのかなというふうに思います。

僕がやってるロケットとかドローン、航空宇宙産業は、グローバルで必要な産業成長で、アメリカ・中国・日本が中心になって進んでいるので。その知見を持って日本の産業の機関、産業にしていくっていうところがまず経由としてあると思っているので、グローバルな経験を積みたいというところがあります。

2点目は、名だたるコンサルティングファームやグローバルに展開しているコンサルティングファームも他にある中で、唯一、(自分が内定先として決めた会社は)宇宙とかドローンとかの航空宇宙産業に特化している部隊があって。最近は合同会社みたいな形で、会社の中で、航空宇宙産業の発展に貢献していく部隊みたいなのを作ったりとか。新産業創造っていうのをテーマに掲げているので、そういった航空宇宙産業をうまく作り出していくみたいな流れがあります。

そういったところで活躍できるんじゃないかなと思って、今の会社(デロイトトーマツコンサルティング)に決めました。

石丸:そもそも峯嶋さんが本当にやりたいことを実現できる会社は、一社しかなかったわけですね。

峯嶋:どこまで僕が見れていたかわからないですけど、僕が見れていた中では唯一だったのかなと思って、そこに運よく内定をいただけたのかなというふうに思っています。

「やりたいことが分からない」就活生へのコメント

石丸:峯嶋さんは、すごくはっきりと自分の将来とか、やりたいことを元に軸を作って就活を進めていらっしゃったんですよね。一方で、今から就活をする学生さんの中には、自分のやりたいことがわからないとか、やりたいことはなんとなくあるけど、どこで実現していくかわからないというふうに、もやもやしている方も多いです。

もしよければ、そういった学生さんへのコメントを頂けますか?

峯嶋:はい。私はどちらかというとやりたいことがあって、就職を進めてきたタイプなので、逆にやりたいことがない、どうしたらいいかわからないみたいな人の相談を結構受けることもあります。

相談された時に、いつも私は「もっと欲に忠実になった方がいいよ」っていう言い方をしていて。どういうことかというと、すごい簡単でよくて。例えばめっちゃ金持ちになりたいとか、毎晩お酒飲みたいとか、めっちゃモテたいとか、なんでもいいんですけど、そこから逆算して、自分の進む道っていうのを決められるかなと思っています。

具体的には、例えば毎晩お酒飲みたいんだったら出社が遅い会社に入社すればいいし、めっちゃモテたいんだったら出会いがあるような企業、例えば渋谷にオフィスを構えてる会社とか、合コン人気ランキングで上位に張る会社とか笑。

そういった目的から決められるところもあるのかなと思っているので。サッカー選手や野球選手になりたいです、みたいな具体的な名詞よりも、「なんかこうなってたい」みたいな理想を出してみると、就活は進めやすくなるのかなと思います。

石丸:なるほど、めっちゃ面白いですね笑。”欲”っていうことは、自分の根幹に近いというか。人から見てカッコ良いっていうことじゃなくて、自分の内側から出てくるような”欲”に忠実にってことですね。モテたいとか、そういうことでもいいってことですね。

峯嶋:始まりはそうですね。それが会社に入ってから「辛くてもモテるんだ!」と思って頑張ればやる気になりますし笑。逆に「お酒飲みたい」だったら、自分はお酒飲むために仕事頑張ってるんだと思えば、仕事のモチベーションにもなると思うので。

石丸:就活の軸っていうと、なんかカッコいいものとか立派なものを想像するかもしれないんですけど、「そういったものが見つからない」と迷子になっている学生さんは、ぜひこの峯嶋さんのコメントを参考にしていただければと思います。ありがとうございました!

<音声版はこちらから>


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