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山で生まれた海の生物。それは魚の目。

1,痛い魚の目の芯を取るときは病院に行きましょう。

歩くたびに「ずきずき」と痛む魚の目には、本当にに辟易とさせられます。 

そんな魚の目がなぜできるのか要因は色々ありますが、足にあっていない靴を 履いているということです。
本来のサイズより小さい靴を履いていることが最大の原因です。
女性であれば、ハイヒールも要注意です。 

魚の目は足を締め付けられる状態続くと発症します。 
症状も軽度であれば、自分で市販薬を用いての治療が可能です。 

しかし、「ズキン」と激痛が走り魚の目に芯が出来るようになった場合、
自分でその芯を 取ることは難しくなります。 

通院する時間を取れず、応急的に自分で芯を取る場合は市販のスピール膏やお灸を用います。 
ただし、表面上は芯がとれ傷みが軽減したと感じても、奥深い所には「根」が残っています。
結果、根本的な解決にはなかなかたどりつけません。 

確実な、魚の目の芯の取り方は病院の皮膚科を受診します。
病院は、さまざまな方法を用い処置します。

魚の目が小さくまだ症状が軽度の場合は、前述のスピール膏や、軟膏などの外用薬での処置をします。 

一方症状が重度になり芯が大きくなっている場合は、メスで切除します。
このメスは電磁波によって暖められていて、魚の目の芯をバターを溶かすように切除します。 
美容皮膚科の看板をあげる病院では、レーザー治療も用いられています。 
この治療方法は、魚の目にレーザーを当て芯自体をくりぬいてしまいます。痛みも出血もなく確実に摘出することができる治療法です。 

このように、痛い魚の目の芯の取り方にもさまざまな方法があります。

自分の症状に合わせ色々な情報を探してみましょう。軽度の場合は自宅での治療も可能ですが、あの人に言えない痛みを覚えてしまったらやはり専門の病院での治療をおすすめします。

2、山で生まれた海の生物、それは魚の目 

山との付き合いはもう半世紀を優に超えています。

都会生まれ、都会育ちの自分ですが 父親が山男であった影響でしょうか、
物心ついた頃から父に連れられハイキングに行っていました。
そんな少年がいっぱしの山男になるには時間はかかりません。
学生時代には あの大きなザックを背負い、アルバイトで捻出した
わずかな資金を駆使して日本中の山を 巡っていました。

当時の装備はいまに比べれば、頑丈に作られていました。
登山靴などその最たるもので分厚い革で重く・大きいものです。
自分に合ったサイズだと思って購入しても2~3週間の山行では
足がむくんできますので全体を締め付けられているようになります。 

山では時に下界ではお目にかかれない珍しい生き物に出会います。

鹿やクマ、北アルプスの雷鳥などがベストスリーでしょうか。 

じつはそれ以上に珍しい生き物に出会っています。
それは海の生き物?の「魚の目」です。 

こいつは厄介なことに、日々順調に成長してくれます。
そんなに育たなくていいよと思っていても大きく、たくましく
なってくれます。そして育っていることのアピールも欠かしません。
それが痛さという方法で話しかけてきます。 

症状が軽い最初のころは、ナイフで削り取ったりして対応していました。
後日わかったことですがこの方法は魚の目治療で無謀な行為でした。

長く楽しかった山行も終わり、下界に降りてから自宅ではこの厄介な生き物とさまざまな方法で格闘しました。市販の軟膏やイボころり、お灸で焼いたり。友人が聞きつけてきた荒療治には「肉親に不幸があると治る」なんてものもありましたが、どれも根本の解決にはなりませんでした。
日々痛みに悩まされ、山男のくせに歩くことにも不自由している姿は
笑いごとにもなりません。
やっぱり根本的に直すには専門の病院での治療に勝るものはないようです。 


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